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無謀海酔人muboudiverの日記 ~ダイビングと水族館~

シャチをこよなく愛する泳げない私が無謀な野望を胸にダイビングに挑戦!
(文章/写真の無断転載等は固くお断り致します)

DiveNo.70~72 2010/7/31~8/1 本栖湖 アルチSP

2010-08-13 13:09:42 | SP+Fun Diving
突然ですが「スキューバダイビング」で潜るのは海だけじゃないってご存知でしたか?

しょっぱくなくて陸へ上がった後、髪も肌も器材もベタベタしないダイビングもあるんです 7月末日から一泊でそんなちょっと意外なダイビングをしてきました (え…? …いえ…まだ…ぷーさん

今回はイントラSさんとTくんを入れて総勢13名。私が振り分けられたTくんチームのメンバーはまっち、まっきー、くっさん、たけちゃんを巻き込んだ6人。車もSさんチームと2台に分かれて朝の6:45出発

なぜ今回、まだぷーさんのくせに潜りに行ったかといいますと、
・夏しか潜れないポイント(夏でもドライスーツ推奨ポイント)
・去年はスキル不足(何よりも耳抜きに大きな不安アリ)
というわけで、去年の時点で「来年は行く!」と決めていたのもあるし、来年こそ貯金が底をついて行けないかもしれないし…自分の身がどうなってるかわからないし行けるうちに …と…えーー、早い話がいろいろ理由をつけて潜りに行ってしまった…んです、はい

言い訳を並べてしまいましたが、しょっぱくなくてベタつかない場所、それは「湖」です 場所によっては川で潜る人たちもいるようです。(先日私が行った羅臼でも鮭の遡上を見るのに川ダイビングをするとか。水深…20cm?)

そんな淡水ダイビングを今回は富士五湖のひとつ「本栖湖」で体験 標高約900mなので高所ダイビングでもあります。高所ダイビングでは現地に到着した時点で窒素が身体に溜まっている状態になるため、着いてすぐに潜ることはできません。また、潜水計画を立てるのにもいつも使用しているRDPorホイールの他に高所用の換算表を使います。

生物は海に比べると「あはは…」と笑ってしまいそうなくらい種類は少数ですが、海のような濁り(プランクトン)や波・うねりが無く水中はスッキリしていて景色を愉しみたい派は好きかも。海に比べたら水中が静かだったような気がするな ただ、湖底はシルト(泥)がほとんどなため巻き上げないように、着低しないように気をつけなくてはなりません。浮力が取れていない人が入るとみんなして迷子になる可能性が(笑)


2日間ともほぼ通しで晴れていたのに雲がかかっていて正面に大きく見えるはずの富士山は現れず… (正面の小さな山らしきものは富士山のカケラでもありません) でも…ほとんど揺れてないピターっとしたこの水面
    
静かな水面を学生船長(夏休み中のお手伝い?)の操縦する船で水しぶきを上げつつポイント名“沈木(チンモク)”まで移動。潜降して少し移動するとさっそく見えてきました。
    
コケ?が付いていてヌルヌルしていますが腐っていません。
ででーん と、こんな感じであちこちに横たわっています。
    
沈んだ大きな流木を見て触って乗って座って愉しみながら
更に移動すると何やら大きな物体が見えてきて…
    
お? Tくんがカメラを構え始めてるな。なんだろ…?

近寄ってみると
    
このカタチはもしや…

車だ~
    
撮影位置が悪くてこんな写真ですが、写真の上が湖底です
(2かどうかは知りませんが“カ○ーラ”とのこと)


その後もこんな景色を楽しみ…
      
生えてるのは海藻でも海草でもなく“水草”ですよ。“淡水”ですからニシシ


水深4~5mくらいの位置だったかな。見上げるとなんとクジラの影
    
…なワケはなく船底。
この位置から船底を見上げることができるのは海酔人(diver)の特権


少数派の生物(笑) ワカサギの群れ。
    
水の色と同化していて肉眼でも少々見づらかったけど、太陽光のあたり加減によっては体が銀色にキラッキラッと光って凄くキレイだった~

浮上直後に撮ってみた。
    
アンカーのロープが見えます。

船長さん…お昼寝中か?
      
