
といっても「自分が撮りたいモノ」ではなくてみんなでやる企画が主なのですがね。
極力は人と関わらないように引き籠もるように生きていても家族が大事です。
家族の福祉を考えると写真を撮った方が良いのかな〜と思って撮ったりしています。
自分の写真も撮れる環境を作っていきたいんですよね。
少なくとも、
一週間のうち一日を写真に捧げる日を作りたい
とか
誰にも干渉されず、邪魔されずに写真を撮りたい
んです。
なぜこのように感じたかというと、わたしは
「余り写真に関心の無い方達よりも写真の撮り方が上手」
なようなのです。
「自分が上手い」なんて死んでも言えないと考えていました。
ただ、客観的に見たり、褒められるなんて事を根本的に拒否してきたのでバランスが取れていなかったんでしょうね。
それと「褒められる」事自体がほぼほぼありません。
わたしの場合は撮るのが当たり前すぎて褒める価値もないと思われる方が多かったのでしょう。
卑屈に生きていましたしね。
人間の傾向として良い所なんて見つける努力はしません。
悪い所を見つけてそこをいじり倒すことにしかエネルギーを傾けない人の方が多いのが現実です。
それが如何に優れていても自分の方が優れているという精神的優位を確保したくなる気持ちは良くわかります。
ここで断っておきたいのですが、わたしが「優れている」なんて烏滸がましくて言えませんし、それを認めさせるなんて考えていません。
ただ、知らない人よりも写真が「上手」である事実を知ったよ、というエントリーなんですよ。
そりゃ〜、わたしだって認められたいですよ。
承認欲求がとても強くて、そのことで人に依存しちゃうぐらいなんですからね。
わたしはね。
人が大好きなんですよ。
昨日も弟と話をしていたのですが、人とのかかわり方が下手だと自覚してはいるのです。
だからこそ、セーブする為に外出することを減らしているというのもあります。
出掛けられる条件が整うと他の人の為に何かしら行動を起こし、自分を余りにも蔑ろにしてしまう傾向があります。
写真を撮りに行っていたのも自分の為ではなくなっていた時期がありました。
ここで写真が人より少し上手に撮れるようになった経緯を書いてみましょうかね。
写真に関わる濃度なんかも関係あるのでしょう。
わたしにとって写真は長い間「生きると言うことそのもの」になっていました。
「命」だったんですよ。
どうやったら良い写真になるか
なんて、空気を吸って呼吸をするぐらい、心臓から血が巡って循環していくぐらいに当たり前のように考えて生きていました。
そのような濃密な思考や論理、習慣、カメラのセッティング、場所、構図などしばらく撮らなくとも身体に焼き付いているのでした。
いざ他の方達と同じような条件で撮影しようとも日々カメラをいじっていたあの頃があるからこそシャッターチャンスを捉える感覚は覚えていたんだと納得しました。
現在、ひたすらに出不精なのでなんとかせねばならんな〜と努力しているところです。
なんてんは家から出ると少なくとも出費があるという考え方を変えるところから始めなければなりません。
マイナスにしかならないと考えると外に出る気になりません。
病んでいた頃は車で方々に出掛けては、生きる為にゾンビのようにカメラを構えて撮っていたのでした。
風景をね。
今も大して変わりませんが、気持ちがだいぶん変わってきたんですよね。
気持ちの有り様が変わるということは写真にも大きく影響します。
病んでいた時も病んでいる時期にしか撮れない良い写真もあるでしょう。
まだ完全には治っていませんが、いま起こっている変化を記録する意味でも写真を撮ってみたいモノですね。
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結婚式の写真もたくさん撮りましたね。
心から祝福したいご夫婦もいれば、全くそうでも無く義務で撮る夫婦も居ました。
良く考えると断っても良かったのにな〜と今は思えるようになりました。
人が良いわたしは馬鹿で頼まれたら交通費もでなくとも喜んで写真を撮りに行っていたのです。
扱いにも違いがありますよね。
わたしが写真を撮るのが当たり前だと思っている人間はわたしの事情なんて考慮したり、気遣ったりの範疇にはありませんでした。
あのような時は気持ち良く写真を渡すことは出来ていなかったな〜..........
対照的に心から感謝をして下さる方もいました。
そのようなご夫婦にはこちらこそ幸せな時間をありがとうと感謝したい気持ちでいっぱいになったモノです。
ここ最近の2回の結婚式は本当に良い結婚式でした。
名古屋と静岡に行ったのですが、名古屋のご夫婦は弟のように感じていた子で、静岡のご夫婦は名古屋に住んでいる子と実家が同じ地域の方でした。
静岡の結婚式は交通費もろもろを出して頂きました。
関わり合いとしては名古屋のご夫婦よりも浅かったのですが、人格者のご夫婦でしたな。
県外に行ったのは5,6回でしょうか。
関西の方のわたしが以前住んでいた地域にも4回ほど頼まれて撮りに行きました。
父の実家や友人がいましたので、帰省も兼ねて行けたのはとても良かったです。
県内では20回余りは行っているのでしょうね。
わたしが住んでいる地域での結婚式だけでも多数撮っていますからね。
それぞれに思い出もあれば直ぐにでも忘れてしまいたいモノもあります。
良い思い出だけを抱えて行きたいモノです。
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