～Miles Davis' Alumni Super Session～ロベン，ジョーイ，オマー，ダリル，ウォレスを観に行く その４

さて今回の
～マイルス・デイビス同窓会スパーセッション～は
単にマイルスの曲を演奏するというものではなく
勿論それぞれのプレーヤーがマイルスに対する
リスペクトやオマージュ、トリビュートといった
気持ちを込めた演奏になりました
そりゃそうですよね
マイルスの曲を気を抜いた演奏なんて出来っこありませんもんね

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ギターのロベン・フォードはブルースを主体としたギターリストですが
ジャズ・フュージョンでもかなりのテクニックを持ったアーティストです
今回のセッションでもキレタ演奏をしていました
彼のサウンドは濁りがない音なので
ぐっと前に出て全体が引き締まる感じがします
使い込まれたテレキャスターかっこ良かったです！！


ジョーイ・デフランセスコはハモンドオルガン奏者です
僕にとってはクラプトンと一緒に来日したスティーブ・ウィンウッドに
引き続き今年２度目のハモンドオルガンの音色を味わえたわけで
それも今回はけっこう弾きまくりだったので
充分にハモンドオルガンを堪能出来ました
このように引きまくるハモンドオルガンを聞いたのは
初期のディープパープルのジョンロード以来かもしれません

ウォレス・ルーニーは巨漢なトランぺッターで
マイルスの代わりというよりは
要所だけ吹いて後は後ろに下がるといった感じで
他のメンバーをたてていたように思えました

ところで演奏された曲の中に
TOTOのアルバムFahrenheitの中に収録されている
Don't Stop Me Nowがあったのが嬉しかったです
この曲はルカサ、ペイチの共作ですが
そこにマイルスがとてもエレガントでジャジーな味付けをしていて
以後マイルス本人も気に入って彼のLIVEでも頻繁に演奏される楽曲になりました
この曲、原曲はジェフ、マイクのポーカロ兄弟がリズム隊ですが
今回はオマーとダリル　又違った味わいのDon't Stop Me Nowが聴けました
ま！それにロベンのギターとジョーイのハモンドオルガンが加わるわけですけど
言うまでもなく秀逸の１曲でありました

今回幸運にもステージ最前列で観る事が出来たのですが
ベースのダリル・ジョーンズに声を掛けたら
グーッドを頂いた事と
憧れのオマーにはアルバムと持参した写真にサインを頂けた事が
めちゃ嬉しかったです

そんなわけでリポートが幾日もわたり
長々となりましたが
これにて一件の落着であります

終わり