ぴんとぐらす

Jazz Rock Photo & Essay

春の山

2006年04月11日 08時18分39秒 | 
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山国に住んでいながら
ずいぶんと大人になるまで登山する機会が無かった。

本来なら中学で北アルプスへ集団登山を経験する筈なのだが
前年に登ったどこかの学校に落雷事故があり取り止めになってしまったのです。

山に関しては経験が無いということは何も知らないに等しい事で
知らないまま終わってしまえばそれまでなのだが
そうは行かなかったのです。

何とか登山用具を揃えて登り始めたのは
30歳をすぎていましたが登山道では断然若い方で
元気なオバちゃん達がシャキシャキと登っていくのを見ては
体力の無さと日々の不摂生を反省するのであります。

登山といっても私は頂上にあまり興味が無く
途中の景色や目指す山の山容が美しく見える場所
が私の目指す場所です
山頂まで登ってしまうと好きな山が足の下になってしまい
主役が居なくなってしまうので以外に面白くないことが多いのです。

新潟の上越に百名山の一つ火打があります
この山は麓から見ようとしても中々姿を現さない山で
登山道を2時間ほど登った富士見平まで行って
初めてまじかに姿を現します。

春のこの時期はまだかなりの雪に覆われていますが
雪解けを待つその姿も凛として美しいのであります。

トップ写真の火打は飯山の鍋倉山から撮影したものですが
このように遠望できるポイントも少ない山なのです。


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