アングル的に気分はジョーズ(鮫)
でーでん♪ でーでん♪(と船に迫る


水温は浅場で20℃を超えていてウェットでも問題ないくらいでしたが、やっぱり11mを超えると1桁いくかどうかくらいになっていたようでウェットで潜っていたまっきーはちょっと寒かったとか。そんな感じで1本目からしっかり愉しんだ後は“本栖湖 本陣”というお店でご当地グルメ(?)の熱々な ほうとう を昼食に頂きました 有名なお店らしいです
    

身体を温め、お腹も満足した後はポイント名“湧水(ユウスイ)”へ 水上の移動中、風が出てきていたためウィンドサーフィンがいっぱい。船の行く直ぐ先をサーーッと横切ったりしていました。
    
全体で200~300はいたかなぁ…。風の力だけであんなにスピードが出るんだね~とみんなでビックリ。

潜降して探すこと約30分…。ありました
    
写真じゃわからないですが水が沸き出ています。(写っているのはTくん、身長162cm。)
    
しっかりした穴に見えますが、ここもシルトなのでちょっと触るとすぐに視界が白い煙に包まれたようになります。
……無謀な海酔人(muboudiver)は好奇心が湧き過ぎてしまい…足からはムリそうなので頭から入ろうと試みましたが穴が小さ過ぎて入れず クレーター(穴)から湧き出ている水は、かき氷の中かのような冷たさで、穴の底は見えません。かなり深そうでした
Tくんチームはクレーター探しに時間がかかった上、見つけたのも小さいなものでしたが、Sさんチームは人が入れるくらいの大きなクレーターをいくつも見つけたそうで、身長178cmくらいのSさんが足から胸のあたりまで入っている写真を撮っていました。…くやしい…来年こそは私もクレーターに入ってやる…


夜ご飯はBBQ
ひとり何玉食べればいーんだな量の焼きそばや多量のお肉に多量の野菜、そしてイカやホタテがテーブルいっぱいに用意されていて、毎年来ているTくんもビックリ…。昼間しっかり動いてお腹が空いている大人13人でも最後は「まだ焼きそばがある…」となるくらいの量でした。(部屋にカメラを忘れたので写真はありません

いつもであれば0時頃までみんなでお酒を飲んだりしているのですが、高所ダイビングであるがゆえにいつもより疲労が強かったり、お酒の回り具合が早かったりするため22時過ぎにはお開きとなり…23時前にはしっかり“眠って”いました (あっ、お風呂は地元の温泉でちゃんと入りましたよ


翌朝、7時に朝食をとり、7:45には宿泊先を出発 (最近の私の生活では起きてるかどうかすら怪しい時刻)
タンクの到着が遅れたものの潜降時刻は9:02 身体もバッチリ高所に適応したあとの朝一なので一番深く潜ります とはいえ、ウェットのまっきーがいるので、まっきーの様子をみつつ深度を下げ、最深深度は24mくらい。潜降中、11mを超えたくらいでドライの私でも「水冷たいな~」と感じていたのでまっきーはもっと寒かったはず
本栖湖はどこでも好きなところで潜っていいので、船長さんに「ここから入る」と言えばそこで船を停めてくれます。(そして浮いてきた所へ拾いに来てくれます)
ということで、朝一ダイビングは適当に「ここで」と停めてもらったためポイント名はなく、Tくんが勝手に「絶壁」と命名(笑)

その絶壁の風景は…

大きな岩がゴロゴロ(絶壁?)
      
