ラブソングができるまで ２００７年４月２１日公開

　映画冒頭から、ヒュー・グラントがダサダサの８０年代ファッションでノリノリで踊っているのだが、目が泳いでいて

　「何で、俺こんな仕事受けちゃったんだろ？」

　という悲哀が伝わってきて、それだけでツカミはオッケー!!

　予告編で流れているＰＶも最高!!

　ダサダサのファッション、無駄に長い後ろ髪、微妙なダンス、ずっとカメラ目線で踊るメンバー。

　挿入されるイメージ映像もダサダサで、


　１　・　ヒュー・グラントが、何かの拍子に瀕死の重傷になって救急治療室に運ばれる。

　２　・　しかし、心拍数が落ちてきて、医者もサジを投げメンバーはガッカリ。

　３　・　そして、死にかけているヒュー・グラントは夢を見る。

　４　・　お花畑で、大好きな「ハクいギャル」と手をつないで歩いていて


　「あぁ、あのギャルともう一度会えたらなぁ…」


　と思っていたところに、


　５　・　金髪巨乳の「ハクい看護婦」を見て、ヒュー・グラントのハートはドッキンドッキンして、心拍数が回復して生き返る。


　「わー!　やったー！　俺、生き返ったぜー!!」


　６　・　さっきまで、死にかけていたのにダンスを踊るヒュー・グラント。


　メンバーも、


　「わー！　ヒューが生き返ったぜ!?　イェーイ!!」


　と手術室でゴーゴーダンス!!


　７　・　お医者さんも点滴を振り回して、


　「よかったネ!!　ヒューが生き返ったヨ!!」

　と微妙なダンスを踊るというのがオープニング。

　これだけで満足したので、もう一回観たいと思っていたら、ＥＤにもこのＰＶが流れるので楽しめます！

　映画ファンのツボをおさえているネ!?

　ほんと～に、面白い映画。いろんな意味で歴史に残る大傑作!!

　ワム！のジョージ・マイケルじゃないほう(アンドリュー・リッジリー)は、この映画を観てどう思うのかが不安ですけど。