Mind Darkness No.19 2009.03.15

物事を動かすために行くには最小限の力で最大の効果を発揮できるようにならなければなりません................................

おいらはどちらかというと無口な方ですし、話すと言っても腹を割って話すということはありません。
こちらに関してでの話ですけどね。
必要最低限のこちらの情報は伝えますけどね。
必要以上の情報を与えるというのは非効率的です。

情報を開示するのは必要になってからで十分なんですよね。

ということは殆どのことは伝えるべき「時」になってからになるのが普通です。
あまりの情報を沢山与えすぎるとPanicを起こしますし、理解できないことも少なくないでしょう。
つまり無駄な労力になってしまうということですな。
期待している効果というのは概ねで期待はずれになると言うのが、この世の鉄則であり常でもあります。
しかしツボを知るとこの効果をConstantに生み出せるようになっていくでしょう。
それも最小限の力で済むのです。

無知とは罪ではありません。
知ろうとしないことが罪なのです。
説明責任を果たそうと努力している人が必死で伝えていても、聞き手が聴こうとしなければその労力というのは効果が小さいでしょう。
確かに継続的に物事を行い、それを続けると言うことで勝ち得ることは最大限の評価に値します。
しかし「継続的に行う」といっても継続的に行ったことから「学習」して他への応用を行うのは当然のことでしょう。
盲目的に「継続的に行う」というのは間違いだとおいらは個人的に思う訳です。
無知で何も知らない頃はこれで良いとは思います。
これはチャンキング機能を構築する上で必要不可欠な段階だからです。
ここでチャンキング機能を挙げましたがこれだけでも人というのは学習し成長していくと言うことが解るでしょう。
習慣然り、経験然り、知識や知恵も当然然りです。

そして慣れてくるならば無駄な贅肉をそぎ落としていく作業も必要になっていきます。
確かに基礎は重要ですし、基礎こそ物事を構築する上で最大の効果を発揮する部分です。
何事も基礎の上に成り立っているのですから間違いないでしょう。
問題なのは自分自身の殻、他人の殻、上司や更に上の人の殻という贅肉を如何に削ぎ落としていくかという部分でしょうかね。
人というのはセオリーというのがあってその価値観の中でしか生きられないようになっていきます。
殆どの人は自由に生きたいと願いながら大抵は柵の中に自らが入っているんですよね。

それが社会人となると更に増える結果になります。
「常識」という言葉の柵です。
確かに方法論を知る為にはこれらを一通り知り、学ぶ必要が最低限の知識として保有するのは当然のことです。
しかし人というのは「倫理的に自由な行為者」なのですから、自分で知り得心しそれを成長させる事も可能になっていくはずなんですよね。
つまり一定以上の知識を保有すると自主的にSenseを磨き各々の価値観によって試されるようになっていくはずなんですよ。
ここまで行くとどれが必要な「筋肉」なのかを把握し、自分には必要のない「贅肉」なのかを理解できるようになっていきます。
一つの物事といっても細分化され細かくCategorizeされることからも理解できるでしょう。
専門性を追求していくならば学ぶべき知識とそうではない知識というのを見極められるようになっていくと言うことですな。

そして一定の基準を一度把握できるようになるとPower Balanceも把握できるようになっていきます。
全てのことをがむしゃらに行うことが美徳だとされる風潮がありますが、おいらはそうは思いません。
必要ならば適正なEnergyを注ぎ込みはしますが、それ以上でもそれ以下でも駄目なのです。

人は生活が続いていくのを知っているべきです。

ただ局所的に一日に全精力を出し切ってしまうと後々まで大きく影響を与えますからね。
生活とは継続的な生きる活動の中にあることを鑑みるとそのような無謀な事はしないでしょう。

断っておくべき事として「小出し」にしていくというのは卑怯でも狡くもありません。
これは生活の積み重ねという観点からするとこれこそが人としての在り方の最たるモノだという事に気が付くはずだからです。
おいらは継続的活動というのは継続的に気遣いを示す事にこそあると思っていますしね。
そのように気遣いを示していくのが人としての筋だとも思っています。

努力していきたいモノです。