    

やっぱり大きな流木も…
    
    
な感じです。

あ、これは私の吐いた二酸化炭素が水面へ上がっていく様子
    
泡まで愛おしい景色になる


そうそう、上がってから聞いたところ「あれ? 慣れたかな? イケるかな?と思ったんだけど、次寒さ感じたら真剣に救助必要っぽいときだと思った」とか。まっきーの無事の生還、良かった良かった
写真はありませんがブラックバスがいたり、Sさんチームはニジマスやヒメマスなども見られたとか。


淡水ダイビング、生物はいないも同然だけれど楽しかった~ 来年もまた行きたいな 今回見た淡水魚はヌマチチブ(ハゼ)、ブラックバス、ワカサギ、フナ…。 ニジマスとかヒメマスも見てみたいし何よりもクレーターに入ってみたい ニヤ~リ

次に潜りに行くのはいつだろか…。秋かな


※ 他の湖でもダイビングはできるらしいのですが、透視度が良いのは本栖湖なんだそう。

気温:両日とも30℃以上
      潜水時間 最大深度  水温    残圧(bar) 透明度
<1本目> 41min  18.9m    11-24℃  180→ 30  6-20m
<2本目> 42min    9.4m    11-24℃  200→ 60  6-20m
<3本目> 36min  24.1m    11-24℃  170→ 50  6-20m
 

DiveNo.49~53 2010/1/2 大島 秋の浜 50本記念、デジカメSP

2010-01-21 23:14:42 | SP+Fun Diving
4日目。
1泊延長しているスマイリー&ひでまん&私を除くゲスト7名にとっては最終日。
朝早くからちょっと寂しげな空気がどことなく漂います そんな中、早朝ダイビングでむっくんが50本の記念ダイブを迎えました 気持ち良く潜って気持ち良くお祝いしてから朝食

午前中に2本潜ると帰りの船までにこなさないとならない機材洗い・昼食・お風呂の工程が非常に慌しくなるのですが、それでも2本潜りたい!ということで、朝食後、お腹も休めず最速で再び海へ出発

午前の2本目。
ついに私も経験本数50本になりました 
『ダイバー1歳になる前にできれば50本潜りたい!』と9月に突然思い立ち、密かに着々と本数を積んでいました。(10月アホみたいに行ってしまったのが結果として正解) でも大島で潜っているうちに何本目だったかログブックを見ないとハッキリ判らなくなってしまっていて、本数が近くて覚えていてくれたてっちゃん、るみちゃん&むっくん夫婦に「muboudiverは今日の2本目が50だよ」と教えられるまで気づかず 後2本遅れてしまっていたらみんなが帰った後になってしまい、ちょっと寂しい記念ダイブになっちゃうところでした

そして…その50本目に水中カメラデビュー 前から欲しくて(高いから手を出せず)検索だけはよくしていたのですが、どこのメーカもカメラそのものはまぁそれなりの価格。んが、水中へ持っていくには絶対必要なハウジングが高い 水深3~5mくらい迄ならハウジング無しで持っていけるカメラもあるけど、それじゃぁ…潜降すらし切れない 『今年(2009)はカメラは無しだな。SP受講も大方落ち着いてツアー代だけで済むようになってから…』と思っていたのですが、偶然、お店始まって以来初のセールがあって…ワイコンとマクロディフューザーも併せて買ってしまいました。(その代わり他のいろいろで我慢しなきゃ)
50本記念にカメラデビューが合ったのは嬉しい偶然♪

私以外はナビSP、私は水中カメラSP受講も兼ねたダイブだったので私には基本の姿勢やポイントの説明の後、「ナビSP中は自由だからとにかくデジカメで撮って&遊んで。muboudiverはナビできてたから最悪一人で帰ってこられるでしょ」というなんともSさんらしいブリーフィングが(笑) そんなんで50本目はほぼ大好きな野放しタイム()で“指示通り”自由にあちこち行ってパチリ&パチリ

カメラデビューで撮った写真です
ブレたのもあったけど…比較的よく撮れてるものを

クマノミ城で撮影。ん~、まぁまぁ…?


