最初のデュエルは海馬VS闇遊戯(AI)です。
ざっくりと表にしてありますが、詳しく見ていきたいと思います。
ターン1(海馬)
いきなり《真青眼の究極竜》召喚です。さすがです海馬様。
「3回攻撃が可能」というのは(1)の効果ですね。つまり海馬は真青眼を3枚入れてるということでしょう。
一気に手札4枚消費、更に1枚伏せてターンエンド。
ターン2(遊戯)
遊戯も上級モンスターをあっさり召喚です。
LP1000払い、手札から《ブラック・マジシャン》を特殊召喚します。
続けて《千本ナイフ》で真青眼の究極竜の破壊を目論みますが、海馬の伏せカードに阻まれます。
《身代わりの闇》はOCG化されていないのでカードテキストは記憶頼りですが、多分こんな感じ。
これにより懐かしのモンスター《闇・道化師のサギー》を墓地に送り、破壊を無効にします。
まだサギー入れてたんだ……ということはウイルスカードも入っているのかな、などと想像が膨らみますね。
遊戯は手札3枚消費して真青眼を倒せず、2枚伏せてターンエンド。
ターン3(海馬)
前のターンで遊戯が真青眼を倒せなかったので、当然攻撃です。
が、遊戯の永続罠《時空鎖(タイムチェーン)》に阻まれます。
時空鎖のテキストがさっぱりわからないのですが、攻撃による破壊を無効にし(というか攻撃自体を無効?LP減ってないし)、2ターンの間、フィールドに存在しない(つまり攻撃・効果の対象にならず、攻撃・効果が使えない)扱いになる……2ターン後の自分のスタンバイフェイズまで除外される、のかな? 上の画像では2ターン後に自壊すると書いたんですが、よく考えたら先にブラマジが復活して真青眼は本来その次の海馬のターンまでお預けっぽいので、ちょっと違うような……うーん詳細がわかりません。ここは感覚で(笑) 永続罠なのは確実(後述)なんだけど。
ぐぬぬという顔をしてカードを1枚伏せ、ターンエンド。
ターン4(遊戯)
ブラマジと真青眼がいなくなったので、下級モンスター大活躍のターン!
《エルフの聖剣士》《エルフの剣士》を召喚。聖剣士が通常召喚、その効果で剣士特殊召喚です。
手札の「エルフの剣士」を特殊召喚、及びカードをドローできるメリットと、手札があると攻撃できないデメリットを持っています。
この辺から海馬のモノローグになってただでさえ少ないカードの説明が全くなくなってしまい、わかりにくいことこの上ないですが、カードテキストを頼りに説明してみようと思います。
剣士と聖剣士で海馬に直接攻撃、3500ダメージでLP4500。
聖剣士の(3)の効果で遊戯は2枚ドローしてターンエンド。
この辺りの海馬は実に楽しそうで見ていてニヤニヤしてしまいます。
ターン5(海馬)
2体のモンスターで大ダメージをくらった海馬ですが、当然反撃に出ます。
真青眼は「存在しない」ので《カイザー・ブラッド・ヴォルス》が特殊召喚できます。
聖剣士には敵わないので《エルフの剣士》を攻撃、500ダメージで遊戯はLP4500になり、《カイザー・ブラッド・ヴォルス》の攻撃力は2400にアップ、聖剣士を凌駕するものの追撃はできず。
カードを1枚伏せターンエンド。
ターン6(遊戯)
ここで遊戯のフィールドにブラマジが帰ってきます。魔法使い族モンスターがいるので《ディメンション・マジック》が使えるように。
手札があっては攻撃できない《エルフの聖剣士》をリリースして《ブラック・マジシャン・ガール》を特殊召喚、そして《カイザー・ブラッド・ヴォルス》を破壊。 破壊されたことで海馬の罠《融爆》が発動。
《融爆》が《時空鎖》を破壊することで《真青眼の究極竜》がフィールドに戻ってきます。(故に《時空鎖》は永続罠だということに)
マジシャン師弟では真青眼の攻撃力には及ばないので、攻撃は中断。そのままターンエンド。
ターン7(海馬)
ラストターンです。 海馬は《真青眼の究極竜》で攻撃、狙いは《ブラック・マジシャン・ガール》ですが、ここで遊戯の罠発動。
コスト重い! けど重量級モンスターを擁する海馬デッキには刺さるのでこの対戦ではありかも。
ここで重要なのは《真青眼の究極竜》の攻撃力、海馬のLP、遊戯のLPが全て4500であるということ。
まず(1)の効果でマジシャン師弟を除外、真青眼を対象にして攻撃力4500のトラップモンスターを召喚します。続いて(2)の効果で海馬に4500のダメージ。
遊戯はここで勝利宣言をします。いい顔です。が、反対に海馬はさっきまでの楽しそうな顔から一変、どんよりと曇ってしまいます。
海馬がつまらなそうに罠発動《強化反撃(エンハンスド・カウンター)》。これまたOCGにないカードなので以下は推測。
海馬へのダメージ4500は無効。そしてその数値分、真青眼の攻撃力がアップ。つまり倍です。
