声

　とてもとても　恐ろしいことが起きました

３月１１日の　東日本大地震　

東北地方で甚大な被害になっています

大津波警報から津波注意報になりましたが

被害に遭われた方々のことを思うと　　胸がつまります


　　　　　言葉にならないです









我が家方面は　震度６弱の揺れでした。

地震が起きた時　私はご近所に外出していました。

大きな揺れが少しおさまった頃　　慌てて家に戻りました





玄関先に置いてあった　自転車は倒れ　　靴箱上の飾りが落ちていました

リビングに入って　みゅっちゃんの名前を呼びました


どこにも　みゅっちゃんの姿が見えず

余震の中　頭がおかしくなりそうになりながら　みゅっちゃんを捜しました

前進したファンヒーターの後ろで　怯え固まったみゅうを見つけ抱き上げた時

涙がこぼれそうでした

　
　　　　ひっきり無しに　襲ってくる余震


猫用バッグにみゅっちゃんを入れ　　お水と餌のタッパーを入れ

バッグを肩に掛けたまま　家の中を見回りました



心配していた　キャビネットの扉は閉まっていて　ＴＶもそのままでした

隣の和室の車箪笥の上の飾り物が倒れていた他は　和室も変わりなし

キッチンに行くと　　食器棚の扉が３ヶ所全部開き　食器が割れ落ちていました


肩にみゅっちゃんが入ったバッグを掛けたまま　割れた食器を片付け　

２階に上がりました

寝室チェストの引き出しが　いくつかスライドし

ワードローブと箪笥の上に置いた箱が落ちていました


二人の息子達の部屋も　ＰＣが机の上で移動してたり　本が落ちてるくらいで　大きな被害無し

ホッとしました。

　　　　　　　　２日後に分かったのですが　箪笥が横に３０㎝位動いていました




その夜　車通勤の夫は職場から戻れず

二人の息子は帰宅難民となってしまいました



２～１０分間隔で来る　震度３や４の　余震に眠れず

みゅっちゃんと二人で　夜を明かしました


３月１２日朝　　次男が戻ってきました

大丈夫っていうメールは届いたけど　　顔を見て　やっと安心出来ました

張り詰めていた　気持ちが　ほわ～～っと　ほぐれました


午後３時過ぎ　　渋滞の道を１５ｋｍ程離れた駅まで　車で長男を迎えに行き

合流出来た時に　　ああ　よかった　と　全身の力が抜けそうでした





時間が経つごとに　募る不安や心配もありますが

震災以来　　

大好きなご飯を半分しか食べられなかったみゅっちゃんの

食欲も徐々に戻ってきたようです


今日やっと　　

みゅっちゃん　って呼ぶ声に　　

みゃ～～ん　って　声を上げてくれました