思うままに....
感じるままに....
JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。
扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記



おいらにとっては今年は万年筆元年だった訳です........

年月なんて道具には関係がないということも感じます。
しかし30歳になる前に万年筆の使用方法を知っておかなければならないとか考えたことも確かですな。
三十路を越えて身近な道具の最低限の使用感を知っておかなければならないと思って使い始めました。

でも文具というのは人によって価値観が全く異なります。
ただ単に書ければいいという考え方をしている人からすると一本のペンに1万以上の金額をかけることは「勿体ない」という意識しか有りません。
否定はしませんけどね。
元を取ろうと思うと数万円するペンの場合にただ書ければいいという意識を持っている人ならまず無理でしょう。

価値観の相違というのは絶対にあるのですから理解を求めるというのは使用している人間のエゴとしかなりません。

時に.......というか往々にして起こり得ることとして関心がなかったのにちょっとした切っ掛けでハマる事もありますからね~。
特に筆記具はどんな状況でも学校に通うならば使わずには通れない道具です。
まず小学校では筆記具の使用方法から学ぶのですから良いモノの良さというのもついでに教える制度があっても良いとか考えてしまいますな。

道具の良さというのは実際に使用している人からしか伝わりません。
また道具の良さを自分自身が実感するのは自分自身がある程度の種類を使用してみることも重要ですし、使い込むことも重要です。
それをせずに否定したり貶したりすることは愚かなことでしょう。

おいらの万年筆像というモノは今年使い始めるまで非常に悪いモノしか有りませんでした。
万年筆のImageは中学生の頃のInk漏れする万年筆まがいのモノで止まっていたからです。
悪いImageというのは良く覚えていてネガティブであればあるほど印象が深くて嫌な思い出は忘れる事は難しいでしょう。
第一印象というのはこの辺りの記憶に起因することが結構ありますよね。

良いImageのほとんどのモノは直ぐに忘れて都合の良いことだけ覚えていることも多いのは人間の欠点だとも思いますな。

上記のImageが強かった訳ですが、それでも万年筆の人気というのは根強いモノがあります。
筆記具の雑誌などでは万年筆がメインの本も多かったんですな。
よっておいらのImageを払拭できる「使い続けるメリット」と「使用感の良さ」というのがあるはずだと考えたんですよ。
しかしボールペンなどの筆記具に比べると万年筆というのは非常に効果になります。
モノにもよりますし万年筆と同じLine Upのボールペンであったりメカニカルペンシルもありますので断言は出来ませんけどね。
低価格な万年筆も出てきているのは確かです。
1000円以内に収まってしまうモノがけっこう出てきています。
またInkの詰め替えもカートリッジの中を洗って乾燥させ入れ替えればいい訳で安くインクを使用できる訳です。

.......中学生の頃に買ったInk漏れを起こした万年筆まがいのモノは1000円以内のモノだったことを思い出しました.......

余り良い思い出はないですな。
「安かろう悪かろう」という生産姿勢というのは利益追求をする企業の体質として現実に有る訳です。
しかし低価格なモノほど企業の経営理念というのは現れるとも思いますな。
安いモノでも使用感の良いモノを提供している企業というのは「企業努力を怠らない」ということも感じますからね。

お客さんのImageというのは販売側のImageとは全く違います。
お客さんがその販売側の商品を使うのは一本に掛かっているのですからね。
販売側は見慣れた商品でもお客さんからすると最初の一本であり日本人としての表現である「一期一会」な訳です。
商品のSpecにかかわらずお客さんのImageはその一本に集約されていると言っても過言ではないでしょう。
道具の選択権は使用する側にあり売り手にはそれを強要し強制する拘束力は無い訳です。
また一つの分野で独占的に販売している商品でも改善する姿勢がなければ他の人間が改善して商品化する可能性は少なからずあります。
独占的に販売しているメーカというのは怠慢が生じたり腐敗が生じたりして改善する姿勢が緩慢になりがちです。

また特許という盾が有るわけでそれを何とかしようとすると権利を突きつけて開発を阻止しようともします。

これはコピー機の印刷技術の特許などを日本メーカがどうやって回避し改善してきたかを特集していた「プロジェクトX」があったので見られると良いでしょう。

.......話がずれましたな.......
いろいろな道具が有ってそれぞれがエントリーモデルからフラッグシップモデルがあるわけです。
妥協したくなくても金銭的に妥協せざるを得ない事もありますよね。
金銭的余裕と使用する道具の重要度によって価格帯が決まってきます。
ニーズにあった商品を用いることで適正に処理されるべきなのです。

この辺りのことをおいらは少し(かなり?)真剣になりすぎる傾向があって疲れることもたまにはありますけどね。
使っていても楽しいモノを使用することって精神衛生上非常に重要なことなのですからおいらはこの葛藤とこれからも闘い続け検討し続けるでしょう。

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