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無謀海酔人muboudiverの日記 ~ダイビングと水族館~

シャチをこよなく愛する泳げない私が無謀な野望を胸にダイビングに挑戦!
(文章/写真の無断転載等は固くお断り致します)

DiveNo.5 2009/2/22 獅子浜(シシハマ)

2009-02-25 23:09:40 | SP Diving
OWD認定を受けてから3週間、
ついに初のファン・ダイビングをしてきました
江の浦の予定だったのですがコンディションが悪いということで獅子浜という所に変更

7:00頃お店に集合して出発
メンバーはインストラクターMさん、アシスタントの勉強中のみほさんと菊ちゃん、おいちゃん、まっつん、まっち、とと、私の8名。ダイブ本数1桁は私だけみなさまそれなりに経験があって「ブランク空いちゃったから初心者向けツアーで…」という人達ばかりでした。

前日あまり良く眠れなかったので(ワクワクと緊張)車内での朝食後は
適度な話し声、適度な振動、適度な陽射し…おかげで到着時刻を覚えていません
到着した後、サービスの人とMさんが
「今日は巻きだね、ポンポーンと2本潜っちゃわないと海変わるね」
と話しているのを聞いて
『今日はハイペースそう…ホント、足手まといになれない…』
とちょっとドキドキ

着いたときは白波もなく、あまり荒れてなかったのですが機材セット後、菊ちゃんのブリーフィングを聞いている間に刻々と状況が変化…
慌てて(?)1本目
エントリーはジャイアント・ストライド・エントリー(足からストンと海に落ちる方法)。プールで一度練習したきりでしたが、海でやる方が簡単に感じました

他にSPをとっていたのと私が一番ピヨピヨダイバーだったこともあって潜降時はMさんがついてくれました。OくんやYちゃんからOW講習時の私の様子を聞いていたMさんが驚く程度には(笑)スムーズに潜降できました
20分くらいフラフラした間に見たのは
フグ、ソラスズメダイ、ガンガゼ、トラギス親子、キタマクラ、トゲトゲトサカ、
キサンゴetc.…。
私はよく水底に(身体が勝手に)行ってしまい、手で水底(の安全なところ)を押して浮き上がっていたのですが(ドライに空気入れればいいのに思いつかなかった ) その様子を見ていたMさんとみほさんは私が安全確認をしている手をつく場所ではなく、私が安全確認をしていない足元にガンガゼがいるのを見て気が気じゃなかったそうです。「ドライに穴あいちゃう~!!」って

潜水時間は34min、上がってきたら凄く波が立っていて揺れる揺れる
水中では揺れを感じていなかったので水面に出てからビックリ
西風がしっかり吹いてしまっていてかなり荒れていました。
エキジットポイントでは他のショップのベテランダイバーさんが待ち構えていてくれて一人一人を陸上でキャッチ(笑) 上がってから見てみるとなおのこと海の具合がよくわかり
「こんな海に潜ってたの!? 水中じゃ天候が荒れてるのわからないな~ 」と改めてビックリでした。
でも…ちょっと意味なく?テンション上がった

ログ付けのときに聞いた話だと透明度は10~20mあったようですが、まだうまく中性浮力をとれないピヨダイバーが何名かいたので砂を巻き上げてしまっていて「部分的に透明度3mとかになってた」そうな
しかも、最大深度予定は15mくらいまでだったのに
実際の最大深度は17.6m
危なかった (でもちょっと惜しい…笑)
後40cm深く入っちゃっていたらまだ超えてはいけない 18mを超えてしまうところでした

その後は天候の回復が見込めなかったため、みんなでお昼を食べて近くのお風呂に入りに行き(ちょっといい所)、その後、更にいちご狩りをしてきました。大きいのも小さいのも甘くておいしかったです~ 30個くらい食べたかな。かなりおなかいっぱいになりました

帰りは…大変でした 桜祭りをやっていたんだとかで渋滞にハマってしまい、車内に4時間くらいいたのかなぁ…。話したり眠ってみたり…。でも、渋滞もたまには楽しいものです

1本しか潜れなかったけど、久しぶりに潜って、久しぶりに自然に触れてゆっくりできて良い1日でした。
次潜るのは……3月中には行きたいなーーー


気温:?℃
      潜水時間 最大深度 水温  残圧(bar)  透明度
<1本目> 34min   17.6m 14.0℃ 180→ 70  10~15m


海洋実習 OWTD No.2~No.4 2009/2/1 大瀬(オセ)湾内

2009-02-21 23:17:57 | OpenWaterTrainingDiving
2月1日 朝。少し早めの6:40頃起床
天気はしっかりスッキリ晴れていました
富士山もキレイに見えて…風もほとんど無く海が凪いで…
そんななのに私はやっぱり緊張 『今日潜れなかったら…
そんな気持ちを抱えたまま朝食(酔い止めも飲んだ)と準備を済ませて、
海へ

