「朝鮮漬け」と言っても「キムチ」ではありません。
作り方は簡単です。大根を半分に割って塩漬けし、乾燥させるだけです。
私は今回初めて作ってみました。
その昔、親たちが作っていたのを思い出しつつ。
製造手順
①大根を洗う
②半分に割る
③海の潮水に7日間漬ける
④大根に竹串で穴をあけ、シュロの葉っぱで結んで物干し竿に吊るす
⑤カラカラに乾燥したら取り込む
⑥保存は冷蔵庫がいい
食べ方
①福神漬け位の大きさに切る
②水で戻す
③砂糖、酢、醤油で味つけする、好みで生姜を刻んで入れる
子供の頃は、大体夏の頃に食べていた記憶があります。
今回は、塩漬けの塩から結び紐まで全て自然の物を使いました。
7日間塩漬けにした頃の大根、シュロの葉っぱは先が硬く薄いので大根の割れ目に難なく通せます。ビニール紐だったらこんなに上手く行きません、先人の知恵に脱帽です。
1週間位乾燥させた大根、そろそろ完成か?
これがシュロの木です。
昔は、シュロの葉っぱでハエ叩きを作っていました。
また、葉っぱの根本の繊維の部分で、ミノ(今で言えばカッパ)を作っていたんですね。
今でもシュロ縄として使われています。シュロの木は、昔は日常生活に必要な貴重な木だったんですね。