いろんな魚が群れていたので撮ってみた


透視度の良さが判る…


海…ホントに青かったなぁ…


私的にはダイバーがもう少し下にいた方が好みなのですが
いろんな方に大好評。水深3mあたり。


これも好評。海の青さと太陽光がキレイに撮れました


50、100、150、200…という感じで50区切りの記念ダイブのときにはみんなで集まって記念水中写真を撮ります
もちろん、私のもSさんが撮ってくれたのですが…


こんなん↓

ナビSP終わるの待ちつつクマノミ城で写真を撮っている最中、ふと顔を上げたらむっくんがボードを持っていたので『あ! ナビ終わったんだ、写真撮るんだ~』と思っていたらむっくんの背後でSさんが私に手招き。『ん?』と思って近づいてみるとSさんが凄~く嬉しそうにニコニコ笑って「50本の記念写真、いいの撮れたよ!」のジェスチャー。
『……? あれ? 50本、私じゃなかったっけ? だからWKの準備したトラかぶらされたんじゃなかったっけ?』と頭の中が『???』
Sさん更に嬉しそうな顔をして「よく見てみな」のハンド・シグナル。カメラの小さな画面をよ~~~く見てみると…
50本おめでとうボードを持っているのは1本前に50本を迎えたむっくん…
後ろにぽつーんて写ってる黄色い頭のが私… しかも魚を撮影するのに夢中でカメラの方向すら見てない これが“私の50本記念”の写真~

このときのSさん、本当に本当に嬉しそうで陸へ上がってもからも「みんながmuboudiver呼びに行こうとするから“浮いてくるって!”て止めてさ~、いやー、マジ楽しかった、激写だね♪」って実に実に嬉しそうに話していました。他のみんなも大爆笑。まー、おもしろいからいっか (余談;Sさんよっぽど気に入ったらしく、後日お店のブログに掲載していました)

その後、もう1本潜ってバタバタと機材洗ったりとかして慌しく岡田港へ 例年だとお見送りせずに潜りに行っちゃうらしいのですが今年残るゲスト3人は全員一致でお見送り派だったので港へついて行き…紙テープまで準備しちゃいました お店初のことだそうです 大島でも卒業シーズンくらいしか見る機会の無い光景だったようで、船から陸から「紙テープやってる~」と見知らぬ人々に写真を撮られていました 予想以上に盛り上がって見送る側も楽しかったな~


10色の紙テープでみんなを見送った後は再び4人で海へ。
港で見えなくなるまで見送ったはずの船が沖に小さく見えました。「早いね~。もうあんなところなんだね~」なんてチラチラ見つつセッティング。普通のFunDivingの予定だったのですがSさんの思いつきでスクーターを使うことに。私がスクーターSP受講したときは写真が無く、私の稚拙な説明文になったのですが、今回Sさんが写真を撮っていたので写真をUPします。

    
      1台約20kg。頑丈なプラスチック製で
      本体は軽いけどバッテリーが凄く重い

初スクーターのひでまんとスマイリーは急遽SP受講が決定。ハプニングがあって私はSさんと2人乗りをすることになってしまいましたが、2人のSP中はまた大好きな野放しタイムが発生 その間、12月に伊豆山で見つけたのよりもはるかに大きいウミウシや、昼間だけどエビやカニを見つけたり…PPBの練習を勝手にしたり…。「スクーター乗ってる間に(カメラを)傷つけちゃう可能性がまだあるから止めておいた方がいい」と言われカメラを陸に置いてきていたのが残念。まっ、またチャンスはあるさ

この日はそのまま夕飯前にナイト・ダイビング。
大島へ来ていたダイバーの大半が帰って海が貸し切り状態だったのもあるし、自分達のチーム自体人数少ないとコンパクトに動けるせいか色んな生物見られて面白かったな~(ナイトで見た生物については載せたいのが多いので別記事でUPしますね
夕飯を頂いて、お風呂へ入って、4人でゆっくりとはいえ、もちろん早朝ダイビングに備えて0時頃には就寝 


