歌う狸ブログ

街角狸マニアがあらゆるマニアについて歌う「マニアソングス」誕生秘話

現代に生きるナヤンデルターヌ人

2020-06-01 00:00:01 | タヌキソングス
NHKスペシャル「人類誕生」に感銘を受けて作ったタヌキソングがあります。3回シリーズの2回目、「最強ライバルとの出会い、そして別れ」という回でしたが、絶滅した最後のネアンデルタール人がその大きな脳で何を考えていたのだろうか?みたいな問いかけがありました。その答えは誰にも分かりませんが、もし今もネアンデルタール人が生きていたら、今の世の中はものすごく生きづらくて悩んでるだろうなと思ってしまったのがきっかけでした。そこからは、悩んでるネアンデルタール人、私などはさしずめ半狸人ですので、ナヤンデルターヌ人だな、となってタイトルが生まれました。



今現在地球上に生きている人類は我々ホモ・サピエンスだけですが、かつてその最強のライバルだったのがネアンデルタール人と言われています。屈強な体格で脳味噌も大きかったネアンデルタール人が何故絶滅して、小柄な人類だったサピエンスが生き残ったのか、興味が尽きません。(我々のDNAの中にネアンデルタール人のDNAも少し受け継がれているそうですが。)番組では気候変動による食糧事情を主な原因にしていたように思いますが、実際にはもう少し血生臭い要因もあったのかもしれません。
 
 
大ベストセラー「サピエンス全史」によりますと、地球上の全動物の中で唯一サピエンスだけが虚構を産み出し、想像上のものを語る能力によって集団が団結でき、個の力では勝るネアンデルタール人に打ち勝ったのではないかとしています。考えてみると我々の国も会社も全て人間が考えた虚構の上に成り立っていますので、もし自分が現代に生き残った虚構を理解出来ないネアンデルタール人だと考えるとゾッとします。そんな気持ちになる必要は全くないのですが、お時間がありましたら下の再生ボタンからお聴き頂けたら幸いです。




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