ムックぶひぶひ日記 いくら盛り

湘南育ちフレブル寄りのボストンテリア「ムック」から、ボストン寄りのフレンチブルドッグ「いくら」にバトンタッチ

「山古志村のマリと三匹の子犬」

2005-06-10 | ツブヤキ
ちらと覗いた本屋さんで立ち読みしたら、涙がこぼれそうになってしまったこの本。
ラストの方を見たら、悲しい終り方ではなさそうなので購入した。
かなり前に買ったのに、いまだにたまに開いては泣いてしまう・・・。
(じゃ、見なきゃいいんだケド・・・。)

去年の新潟の地震の朝、3匹の子犬を産み、家屋の下敷きになった飼い主さんを励まし続け、
村に取り残されてからも16日間ひとりで子犬を守りぬいた犬のお話です。
このマリというワンコが、またすごく可愛くて優しい顔をしている・・・。

村に救助のヘリが来た時、飼い主のおじいさんは一生懸命、
マリも一緒に連れていけるようお願いしたそうですが、やはり無理だったそうです。
そしてやっとマリを迎えに行けた時には、飼い主さんも見間違うほど痩せて顔つきも変わっていたそう・・・。


私がこの飼い主さんと同じ事に遭遇していたら、どうするのだろう・・??
気が狂ったように犬も連れてってくれと懇願して、でもやはりダメで救助の手を煩わせるだけなんだろう。
でも、こんなに完璧ペットとして育ててしまったワンコは、ひとりで2週間以上も生きられるのだろうか?



2度とこのような事が起きないように願うばかり。