就寝前のブリーフィングで
最終日は初めての世界へ行く計画に…



気温:?℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 32min  25.8m    13℃  170→ ?    ?m
<2本目> 35min  14.6m    16℃  170→ ?    ?m
<3本目> 29min  20.8m    16℃  180→ ?    ?m
<4本目> 34min  26.3m    16℃  160→ 40    ?m
<5本目> 30min  21.3m    13℃  170→ 50    Night



DiveNo.45~48 2010/1/1 大島 秋の浜 NaviSP、ナイトSP3rd

2010-01-19 23:06:31 | SP+Fun Diving
3日目。一年最初の日、元旦です。

年越しダイビング後、眠りについたのは3時頃。睡眠2時間ちょいで潜るのは無理なのでこの日ばかりは遅めの起床でした。(睡眠不足は耳抜きや判断力に影響します)

元旦の朝食は…
        
         お雑煮とミニおせち (炊き込みご飯のおにぎり付)
         潜って食べて寝てるだけなのにおせちを頂けるとは


元旦もマジメに1本目からナビゲーションSPを受講しました。その名の通りコンパスを使い、自分で方向や距離を確認して移動したり出発点へ戻ってこられるかなどの実践学習です 比較的ゆっくりの活動だったので1本目の潜降時刻が10:24。バディはつやちゃんといたばん(と私の3人バディ)

1本目はNaviSP2ndの下見も兼ねてコンパスで方向を確認しつつSさんについて、ある地点まで行き、そこからセクスタントとコンパスを使って事前に指示された方向とキック数で動き、最後の方向とキック数を自分達で割り出して出発点(Sさんの元)へ戻ります コンパスを使って移動するのは陸上だと簡単ですが、海の中は陸のようにたくさんの動かない目印や標識があるわけではないし、陸ほど遠くが見えないので目的地を一度見失ってしまうと、目的を見つけようと周りを見渡しているうちに前後左右すら判らなくなってしまうこともあります(経験済み) また、陸上ではいくら手元に夢中になっていても、進行方向に向かって横に動いてしまうことはありませんが、水中だと潮で横に流されることもあり、目的地を正面に見ていたはずが気づいたら(大幅にズレていて)目的地を見失っていたなんてこともあります(微妙に経験済み) なので、水中でコンパスを使いつつ目的の場所へ行くのは慣れるまでちょっと大変
コツはコンパスで方向を定めた後、“近くの目印”を必ず設定すること ほんの2~3m先に目印を決めて進む。目印に着いたらコンパスと目的地を確認する。また2~3m先に目印を決めて進む。を繰り返すことです。できたら周りの地形も意識して見る 地形を覚えてしまえば陸上のようにコンパス無くても動き回れます(もちろん、良い海況だった場合だけ) そういえば…初日に受講したナショジオSPでナビもやったのですが目的地のクマノミ城へ2組ともうまくたどり着けませんでした。私とひでまん(バディ)は横に流されていたのに気づかず通り過ぎてしまい、ゆうちゃんとこじこじは途中から見当違いの方向へ…。
ちなみに、コンパス基準に動くことをコンパス・ナビゲーション、地形などを覚えて景色基準で動くことをナチュラル・ナビゲーションと呼びます。(そのまんまですね


そんなことを学びながらNaviSP 1stを終え…お昼ごはん
…のためにお餅つき~
もちろん、私もつきました。…なぜか男性用の杵で(つやちゃんは女性用の…) 振り下ろす?ときは良いのですが、杵だけでもそれなりに重いのにお餅がくっついちゃうと持ち上げるのが大変 んでも…『苦労したら苦労した分だけおいしいはず』と頑張りました。
お雑煮に…中にあんこを包んだのや…お醤油をたらした焼餅や…大根おろしのや…思い出したら…結構食べたなぁ…私。……今更ながらやばい… でもだって…搗き立てのお餅…。みょ~んてのびてふわ~て柔らかくて…おいしいんだもんさ。搗き立てのお餅を食べられる機会なんてそうそう無いもんさ。……だからだからつい……