真青眼とディメンション・リフレクターの攻撃力の差は4500、遊戯のLPも4500。
「消え失せろ、遊戯!」
ということで、真青眼の攻撃を受け、遊戯の姿は海馬の望み通り消え失せました。ヴァーチャルですから。
全体としてはシンプルでわかりやすい構成で、懐かしいモンスター達と懐かしいサウンドトラックのオンパレードに、勢いがありながらもどこかほっとさせる、ファンサービス満点なデュエルでした。
ざっくりと表にしてありますが、詳しく見ていきたいと思います。
ターン1(海馬)
初期状態
海馬:LP8000 手札5→6 伏せ0
遊戯:LP8000 手札5 伏せ0
遊戯:LP8000 手札5 伏せ0
いきなり《真青眼の究極竜》召喚です。さすがです海馬様。
《真青眼の究極竜》
融合・効果モンスター 星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
「真青眼の究極竜」の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):融合召喚したこのカードが攻撃したダメージステップ終了時、自分フィールドの表側表示のカードがこのカードのみの場合、エクストラデッキから「ブルーアイズ」融合モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃できる。
(2):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスターを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。
融合・効果モンスター 星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
「真青眼の究極竜」の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):融合召喚したこのカードが攻撃したダメージステップ終了時、自分フィールドの表側表示のカードがこのカードのみの場合、エクストラデッキから「ブルーアイズ」融合モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃できる。
(2):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスターを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。
「3回攻撃が可能」というのは(1)の効果ですね。つまり海馬は真青眼を3枚入れてるということでしょう。
一気に手札4枚消費、更に1枚伏せてターンエンド。
ターン2(遊戯)
初期状態
海馬:LP8000 手札1 伏せ1 真青眼の究極竜
遊戯:LP8000 手札5→6 伏せ0 なし
遊戯:LP8000 手札5→6 伏せ0 なし
遊戯も上級モンスターをあっさり召喚です。
《黒魔術のヴェール》
通常魔法
(1):1000LPを払って発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで特殊召喚する。
通常魔法
(1):1000LPを払って発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで特殊召喚する。
LP1000払い、手札から《ブラック・マジシャン》を特殊召喚します。
続けて《千本ナイフ》で真青眼の究極竜の破壊を目論みますが、海馬の伏せカードに阻まれます。
《身代わりの闇》はOCG化されていないのでカードテキストは記憶頼りですが、多分こんな感じ。
《身代わりの闇》
通常罠
(1):相手のカード効果により自分フィールドのカードが破壊される時に発動できる。デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送り、破壊を無効にする。
通常罠
(1):相手のカード効果により自分フィールドのカードが破壊される時に発動できる。デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送り、破壊を無効にする。
これにより懐かしのモンスター《闇・道化師のサギー》を墓地に送り、破壊を無効にします。
まだサギー入れてたんだ……ということはウイルスカードも入っているのかな、などと想像が膨らみますね。
遊戯は手札3枚消費して真青眼を倒せず、2枚伏せてターンエンド。
ターン3(海馬)
初期状態
海馬:LP8000 手札1→2 伏せ0 真青眼の究極竜
