優しい神様

おはようございますなの　ウェリナなの
今日はウェリナがお話することにしたの

お兄ちゃんとのお使いは楽しいの
海の街に行ってばーちゃんに元気玉置いてきて
ばーちゃん元気になって　お兄ちゃんと懐かし場所飛んだの

ママの車に追いついて　どこに行くかわかったの

優しい神様のところに行くって言うからついて行ったの
車があったけど、ママが車から出るときにはみんないなくなったの
千客万来が多いけど、今日は神様がじっくり聞いてくれるみたいだったの

急な階段をママはテクテクと歩くの
お兄ちゃんとウェリナもぐんぐんと上がるの

今日は御鈴が鳴らせるってママが言うの
綺麗なキレがふわふわっと動いて止まったの

ママのお話は少し長かったけど
お兄ちゃんとウェリナはママの両脇にいてずっと聞いてたの
一つ一つの願いや感謝に神様はニコニコして
鈍感なママにわかるように一つ一つ風で答えてくれてたの

お参りが終わってママが一礼した時に神様が言ったの

お兄ちゃんとウェリナを褒めてくれたの
ママと神様に褒められるのって最高なの

その後ぐるっと境内を回っていろんな神様やこんこん様に
お礼とお参りをして帰ってきたの

ママが言う通り優しい神様だったの
ママの心が軽やかになったのがわかったの

生きてる時に大切にされた生き物は
形がなくなって光になってもそのことを覚えていて
大切な人が苦しい時には駆けつけるの

信じて、呼んでくれると嬉しいの　張り切って向かうの
だからそんな子供みたいなことって言わないで
遠慮しないで呼んで欲しいの

あの時のご褒美は美味しいおやつだったけど
今は「ありがと」が一番のご褒美なの

あ、みんなが呼んでるから行くの
空の国の草原は今キラキラ黄金の世界なの

またねーなの

海の街におつかい

おつかいは　好きなんだよね
ウェリナもなんだか持ってくのが好きなんだよね

かーちゃんが運転中の車の中からお使いお願いーってお呼びがかかったんだよね
オレはかーちゃんの車と並走してお使いごとを聞いたんだ

海の街のばーちゃん　元気玉の光が濁ってきたから
キラキラの綺麗なのと交換してきてほしいってことだったんだよね

三次元で生きてるといろんな事があって、その悪い奴を
元気玉が吸い取るからだんだん濁ってくるわけなんだよね
そうすると元気が減ってくるんだよね

海の街のばーちゃんは繊細さんだから　人より少しだけそのスピードが早いんだよね
かーちゃんも似てるところがあるんだけどちょっとだけばーちゃんより若いからさ
気を紛らわすこともできるし、それほど心配はしてないんだよね

ってことでさ、オレがおつかい頼まれたんだけど
後ろからウェリナがくっ付いてくるんだよね　待ってーって
ウェリナはまだオレ級の速さは持ってないから少しスピード落としたんだよね
ウェリナは海の街のばーちゃんがすごく好きでお使い頼まれて嬉しかったみたいなんだよね
あ、頼まれたのオレね　かーちゃんがウェリナも一緒に行っといでって

俺の見た目はそれほどでもなかったけど　ばーちゃんの胸のところに
キラキラの元気玉入れてきた　ウェリナも一緒に手を添えて入れたから
いつもの二倍ぐらい元気になるよ　間違いないよ

ウェリナのスピードが遅いっていってもさ、光の速さだからね
あっという間に行ってきた

かーちゃんはまだ車運転中だったけど　向かう場所があそこだったから
オレたちも一緒に行くことにしたんだよね

その話は、また明日書くことにするね

みんなも元気玉　キラキラピカピカにしておくといいよ
体全体で嬉しいって感じるものを食べたり体験すると
濁っててもまたキラキラになるからね　じゃねーー

黒龍ルク

久々なんだけど　オレ、ルク

いつの日からか「かーちゃん」はオレを黒龍にしたんだ
ここぞという時におつかいをたのまれるんだよね

オレとしては、まずルクママのお願いを優先するんだ
そして二番目にかーちゃんのお願い。
ママとかーちゃんが笑顔でいてくれるならなんでもするんだよね
それがオレのしあわせだからね

オレはオレを大切にしてくれた人のお願いは全力で聞くんだ
だけどなかなかお願いをされなくてさ、みんな強い人ばっかりなんだよね
かーちゃんは時々オレを呼ぶんだよね

車に乗ってても呼ぶからさ
並走して聞くんだ、運転席にいるかーちゃんの横顔見ながら
おつかいを聞いて行ってくる。
光の速さだからあっという間なんだけど、帰ってくると
笑顔でありがと！って言ってくれるその瞬間が幸せなんだオレ

この前はウェリナも一緒に来るって言うから連れてった
その話はまた明日するからね

お！ママが呼んでる。今日も添い寝してあげるんだ


かーちゃん＝パピーウォーカーのママ
ママ＝オレの最後まで一緒にいてくれたママ

ママ封鎖 ウェリナとお兄ちゃんで占拠！

みなさんお元気だといいの

空の上からこんにちわのウェリナなの
今日からこのブログをお兄ちゃんとウェリナで陣取るの

最近ママはさっぱりしゃっきりしないの
だからちょっと気合を入れるためにここを陣取るの

あまり厳しい目で見て欲しくないから
馬鹿げてると思う人はスルーして構わないの
全然気にかけてくんなくていいの

それにしても今日も夏みたいな暑さなの
ウェリナがいる時、こんな日はエアコン祭りだったの
ウェリナがいないとなるとエアコン稼動率が下がるの
電気料金がかからなくていいはずなの

秋は美味しいものが沢山あるのを知ってるウェリナなの
梨とか、栗とか。さんまだって美味しいの。

そんな美味しい季節だからいっぱい食べて幸せで
笑ってほしいのに、さっぱりなの毎日泣いてるの
モネ見てないてんの

いくら懐かしい場所がでるからって泣きすぎなの

せっかくの美味しい季節なんだからいっぱい食べて
いっぱいお散歩すると最高なはずなの

ママ、そこんところよろしくお願いしたいの

１４年前の今日

１４年前の今日
ウェリナが我が家に来た日です。
盲導犬候補犬パピーとして、我が家に託されたウェリナでした。

一投目のルクが大きかったので、ウェリナがとても小さくて
女の子らしいかわいさがありました。

この日、私達はウェリナの一生を見届けるとは思いませんでした。

いろんな事を覚える３週間は一番密だったかもしれません。
ウェリナの「素」を作り上げるようなものですからね。
それでも楽しい毎日でした。ストレスは全くなくてね。
それが一番だったかな。

お散歩大嫌いだったんです。一歩も歩かなかったんですよ。
嘘みたいでしょ。成長するにつれて、お散歩大好きになりました。

最初はお腹弱子だったので、私達も赴任地での飼育だったので
病院探しもしました。

小さい体に二つの疾患を持っていたのを知るのはもっとずっとあとだったけど
それでも１３歳と１１ヶ月。あと一週間で１４歳という日まで
ウェリナらしく生きてくれました。

この日があったから、私達はウェリナとの幸せな生活を送る事ができました。

ウェリナに感謝です。来る日も来る日も感謝しかありません。

レオナママ、ジャスパーパパ、ありがとう。