小さなウェリナを連れていつも通りに海の街へ行ってきました。
いろんな意味での緊張感はありましたが、2週間の滞在を終えて昨日無事に
帰ってきました。何事もなく帰ってこられてよかったです。
小さくなったウェリナは今年が新盆でした。
こんな風にじーちゃんの横に置いてもらいました。
お花もいっぱい飾ってもらいました。
小さなウェリナは毛が抜けることもなく、よだれを垂らすこともなく
静かでした。
お盆の当日、海の街では夕方玄関の前に迎え火を焚きます。
本当はお墓の前で焚くのですがあいにくの雨で玄関前でした
しっかりとお迎えできたようです。もともとじーちゃんは
静かな人でしたが、ウェリナはうるさい女でした。
まずね、よく音を立てる。相変わらずおを立てる。
と言ってもウェリナまだ49日が住んでなかったので
こちらにいたかもしれませんね。もしくはあっちに行ってて
帰ってきたかもしれません。どっちだったのかな。
今年も関東に住む兄貴家族はくることができず
母と私の2人でした。そこに見えないウェリナとじーちゃんが来て
なんとなく少しだけ賑やかな雰囲気を感じました。
庭掃除をしていたら虫がいて、お花の周りを
よっこらしょ!って歩き回ってました。
「もうそろそろポージングしてみたらいいのに」と言ったらこのポーズ
お尻ばっかり向けていたけど(笑)
どの命にもウェリナが宿っている気がして邪気にできませんでした。
お盆明けの16日は帰ってきた仏様を送る日です。
なんとなくね、お昼頃涼しかったので(歩いても汗が程よく出る程度の温度)
ウェリナが若いころ歩いたコースを散歩してきました。
三崎公園の『約束の丘』(勝手に命名)には一つしかなかったはずの椅子が
増えてました。ここで先に天に行ってしまったすっちゃんと
一度会うことができました。あの時の2犬の笑顔は今でも忘れられません。
歩みを進めてるとこの蝶々にも会いました。
夏に歩くと必ず会える蝶さんです。綺麗ですよね。
散歩距離は6キロ越えでした。でも、まだまだ大丈夫歩ける。
よく歩いたな・・毎日だったもんな・・楽しかったな・・
ウェリナとお話ししながら歩くとあっという間でした。
帰ってきて、夕飯を食べ終わってから送り火を焚きました。
ぐんぐんと煙が天に昇って行きましたよ。
そう、送り火の日はウェリナの49日と重なりました。
ウェリナはそういう子です。亡くなった日は29の日
食いしん坊ウェリナにぴったり。
火葬した日「夏越しの大祓」という半年の区切りの日でした。
そして49日は送る日。忘れん坊の私が忘れないように
こういう日を選んだのかなって。お利口ちゃんです。
送り火を最後まで見届けて、しっかり消火して
家に入ってくると空気感が違いました。
「いない」というのがちゃんとわかりました。
父も今回はウェリナと一緒に帰って行ったので
よかったかな。ウェリナも見たことのないじーちゃんだったけど
きっと仲良く歩調を合わせて歩いて行ったね。
よかったよかった。安心したよ。
小さくなったウェリナと無事に昨日戻ってきてね
思った。やっぱりいないって。不思議だよね。
ちょっとした違いなんだけどね。無事に帰ってきた安心感と
ウェリナが本当にいなくなった寂しさでやっぱり涙がでた。
しっかりと楽しく朗らかに
そして軽やかにまろやかに生きていこう!!
そうそう、49日ってね、新しく生まれ変わる準備に入る日なんだって
私の大好きなこーるくんママさんがYouTubeでお話ししてました。
素敵な言葉なので、私もそう信じてこの先出会った全てのものが
愛しいウェリナだと思って大切にしたいと思います。
またね、ウェリナ。