ブリーフィングをしていざ本日の1本目…!
自分に「落ち着いて潜れば大丈夫」と言い聞かせ…
まずはYちゃんとくがっちバディが潜降。
少し待ってからOくんと私バディが潜降開始…
「少しでも機材からのストレスを減らすために」とYちゃんが特別に貸してくれたレギュレーター、
そしてOくんの力を借りてゆっくりゆっくり…。
水温はそれほど冷たく感じませんでした。
フードをかぶると苦しい感じがしたので今日はフードもかぶらずの1本目。
Oくんが出してくれるハンドシグナルに合わせて呼吸。シグナルをじっと見つつ、
たまに下にいるYちゃんの黄色いフィンを見て
「あとちょっと、あとちょと…」と自分を励まし…
7~8m潜るのに10分くらいかかり、
耳抜きがあっさりできるようになったくがっちを随分水底で待たせてしまいました
がなんとか水底に到着!!
ホントに良かった… 良かった……
良かった…としか言いようが無い

まだOWTD2本目なのでスキルチェックがありました。
…が! 何をやったのか必死すぎて覚えてないです
トレーニングレコードを見るとマスク脱着とかエア切れの練習とかした様子…
 (→日にちが経ってなくても絶対思い出せない)
今度は私も透明度3cm(笑)から脱していたので
お魚や海の中の景色を見ることができました余裕ではなかったですが

30分程で浮上。無事にOWTD2本目をクリアできてホッとしましたが、
何気に“2本目の恐怖”(昨日の苦しさ)が頭をかすめていて少し警戒&緊張もしていました。
キャラメル食べたりホットココア飲んだりして
休憩とOWTD3本目のブリーフィングを兼ねて2時間弱陸上で過ごして、
いざOWTD3本目!!!

3本目では水面移動しながら疲労ダイバーの曳航の練習や
足がつったときの治し方などをしました。
で、ブイに到着後、水面で軽くブリーフィングをして、さっきのバディで潜降。
今度もゆっくり潜降を進めてなんとかなんとか
それでもOWTD2本目をクリアしていたのと、同日の2本目なのに
昨日経験してしまった苦しさがなく比較的スムースに潜行できたと思います。(“2本目の恐怖”克服
潜って……ちょっとフラフラ(?)して、今回も30分くらいで浮上しました。
この浮上は緊急時の練習をかねての浮上なので水中で「あー」と声を出しながら浮上しました。
水面に出てからBCDの脱着やウェイトの脱着をして陸上へ。

お昼ごはん 2本潜ったのにまだお昼とは
昨日食べ過ぎた覚えもあって、今回は“たまご丼”にしました。
お肉いらないなー、量少なくていいなー。と思って注文したのですが
結局半分くらいしか食べられず。…多いんです。全体的に量が
他の人が注文しているお食事を見ても多い…。結局残してしまった分は
Oくんが「味見させて」と言いつつほとんど食べてくれました
重ね重ねOくん、そんなとこまで…ありがとうです。お世話かけます

その後はお腹を休めて陸上でコンパスを使う練習をしてから14:30頃、
いよいよOWTDの4本目
後から聞いたのですがこのOWTD4本目にして潜降時間を5分くらいに短縮できたようです
そして初めてロープなしでの潜降でした。

4本目では最終スキル、コンパスを使ってバディと一緒に進んで同じ位置に戻ってくるのをやりました。
陸上では動いていたくがっちのコンパスが潜ったら動かなくなってしまっていたのですが、
私のコンパスで確認して一緒に進んで戻ってきたのでOKが。
それさえ終われば後は繰り返しやっているマスククリアや脱着の確認などで
後は水中散歩…散泳?
ヤリイカのたまご(よ~く見ると目がある)、ハタタテダイ、ソラスズメダイ、真鯛…他にもいろいろ見られました
4本目の潜水時間は40分 あっという間でした。
浮上してからはシュノーケルに替えて水面移動で陸へ向かいました。
Yちゃんの「バディ(私とくがっち)で一緒に戻ってきてね」のサインがあったので、
お互いを気にしながら戻らなきゃならないんだけど…
水中の魚とか景色が気になってついついお互いを忘れ…となってしまったので
結局手をつないで水面移動して陸へ帰りました

