今週末 8/19から公開される、劇場版「遙かなる時空の中で~舞一夜~」。
私は小天狗役で出演しています(^^)
その試写会に、先週 行ってまいりました。
いや~~~、まず 絵が!色が!美しいっっ!!!
オープニングからタイトルまでの数分間で、その凄さは実感して頂けると思います。
あのね、まず舞のシーンがすごいの!!
普通 今だとモーションキャプチャーとかで作っちゃうところが多いと思うんですが、
私 キャプチャーのアニメって動画のアニメから浮いちゃう感じが否めなくて。
(TVアニメで『あ、ここCGだ』『あ、これキャプチャーだ』って
くっきり分かってしまうというか)
実際の人間の動きをスキャンしているはずなのに、なぜかキャプチャーは
人間の温度が感じられなくて…CG比率が多い映画だと馴染むんですけど。
まあそんな感じでキャプチャーなら興醒めだったであろう舞のシーンが、
『舞一夜』では全部 動画!! なので重厚感がケタ違いっっ!!
色も、炎の赤・衣装の赤・舞殿の赤… 少しずつ違っていて 奥行きがあり、
本当に美しいのです。
なんでも色指定フォルダだけで すごい数だそうで(制作日誌「色変えシーン」より)、
雨シーンだけで3つ、夜シーンだけで4つ、夕景だけで5つ…全部で45以上だとか。
http://blog.livedoor.jp/maihitoyo/archives/50243532.html
あのね、電気がない時代の話なんです。
太陽の明かりと、ロウソクや松明などの炎の明かりだけの時代。
その細かい明るさの違いが すべて色で表現されています。
あと カットの切り取り方というか、奥行きの深さが。
まるで自分もその時代にタイムスリップしてしまったかのような感じ。
雨のシーン、月夜のシーン、一転して晴天の眩しい朝…
雨の冷たさ、温かさ、風の爽やかさ、村の砂っぽさ、逢瀬のお寺のしっとりさ…
ぜひ映画館の大画面で実感してください。
総作画監督のつなきあきさん はじめ 作画・動画スタッフの皆さん、
美術監督の滝口比呂志さん、美術の松本吉勝さん、色彩設計の横山さよ子さん、
そしてスタッフの皆さん一人一人に大拍手っ!!
(その2に続く)
文面から淳ちゃんの興奮も伝わりましたよ!(笑)