磁界ループアンテナ3.5ー7MHZ用の作成
磁界ループアンテナ3.5ー7MHZ用は、平成23年に作成したもので、最初は7MHZ専用に作った。
写真(左側の低い方のループが3.5ー7MHZ用、その右のループは7MHz-29MHZ用)
しかし、7MHZだけでは、運用効率が悪いので、平成24年に3.5MHZも使えるよう改造した。
当初、7MHZ専用の時は、150pバリコンしか持ち合わせが無く、受信範囲としては、7MHZから29MHZまで送受可能であるが、バリコンを手動でチューニングするしか無く、SWRの微調整に手間がかかり、実用上は使いにくかったので改良した。
改良は、バリコンをモータで回す方式とし、リグの前からSWR制御(周波数の変更が簡易に出来るように)する事だった。
バリコンは、2連バリコン(440P×2)しか無く、これを制御するには、バリコンのローエッジと、ハイエッジをセンスしてリターンさせる必要があるため、手持ちの30Pのロータリーバリコンをモータでまわして制御するしか無く、周波数はいちばん使いたい7MHzバント帯に固定し、シングルバンド用とし1年間使用した。(メインバリコンを手で回せば他のバンドにも使えた)
この形で、全国ベースの交信でき、台湾、中国、ロシアとは、コンデションの良いときは交信可能だった。
その後、1000Pのロータリーバリコンを手に入れたので、このバリコンをモーターでドライブし、3.5MHZと7MHZ用として使用している。
磁界ループアンテナ120cmの仕様
周波数 3.5MHZ、7MHZ
給電部のマッチング 50Ωループ給電
周波数変更 バリコン1000pロータリー式
エレメント長 365cm
エレメント材質 2.5cmアルミ板
エレメント直径 120cm
周波数調整 1000p ロータリーコンデンサー
コンデンサードライブ 6v用直流モーター・ウォームギアで回転を減速し使用
バリコンコントロール部 リグの前に設置(電池、極性変換トグルスイッチ、電通表示LEDを組み込み)
周波数調整部の写真
JH1AGL 73
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます