福島県の情報

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/より転載（一部編集）

3月13日15時34分更新分
【停電や断水、電話の不通続く】
東北電力福島支店によりますと、停電している県内の世帯は少しずつ減っていますが
それでも正午の時点で、津波で被害を受けた沿岸部や福島市内を中心に
なお10万2787戸が停電しています。

【電話・ネット不通】
ＮＴＴ東日本福島支店によりますと、13日午前９時の時点で
大熊町・楢葉町・新地町・飯舘村の４つの町村で停電のため
あわせて１万2000の電話回線が通じなくなっています。
また、光ファイバーを使ったインターネットとインターネット電話の回線は、
中継設備の故障のため県内全域で７万回線が使えなくなっています。
復旧の見通しは今のところたっていません。

【携帯電話】
県内全域でつながりにくい状況が続いていますが、短い文章のメールであれば
ほぼ通常通り送受信できるということです。
また、ＮＴＴドコモは、今後 県内各地の避難所に各社の携帯電話の充電装置を
提供する予定だということです。

【ガス】日本ガス協会によりますと
きょう正午の時点で、福島県内の都市ガスは
▼福島市内で1695世帯余り
▼いわき市内でおよそ１万5000世帯
▼白河市内で270世帯
あわせて およそ１万7000世帯でガスの供給が止まっています。

また、南相馬市にガスを供給している会社と連絡がとれないことから
南相馬市内の3300世帯の状況が把握できていないということです。
水道も県内の多くの自治体で断水が続いています。
このうち、福島市水道局では、市内の広い範囲で水道施設や水道管に被害が出ているため
依然として、ほぼ市内全域のおよそ11万1000戸で断水が続いています。
復旧の見直しは立っていないということです。