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キノミキノママ

*ゲームプレイ記やイラスト中心サイト*

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芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~ / 太田出版/鈴木おさむ

2012年01月28日 | 読書万歳
おおおおもしろかった!!!!
おもしろすぎて一気に読んじゃった。顔がぐちゃぐちゃになった。
「テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへの77話」を読んで面白かったので読んでみたらもーねーやられた。

作者は言わずと知れた放送作家鈴木おさむさん。
いろいろなお笑い芸人、テレビの裏側を見てきた人だから描けた小説なんでしょうね。
小説といっても現お笑い芸能人の裏話なんかもちょいちょい載ってたりするサービス付き。

内容は結成11年の売れないお笑いコンビ「イエローハーツ」が
現状を打破すべく交換日記を始めるっていうストーリー。
その交換日記を読んでいくんだけどこれがおもしろい。
甲本はしょうがねえし(笑)田中はツンデレだし(笑)おもしろいのなんの。
私生活ではボケとツッコミが逆ってのもおもしろい。
やっとのことでチャンスをつかんだあたりから二人の運命が動き出す……。
うわーーん(←バカ)

笑ったり泣いたりしちゃうので電車で読むの厳禁です(笑)

『エレベーターで4階へ』 /マリア・グリーペ著/講談社

2011年09月29日 | 読書万歳
これおもしろかったです。
昔懐かしのハウス食品提供アニメでやってほしいくらいおもしろかった。

ロッテンの心情の表現がとても生き生きしてていい。
子供でもないし大人でもないロッテンの気持ちがよく描かれてるねえ。


時間がないので絵描けなかった…残念。


Amazon.co.jp→エレベーターで4階へ (世界の子どもライブラリー)


拍手ありがとうございます!


『勝手にふるえてろ』 /綿矢りさ 著/文芸春秋

2011年03月27日 | 読書万歳
余震も最近は3度以上のがなく、やっと落ち着いてきたーという感じだな。
ただあいかわらずお店にないのは水、電池。まだ買い占めてる人いるのか?
もおいいんじゃないか?もお気づいていいんじゃないか?
もお我に返ってもいいんじゃないか?
私たちよりもそれらを求めている人達がいることを。



さて気持ちを切り替え切り替え。

ゲームをもりもりやりたくはなってきたんだけど本もいろいろ読みたい気分。
というわけで読書感想文。


これおもしろかったなあー。


綿矢さんの作品は一冊も読んだことなかったんだけど
あらすじを見て読みたくなったんだよね。

不器用で傷つきやすく生きてる主人公が痛々しくも滑稽で、でもちゃんと生きようとする感じがよかったなあ。
「付箋」の効果がすごくいい。人を好きになるってそんなことかもしれない。うまいなあーー。感動。

文章は淡々としてるんだけど揺さぶられる感じ。言葉だけで説明しようとしてないところもいい。

綿矢さんの作品他のも読みたくなった!
あまりにも有名で読む気がしなかったんだけど読んで良かった。

Amazon.co.jpへ→『勝手にふるえてろ』

拍手ありがとうございます!

『りこうすぎた王子』 /アンドリュー・ラング 著/岩波少年文庫

2011年03月20日 | 読書万歳
昨日も緊急地震速報がありけっこうな地震が。
一週間は経つのになかなか余震がなくならないねえ。

あとはスーパーとかコンビニとかあとパン屋にまでパンがまったくないねえ。
被災地に送ってるから品薄になってるのか買い占めてる人が多いのか?



それでは久々に読書レビュー。これおもしろかった。

タイトルに引かれて読んでみたんだけど当たりだった。
ラングさんの創作童話です。

大抵昔話では3兄弟(3姉妹)がいて長男次男はひどいめにあって三男が成功するって話が定番だけど
そんな話を覆す、りこうすぎた長男プリジオ王子が大活躍(?)するお話。
てかこのプリジオ王子がいいキャラなんだよねえ。現代っ子というか(笑)
王様も女王様もとっても人間味があっておもしろいんだよねえ。
シニカルだしユーモア満載だしとてもおもしろかったよ!

ラング世界童話全集というのがあって色のタイトルがついた素敵な本もあるんでこれも読みたいなあ。

『向日葵の咲かない夏』/ 道尾秀介 著 /新潮社

2010年07月22日 | 読書万歳
おもしろかった!!!
読み始めるとやめられない止まらない。
ミステリーでホラーな感じなんで苦手な方はご注意を。

読んでるとなんか違和感を感じるのよ。
あるシーンだったり妹との会話だったり。
でもそれがはっきりとわからなくてさ、そのまま読み進めるんだけど
最後にそれがわかったときの驚きったら!!!
またもう一度はじめから読みたくなってしまう作品なのよっっ。
まあ、あまり書くとネタバレになってしまうので書けないけど!

今の時期に読むのにぴったりの作品なんじゃないかなあ。
この猛暑の中ミステリを読んで涼をとるのもオツなもの。

道尾さんの作品いろいろ読みまくりたい。


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