毎日、ウェリナ

お兄ちゃんと
ウェリナのつぶやき
時々ママのつぶやき

これから

2021-05-10 13:39:33 | 日記
ウェリナは寝ていることがとてもとても多くなった。
お散歩も牛歩なみのまろやかな歩み。
もちろん距離もものすごく減りました。
今までなら10分もかからないところを30分から
1時間のゆったりペース。

人間が年老いていく過程と、ワンコが年老いていく過程では
時間のスピードがものすごく違う。

それを理解して心の真ん中に落とし込むまでには随分と
時間がかかりました。納得出来てるようなできていないような。

それでも今まで、精一杯ウェリナにできることだったり
ウェリナに良い事だと思っていた事を惜しみなくやってきたつもりです。

ここに遊びに来てくれる皆さんはきっとウェリナの楽しい仲間たちの事も
たくさん知ってらっしゃる事でしょう。ブログに登場したお友達も
だんだんと「空組」に移り住む様になってきました。
私もウェリナの大切な友達を見送ってきました。

自分でそういう事を覚悟しながらも、「覚悟」ってのは
そう簡単なものじゃないんだという事も分かっていたつもりです。
しかしながら、やはりウェリナが病気になったり、調子が悪くなると
そんな覚悟は木っ端微塵に砕け散ります。それでも、ウェリナ自身は

いつも通り

なんだと思います。自分に起こっている事を受け入れながら
それが流れの中の一つだって本能的に思っているんだと思う。

ウェリナの病気の事をここに書くのは初めてかな。

ウェリナの口調で書かないのも初めてかな。

ウェリナは「高文化型線維肉腫」という口の中の病気があります。
去年の秋にわかりました。まだその時は「可能性」でした。

顎の骨を取るか・・という判断もしなくてはならない事になるかも・・

そして今、取るかもしれなかった骨は溶けて無くなってしまいました。
顎に大きな腫瘍ができ、それが骨を溶かしてしまった様です。

その経緯はここに書く事は控えます。

色々と苦しい局面を乗り越えながら今日まで来た次第です。
顎の骨がなくても柔らかくしたご飯はもりもりと食べてくれてました。
昨日の夜まで。

今朝は半分残しました。しかしサツマイモとりんごのヨーグルト和えは
しっかりと食べてくれました。

いつも当たり間にできていた事が一つ一つできなくなって
それを私やとーちゃんも受け入れながら行かねばなりません。
木っ端微塵に砕け散る「覚悟」をその度に修復しながら。

今年の初めは元気に歩いていたのが、だんだんと歩けなくなって・・
それでも育った街の若柳では小走りで嬉しそうに歩いていました。

毎日が奇跡!というのはこういう事なんですね。

よく「生きざまを見る」という方もいらっしゃるけど
まさにそうです、「この生き方」を見せられて、人間が
学ぶんだろうと思います。

動物って言うものは、実は神様に近い存在じゃないかと思います。
何も言わず、まっすぐに飼い主を信じて無償の愛を注いでくれます。
ウェリナがくれたたくさんの気づきとともに、この先も
ウェリナとの時間を楽しく過ごしていこうと思います。

ウェリナの口調でのブログも入れながら、こんな風に書き残してみようかとも・・。

あれ?ウェリナ、おやつの時間にはちゃんと起きたよ。
さすがだわ!食べるかな・・・という事で、放置からのーー近況報告でした。
今日はウェリナママがお届けいたしました。悪しからず

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