遊戯:LP7000 手札1 伏せ2 ブラック・マジシャン
遊戯:LP7000 手札1 伏せ2 ブラック・マジシャン
前のターンで遊戯が真青眼を倒せなかったので、当然攻撃です。
が、遊戯の永続罠《時空鎖(タイムチェーン)》に阻まれます。
時空鎖のテキストがさっぱりわからないのですが、攻撃による破壊を無効にし(というか攻撃自体を無効?LP減ってないし)、2ターンの間、フィールドに存在しない(つまり攻撃・効果の対象にならず、攻撃・効果が使えない)扱いになる……2ターン後の自分のスタンバイフェイズまで除外される、のかな? 上の画像では2ターン後に自壊すると書いたんですが、よく考えたら先にブラマジが復活して真青眼は本来その次の海馬のターンまでお預けっぽいので、ちょっと違うような……うーん詳細がわかりません。ここは感覚で(笑) 永続罠なのは確実(後述)なんだけど。
ぐぬぬという顔をしてカードを1枚伏せ、ターンエンド。
ターン4(遊戯)
初期状態
海馬:LP8000 手札1 伏せ1 なし
遊戯:LP7000 手札1→2 伏せ1 なし
遊戯:LP7000 手札1→2 伏せ1 なし
ブラマジと真青眼がいなくなったので、下級モンスター大活躍のターン!
《エルフの聖剣士》《エルフの剣士》を召喚。聖剣士が通常召喚、その効果で剣士特殊召喚です。
《エルフの聖剣士》
効果モンスター 星4/地属性/戦士族/攻2100/守 700
このカードはルール上「エルフの剣士」カードとしても扱う。
(1):自分の手札が1枚以上の場合、このカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札から「エルフの剣士」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードの攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。自分フィールドの「エルフの剣士」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
効果モンスター 星4/地属性/戦士族/攻2100/守 700
このカードはルール上「エルフの剣士」カードとしても扱う。
(1):自分の手札が1枚以上の場合、このカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札から「エルフの剣士」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードの攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。自分フィールドの「エルフの剣士」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
手札の「エルフの剣士」を特殊召喚、及びカードをドローできるメリットと、手札があると攻撃できないデメリットを持っています。
この辺から海馬のモノローグになってただでさえ少ないカードの説明が全くなくなってしまい、わかりにくいことこの上ないですが、カードテキストを頼りに説明してみようと思います。
剣士と聖剣士で海馬に直接攻撃、3500ダメージでLP4500。
聖剣士の(3)の効果で遊戯は2枚ドローしてターンエンド。
この辺りの海馬は実に楽しそうで見ていてニヤニヤしてしまいます。
ターン5(海馬)
初期状態
海馬:LP4500手 札1→2 伏せ1 なし
遊戯:LP7000 手札2 伏せ1 エルフの剣士、エルフの聖剣士
遊戯:LP7000 手札2 伏せ1 エルフの剣士、エルフの聖剣士
2体のモンスターで大ダメージをくらった海馬ですが、当然反撃に出ます。
《カイザー・ブラッド・ヴォルス》
効果モンスター 星5/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。このカードの攻撃力は500アップする。
(3):このカードが戦闘で破壊された場合に発動する。このカードを破壊したモンスターの攻撃力は500ダウンする。
効果モンスター 星5/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。このカードの攻撃力は500アップする。
(3):このカードが戦闘で破壊された場合に発動する。このカードを破壊したモンスターの攻撃力は500ダウンする。
真青眼は「存在しない」ので《カイザー・ブラッド・ヴォルス》が特殊召喚できます。