ワイワイ愉しんでおなかいっぱいお餅を頂いた後はもちろん海へ
NaviSP 2nd。今度は潜降地点から先程ルートを下見した目的地クマノミ城まで自分達の判断で移動し、Sさんが後ろをついくるかたちです。そしてクマノミ城まで無事にガイドできたら、またセクスタントとコンパスを使ってウロウロ&クマノミ城まで戻ります。2回目なのでSさんの事前の指示もちょっと複雑&意地悪(笑)になっていましたがそこはバディ同士のコミュニケーションと頭脳でカバー まどわせる指示にも騙されず、無事に出発地点へ戻れました。今回のツアー中に開催されたNaviSPの中でまともに戻れた唯一のバディだったそうですYeah!  (それくらい水中は方向感覚などを失い易いってことですね

SPは1日に3本までと決まっているため、この日の3本目はファン・ダイビング。マルチSPの後の向上心はどこへやら、何にも考えずに「ついていけばいいダイバー」に一瞬逆戻りしちゃいました。

そして、大島3夜連続して受講していたのがナイトSP。アドバンス・ダイバーに認定される頃に初ナイトを経験する人が多いのですが、私はツアーでちょこちょこSPを取ってアドバンス認定を受けた関係で初ナイトでした。スマイリー(去年の11月にこのブログに登場した彼)もナイトSPを一緒に受講したので連夜バディ。
到着日の夜、2日目の夜と受講してきましたが、正直なところライトつけて生物探すのも楽しいは楽しいけど昼間の方が青がキレイだし、何もしなくても生物見えるし…。エビ・カニもそこまで興味ない。むしろ足の付け根とか見たくない…裏返しになんて間違えてもならないでねな心境で『今後、ナイト行くことあるかなぁ…』と感じていました。(年越ダイビングをするためにナイトSPを受講したようなもので

でも…ナイトSP3本目、アオリイカと遊ぶという凄く楽しい出来事が
点滅するライトを集合地点に設置(灯台のイメージ)して安全の条件を指定された指示の下、野放しタイム(もちろんバディ行動)があったのですが、夜行性の生物を探したり観察したりしているうちにスマイリーがイカを発見 水中ライトで進路を塞げるような位置にいたため、胴側をスマイリー、足側を私がふさいでイカをはさみうち 進路をふさがれたイカが突然現れた障害物(私のライト)に攻撃してきます。私はライトで応戦 イカが後退すると背後にはスマイリーライトが待ち受けていて『うわっ』という感じで再び私のライト側へ来ます。そこへ再び私がライトで応戦 後退するとスマイリーライトに押され…。イカがだんだんイライラし始めコロコロ体の色を変えて威嚇してきました 私のライトにさっきよりも強く体当たり(足だから「蹴る」って言うのかな(笑))…と遊んでいるうちに上に脱出口を見つけられイカが逃走
んが、スマイリーがあっさり捕獲そして観察 私もちゃっかりイカを手中に キュっとすると潰れちゃいそうで優し~く包むような持ち方でしたが水中にいる&生きているイカを掴めるなんて(本当は水中生物をむやみに触っちゃダメです…
その後も別個体に会いましたがこちらも威嚇&墨を吐いて逃げました。でも…すぐ発見(笑) あれじゃぁ…そのうち食べられちゃうなぁ…。頑張れ、イカ
いやぁ…イカって…遊んで楽しい・見てカワイイ・食べておいしい …飼いたい どっちも10cm前後だったなぁ。
うん…本当にかわいい。手乗りシャチ(ミツボシクロスズメダイ)の可愛さと張ります。…成長しても姿変わらないからイカのがいいか? 手乗りシャチは…幼魚までの限定飼育がいいかな。(妄想中


この3日目も海から上がった後の風が冷たくてそこだけはツラかったけど、おせち食べたし、お餅つきしたし、初めて楽しいと感じてナイトSP終われて良かった良かった (そういえば、てっちゃん50本だったな
あ、写真、朝食のだけだ…。ま、たまに?は