そんな感じでなんとかなんとか4本潜ってOWTDを無事に終えられ、
認定を受けることができました
スキルチェックが全部終了したところでOくん&Yちゃんが
「OWDおめでとう」と水中でボードに書いて見せてくれた途端、
嬉しくてホッとして感謝をその瞬間に伝えたくて思わず拝んでしまいました
(2人ともそれにウケたらしくボワッと泡を吐いていました
2人(特にOくんには本当に手間かけさせて…)には本当に感謝。感謝し切れず


そして
明日は江の浦へ行きます
3週間ぶり、レギュレーターがちょっと心配だけど、
落ち着いて潜って愉しむぞ~


気温:15℃
      潜水時間 最大深度 水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 34min   8.6m  14.5℃ 200→ 80  10~15m
<2本目> 34min   11.7m  14.5℃ 200→110  10~15m
<3本目> 34min   8.3m  14.4℃ 200→100  10~15m

海洋実習 OWTD No.2…? 2009/1/30~31 大瀬(オセ)湾内

2009-02-08 00:10:16 | OpenWaterTrainingDiving
おなかいっぱいご飯を食べた後、雑談やブリーフィングをしながら
ゆっくり休んで、くがっちとOくんは2人で「1本目」を潜行しに海へ。
その間、私は再びマスクを歯磨き粉でキュッキュ。
2人が入ってる間ほとんどずっと磨いてたので30分くらいになるのかなー。
おかげでピッカピカ(笑)
Yちゃんと話しながらだったのであっという間でした。
くがっちも無事に「1本目」をクリアできたので、
休憩を兼ねながら再びブリーフィング。
その頃には天気も回復して青空が見えてきて
「空青~い!じゃー2本目いこう!」とインストラクター2人はウキウキ 生徒2人はちょっと緊張
“さっきよりは”手際良く準備を整えてブイを目指し水面移動


……ん?…何か…おかしい……なんか苦しい感じ…


ブイに到着してもう一度軽くブリーフィングをして「じゃあ潜降!」
まずはOくんとくがっちバディが潜降。
2人がある程度進んだところでYちゃんと私バディで潜降開始。
BCDの空気を抜きつつロープをつたいつつブクブクブクブク……
…… 呼吸ができない!!!
Yちゃんに「ダメ」サインを送って浮上(て程深く潜れてないけど)。
呼吸ができない、空気が身体に入らない。凄く苦しい
Yちゃんのアドバイスで深呼吸してからレギュレーターくわえ直したり
スーツに空気入れて圧迫を減らして何度か潜降を試みたけど
やっぱり苦しくて呼吸ができない
そして…水面にいても呼吸ができない(というか呼吸をすると胃?気管?が痛い)ことから
だんだん恐怖心がでてきてしまいました
それを感じたのかYちゃんが
「怖くなっちゃったならムリしても楽しめないから今日は上がろう」
と言ってくれた。ホッとしたけど安心したけど……
くがっちを巻き込んで上がってしまうのが申し訳なくて申し訳なくて…

その後、「せめて水面からお魚くらい見ようか?」とYちゃんが提案してくれたので
タンクを置いて、3点セット(マスク、シュノーケル、フィン)だけ持って再び海へ。
スキンダイビングの仕方をザクッと教えてもらってお試し。ゴボゴボッ。
思い切り海水飲みました
Yちゃん、くがっち、私が遊んでいる間、陸上でいろいろ片付けをしてくれていたOくん、ありがとーです。

その後は機材を軽く洗ってお風呂入って、地元の料理屋さんで夕飯
くがっちとOくんは裏メニュー、Yちゃんと私は鮪ユッケ丼を注文。
ごま油を使った味付けが絶妙~また食べたい

宿泊施設へ帰ってからは反省会&ログづけ。
2本目を幻にしてしまった苦しさの原因は

①1本目なり2本目に向かう水面移動中に飲んでしまった空気で
  胃が膨らんだ+海酔い
②「緊張した状態の身体が一呼吸でこれだけ欲しい」と欲する空気の量と
  レギュレーターから出てくる空気の量が合わなくなってしまった
③ ②によって呼吸できてない感覚が起こり、恐怖心が出てきてしまった