聖剣士には敵わないので《エルフの剣士》を攻撃、500ダメージで遊戯はLP4500になり、《カイザー・ブラッド・ヴォルス》の攻撃力は2400にアップ、聖剣士を凌駕するものの追撃はできず。
カードを1枚伏せターンエンド。
ターン6(遊戯)
初期状態
海馬:LP4500 手札0 伏せ2 カイザー・ブラッド・ヴォルス
遊戯:LP4500 手札2→3 伏せ1 エルフの聖剣士、ブラック・マジシャン
遊戯:LP4500 手札2→3 伏せ1 エルフの聖剣士、ブラック・マジシャン
ここで遊戯のフィールドにブラマジが帰ってきます。魔法使い族モンスターがいるので《ディメンション・マジック》が使えるように。
《ディメンション・マジック》
速攻魔法
(1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。その後、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。
速攻魔法
(1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースし、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。その後、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。
手札があっては攻撃できない《エルフの聖剣士》をリリースして《ブラック・マジシャン・ガール》を特殊召喚、そして《カイザー・ブラッド・ヴォルス》を破壊。 破壊されたことで海馬の罠《融爆》が発動。
《融爆》
通常罠
(1):自分フィールドのカードが魔法カードの効果で破壊された時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):自分フィールドのカードが魔法カードの効果で破壊された時、墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
通常罠
(1):自分フィールドのカードが魔法カードの効果で破壊された時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):自分フィールドのカードが魔法カードの効果で破壊された時、墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
《融爆》が《時空鎖》を破壊することで《真青眼の究極竜》がフィールドに戻ってきます。(故に《時空鎖》は永続罠だということに)
マジシャン師弟では真青眼の攻撃力には及ばないので、攻撃は中断。そのままターンエンド。
ターン7(海馬)
初期状態
海馬:LP4500 手札0→1 伏せ1 真青眼の究極竜
遊戯:LP4500 手札1 伏せ1 ブラック・マジシャン、ブラック・マジシャン・ガール
遊戯:LP4500 手札1 伏せ1 ブラック・マジシャン、ブラック・マジシャン・ガール
ラストターンです。 海馬は《真青眼の究極竜》で攻撃、狙いは《ブラック・マジシャン・ガール》ですが、ここで遊戯の罠発動。
《ディメンション・リフレクター》
永続罠
(1):自分フィールドのモンスター2体を除外し、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。このカードは発動後、対象のモンスターの攻撃力と同じ数値の攻撃力・守備力を持つ効果モンスター(魔法使い族・闇・星4・攻/守?)となり、モンスターゾーンに攻撃表示で特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードの効果でこのカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードの攻撃力分のダメージを相手に与える。
永続罠
(1):自分フィールドのモンスター2体を除外し、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。このカードは発動後、対象のモンスターの攻撃力と同じ数値の攻撃力・守備力を持つ効果モンスター(魔法使い族・闇・星4・攻/守?)となり、モンスターゾーンに攻撃表示で特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードの効果でこのカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードの攻撃力分のダメージを相手に与える。
コスト重い! けど重量級モンスターを擁する海馬デッキには刺さるのでこの対戦ではありかも。
