ぶろぐ de まりもletter

声優・嶋方淳子(まりも)のブログ。日々の徒然やお仕事情報など。

珊瑚の引越し、ツバル住民の引越し

2007-02-22 00:49:12 | エコ
温暖化の影響がこんなところにも。

熱帯のサンゴ、和歌山・潮岬で発見…水温上昇が要因?(読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20070221i317-yol.html

CO2を吸ってくれる珊瑚は、海水の温度が上がると死んでしまう。
先日見たTVの情報ですが、グレートバリアリーフや沖縄など
世界各地のサンゴ礁全体で
『一秒間に畳16畳分の広さの珊瑚が どんどん死んでいる』
という計算になるそうだ。

死んでゆく早さに比べて、育つ時間のなんと遅いことか。

珊瑚は自分たちが生きていける環境にどんどん移る。本能のままに。
でも、今まで珊瑚礁を観光資源として生きてきた人間たちは?
目の前からどんどん珊瑚が消えていったら、どうするんだろう。


そして、南太平洋の島がまた一つ沈んでしまう。

ツバル首相:水没の危機を訴える 毎日新聞との会見で-PHOTOジャーナル:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/photojournal/archive/news/2007/02/20/20070220k0000e030050000c.html

ツバルだけではない。
自分たちの国に住めなくなる日は どんどん近づいている。

温暖化で 気流が変わり、気候が変わる。
魚が獲れなくなり、野菜が育たなくなる。
今、渡り鳥は 餌である虫の育つ時期がズレて来て 数が激減している。
白クマは北極の氷が溶けて、絶滅危惧種になりつつある。

気流が変わると海流も変わる。
暖流・寒流がなくなると海流は止まり、あっという間に氷河期が来るそうだ。

10年。そんな短いスパンでガラリと変わる。
とても近い将来の話であることを、実感しなければ。。。


上記の記事で一際 胸に刺さった言葉を転載。
「自分たちが排出した温室効果ガスが原因で、ツバルなど小国で何が起きているのかを認識し、責任ある行動を取ってほしい。
いつになれば小国の声に耳を貸してくれるのか」
と訴えた。


・・・深夜電力使い放題で、こんなブログ書いてる矛盾に苦しみつつ。
私の仕事なんて、電気がなければ何一つ出来ない仕事であり… うぐぐ・・・

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今は (田中)
2007-02-27 07:11:37
事実を多くの人に知ってもらう為に淳ちゃんの行動は間違いではないと思います。確かに矛盾はしてるかもしれないけど。
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