ことのようです。③はしっかり自覚があるものの①と②は解説されて納得。
『おなかいっぱいのところにムリヤリ詰め込んだのもあるしなぁ…』
なんても思いましたが


「透明度3cm限定」だった私は1本目潜れたのに魚がほとんど見られず。
耳抜きできず潜降諦めたくがっちは陸へ向かうまでの間に
しっかりクサフグやウニ、メジナ、キュウセンなどいっぱい見ていたことがログづけの中で発覚(笑)
幻の2本目のときも水底待機してる間、くがっちはお魚いっぱい見てたし…。
「“面の白い水中サングラス”をかけて潜る珍しい人がいたね~!」とOくんもYちゃんもバカウケしていました

そんな状態で「明日も苦しかったらイヤだなー。潜れなかったらどうしよう…。
最悪、認定は諦めよう…」と心配しつつ、
身体の疲労に負け23時頃には寝に入ったのでした

海洋実習 OWTD No.1 2009/1/30~31 大瀬(オセ)湾内

2009-02-06 00:51:19 | OpenWaterTrainingDiving
1月30日の夜出発で2泊3日、ついに海洋実習に行ってきました
メンバーは学科講習を担当してくれたYちゃん&私、
そして別の店舗のOくん&くがっち(生徒)の4名でマンツーマンは回避できました

夜お店で待ち合わせて20時前には出発
SAで夕飯食べたりコンビニに寄ったりして
実習場所の西伊豆/大瀬崎へ着いたのは23時近かったような…。
それからみんなで軽く飲んで24時過ぎに生徒2名はお布団へ
くがっちは前日徹夜した上に、プール講習受けたその足で来てたから、
車の中からずっとウトウト…
お店を出るころはいったん止んでた雨も強くなって
夜中ずっと雨風の音が凄くて天気が心配だったけど…

31日 雨は極弱いものになっていて雲も予想以上に無くなっていました。
気温は14℃くらい。ボートコートないとちょっと寒かったかな。
朝7:00に起床して各自朝食とか支度を済ませて8:00出発
海の近くなのですぐ到着。いよいよ…ドキドキ…

天気は弱い雨、お日様の姿は見えず
使用する施設の簡単な案内を受けて、まずは機材とタンクをセット。
25日の記憶を呼び起こしつつモタモタ
なんとか自力で(?)セッティングを済ませた後は
ブリーフィング(どんなことするかを説明・連絡)。
「まずは1本目なので潜って少し遊んでみる」……て言ってた気がする。

その後、ドライスーツを着て(これがー苦しい)
タンク背負っていざ(ヨロヨロと)海へ…
足が入ったらまずはマスクを装着。
水面が腰の高さくらいまできたところでフィンを装着!
シュノーケルくわえて水面移動してブイに到着
前日の雨のせいで水がにごっていたのと
進むのに必死で水中の様子を見る余裕はなかった
ブイまでついたら軽く再度ブリーフィングがあって
Oくんと私、Yちゃんとくがっちのバディでいざ潜降

変に怖さがなかったのかOくんの指導が良かったのか、
1本目はなんとなく無事に潜降成功
専用インナー、キャミ、ロンT1枚着てたけど水底着いたら寒くて震えた
そこまでいくと魚がいっぱいいたらしいのに
潜る直前、Oくんに大爆笑されていたマスクの曇りが更にひどくなり
私だけ透明度3cmの世界…(歯磨き粉でちゃんと磨いたのに
一生懸命「メバル」とか「トラギス」とか教えてくれるOくんだったけど
トラギスがエビに見える始末…
くがっちが耳抜きがうまくできず潜降できなかったみたいで
一旦YちゃんとOくんがチェンジ。
くがっちを待ってる間、Yちゃんと水中○×ゲームしたり、貝を拾ってみたり、
(寒いから動くために)少しだけロープから離れてみたりして待った。

Yちゃんが「イカ!」と教えてくれたのも見えず… 目の前通ってたって…。
「マスクに少し水入れて表面洗ってみたら?」のジェスチャーをされたけど、
そこまではとても余裕がなくて怖くて首を横にフリフリ。
なんとか曇ってない隙間から水中を見ていました
結局、くがっちは1本目潜降ができずみんなで岸へ戻って早めのお昼&休憩することになりました。
お昼はお奨めのすき焼なんとか定食
おうどん+お餅入りのすき焼+ご飯一膳、生卵付き。
……おいしかった、確かにおいしかったんだけど量が多過ぎて残してしまった。
『体力使うし、身体温めるために食べなきゃ』とかなり頑張って
できるだけ食べたんだけど…。
この、お昼の頑張りが午後のダイビングに予想外の影響を…

気温:14℃
<1本目> 潜水時間:34min 最大深度:8.3m 水温:14.1℃
      残圧 200→80   透明度:10~15m