ここで重要なのは《真青眼の究極竜》の攻撃力、海馬のLP、遊戯のLPが全て4500であるということ。
まず(1)の効果でマジシャン師弟を除外、真青眼を対象にして攻撃力4500のトラップモンスターを召喚します。続いて(2)の効果で海馬に4500のダメージ。
遊戯はここで勝利宣言をします。いい顔です。が、反対に海馬はさっきまでの楽しそうな顔から一変、どんよりと曇ってしまいます。
海馬がつまらなそうに罠発動《強化反撃(エンハンスド・カウンター)》。これまたOCGにないカードなので以下は推測。
《強化反撃》
通常罠
(1)効果ダメージが発生した時に発動できる。その効果ダメージを無効にする。自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、無効にしたダメージの数値分、対象モンスターの攻撃力を上げる。
通常罠
(1)効果ダメージが発生した時に発動できる。その効果ダメージを無効にする。自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、無効にしたダメージの数値分、対象モンスターの攻撃力を上げる。
海馬へのダメージ4500は無効。そしてその数値分、真青眼の攻撃力がアップ。つまり倍です。
真青眼とディメンション・リフレクターの攻撃力の差は4500、遊戯のLPも4500。
「消え失せろ、遊戯!」
ということで、真青眼の攻撃を受け、遊戯の姿は海馬の望み通り消え失せました。ヴァーチャルですから。
全体としてはシンプルでわかりやすい構成で、懐かしいモンスター達と懐かしいサウンドトラックのオンパレードに、勢いがありながらもどこかほっとさせる、ファンサービス満点なデュエルでした。


劇場版のデュエルはとても熱くてかっこよくて、どれも大好きなのですが、やっぱり1番謎が残るのはこの海馬vs遊戯の手札があるかないかに尽きますよね…。
1.表記ミス2.OCG準拠ではない等いろんな説があると思います。私も当初は表記ミスだと思っていたのですが、金曜に改めて手札やカードをよく見ていると結構何度も出てくるのです。
8ターン目のディープアイズを召喚前に見える海馬の手札は3枚。
(=この時点でOCG準拠なら2枚でないとおかしい)
次に9ターン目で、遊戯に魔法カード「死者蘇生」を渡され、「アテムはパズルにはいない」と言われるタイミングで表示されてる手札は2枚。
(=OCG準拠なら死者蘇生1枚になるはず)
最後にブラックマジシャンのダイレクトアタックを受けているタイミングで、海馬が笑う前に手札の表示がされているのですが、そこでは残り1枚が表示されています。
これ以外に、ファイナルギアスに関しても疑問が残ります。合計枚数を数えられるほど動体視力はないのですが、通常モンスターの数は真剣に確認していたところ、どうも合わない気がします。
6ターン目で海馬がカオスフォームを発動している際、OCG効果のまま「手札から」発動していればファイナルギアスでは青眼は2枚、ブラックマジシャン1枚の計3枚が通常モンスターのはずです。ですが、ファイナルギアスで除外された通常モンスターは私の眼には青眼とブラックマジシャンの2枚にしか確認ができませんでした。(次に行く時もまた確認をしたいと思いますが…)
もしOCG効果の二つ目、「墓地から青眼を除外」だった場合だとしても通常モンスターの数が合いません。
6ターン目で海馬の手札の左下のカードがおそらく青眼であることは分かっているので、そうであればどちらにしろ負け確定の可能性は高いのですが、映画版のカオスフォームはデッキから青眼を除外しているのかなと考えました。
その仮定を前提とした場合、何故手札の青眼を使わずにデッキから除外を選択したのかと考えたのですが、青眼の亜白龍は手札の青眼を見せれば召喚可能であるので、青眼亜白龍待ちで手札に残したのではないでしょうか。
ずっと気になってはいたのですがあまりに長文になるためツイッターでお声をかけられず…
彼らのデュエルは考えても考えても気になります…円盤の2017年まで待てない勢いです。
長々と失礼致しました。
8ターン目で手札3枚あるというご指摘、大変貴重です。最後に手札が1枚ある、という話はかなり出ているのですが、その前から手札が合ってないとなると、作画ミスの可能性は低くなりますね。
ファイナル・ギアスのテキストは画面に映らないので、これがOCGと違うとなるとお手上げです。
私自身は使われたカードと伏せカードの枚数、LPやATKの数値をメモするので手一杯で、手札まで確認できないまま地元の上映が終わってしまったので……次は来年となると悶々としてしまいます……
デュエルの考察は順番にしていく予定ですので、それまでにまた考えてみます。