ムックぶひぶひ日記 いくら盛り

湘南育ちフレブル寄りのボストンテリア「ムック」から、ボストン寄りのフレンチブルドッグ「いくら」にバトンタッチ

2年。

2005-07-26 | イベント
2年前の今日、ムックが我が家にやって来ました。
冷夏だったのに、その日だけすっごく暑かった・・・。
飛行機で関西から羽田にやって来たムック。
黄色いバスケットの中に、凍らせた(もう溶けていたけど)オレンジの缶ジュースと一緒に入っていた。
スンスンスン・・・と鳴いていた。  すごくドキドキした・・・。
真っ黒で小さなムックに、お皿に水を入れて差し出したら、小さな舌でペロペロ舐めてくれた。
長い間飼いたかった犬。ムックを見て嬉しいのとホッとしたのと、ちょっぴりの不安から?
帰りの車でなぜか涙が出てしまった・・・。


デジカメを持っていなかったので、
一眼レフでいっぱい写真を撮った。
ムックを迎えに行く時に持っていった
初めてのお友達パンダのブーダ
もう、ボロッボロなんだけど、
これだけはどうしても捨てられない。。。








すっごい不思議な生き物・・・
カニみたいに急に横に走ったりする・・・。笑
携帯の着メロに歌ったり、ベッドごと網戸をブチ破って庭に落ちたり、
お好み焼きのひっくり返るCMを見て、飛んでくるのかと思って?避けたりする。
可愛くて大変で可笑しくて・・・。
その頃いつも頭の中で、CMで流れていた小田かずまさの
「言葉にならない」(って題名らしい?)という歌がぐるぐる廻ってた・・・。

ムックはまだ、3ヶ月にもなっていない頃、「チェリーアイ」という眼の病気で手術をした。
病院で「手術です」と言われた時、こんな小さな体で??と
ショックで貧血を起こして立っていられなくなってしまった。
(動物病院で人間が具合悪くなってどーする??
ただでさえもヨチヨチなのに、エリザベスカラーを付けられてヨレヨレだ。
抜糸した頃からアレルギーが酷くなり、1才近くまで週1の病院通いが続いた。
痒くて夜中も寝れずに掻いていた。。。
去勢手術は麻酔が合わない体質と判明。急遽中止になった。


そして、ムックは甘噛みがひどかった。。。
他の事はとても良い子だったし、物覚えも早かった。
でも、共存する上で一番してほしくない事。
カユカユでイライラしたのもあったのだろう。私の手もいつもキズだらけ。
私は「大人になる前に直さなければ・・・・」と焦っていた。
ムックを叱る時は「無視」。
ヘタすると散歩とご飯の時以外、無視しなければイケナイ日もあった。
「こんな事する為に犬を飼ったんじゃないのに・・・」と凹んだ。。。
でも、本当にムックが落ち着いたのは私の肩の力が抜けた頃だったような気がする・・・。

色んなタイプの子がいるけれど、
ムックは人が大好き、生き物が大好きなワンコだった。
私はムックがウチではなくて、もっと大家族でおじいちゃんやおばあちゃんもいて
お留守番もないような家にいっていたら、どんなに幸せだったのだろう?
と何回か思ったりした。。。

もね、私は「ムックじゃなきゃダメだった・・・・」
たくさんいるワンコの中で、
きっとムックじゃなきゃダメだったんだ。

犬の1日は人間の何日分?何週間?
パピコの時はもっと駆け足だね。
ムックの1日はギュウッと凝縮されているね・・・。
毎日大切にしないとね

ムック!何があっても絶対守るから、
これからも楽しく暮らそうね