4日目はついに…○○○デビュー&○○ダイブです



気温:?℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 36min  14.2m    14℃  170→ 30    ?m
<2本目> 34min  15.3m    13℃  170→ 30    ?m
<3本目> 30min  28.0m    13℃  180→ 40    ?m
<4本目> 33min  12.0m    12℃  180→ 40    Night




DiveNo.41~44 年越しDiving 大島 秋の浜 マルチSP、ナイトSP2nd

2010-01-16 23:45:47 | SP+Fun Diving
さて2日目。1年最後の日、大晦日です

心地よ~いベッドに感動しつつ眠りに入った後、起床するまでに何度か意識がぼんやり起きるくらい強い風の音がしていました。朝方になって目を覚ました同部屋のつやちゃん、るみちゃんと「この風じゃ怪しいね」と話していたらやっぱり早朝ダイビングは風の影響で中止。っというわけで、みんなベッドに戻って2度寝

再び目を覚ましたときには風の音が弱まっていて『お、いけそうじゃん♪』なんて期待しながら朝食を頂きました。この日の朝食には自家製パンの姿が 私は元々パン派なのでパンの姿が嬉しくて嬉しくて おいしかったなぁ…
朝食後イントラさんが再び海況チェックをしてきたところ問題ないとのことで即出発 早朝ダイビングのつもりで(起きてそのまま出られるように)みんなダイビングの服装をして寝ていたため、準備はバッチリでした

2日目は前日なかった風がでた影響で陸上が寒い寒い 海から上がった後の顔と手に海風が沁みます

午前中はマルチレベルダイバーSPを受講。このSPでは潜水計画を自分で立てるので、ガイドについて泳ぐだけの状態からちょびっとだけ成長できるのです。計画は深度と時間、減圧不要限界(NDL)の関係をみて潜水計画を立てるのですが、最後に挙げたNDL、これを超えてしまうと救急車で運ばれる…とか、私が大瀬で見たようにDr.ヘリ出動…の事態にもなり得ます
深く潜ればそれだけ身体に溜まる窒素量が増えるため、例え空気がタンクに残っていたとしても、ずっと深い場所に居て良いわけではないのです
っということも考えつつ、“ホイール”と呼ばれるRDPのレベルアップした版を使って計画を立てます。RDPは一定の深度と時間の関係を読み取れるので単一潜水の計画には充分なのですが、ホイールは反復潜水も楽にひける上、段階潜水の計画を立てることができます。深度によって窒素の溜まるペースも変わるのでより安全&精度の高い計画をたて、より少しでも長く潜ることができるのです。…やっぱり少しでも長く潜りたいでないですか。うひひっ

2本かけて2段階潜水、3段階潜水の計画を立てました。水中世界を楽しみつつ、時間と深度をダイコンで確認して「そろそろ○mに移動して」と計画通りに動くよう指示を出します。もし、これで自分がミスをしてNDLを超えてしまうようなことがあったり大幅に計画とズレてしまうと一緒に潜っているみんなの安全も脅かすことになるので重要です。「ガイドさんについていけば安全 水中世界を楽しむだけでいいダイバー」から「自分で計画を管理して水中世界を楽しむダイバー」への第一歩となるおもしろいSPでした。
今後はブリーフィングを聞くだけでなく、しっかり覚えて自己管理能力を高めます!!!

この日も午後の1本目はお休みをして陸で遊んでいました …が、YちゃんとWKのイタズラ&風で飛んでっちゃうの防止対策で、私はボートコートを2枚着て、フードをかぶった上にニット帽をかぶせられ、陸ではくズボンを首に撒きつけられ、マフラーをニット帽の上からひょっとこのようにかぶらされる…という誰から見ても“怪しい人”な恰好に 厚着の上にボートコート2枚着ているのでもはや自分で脱げず取れず…。通りかかった別店舗のスタッフやゲストに笑われ(でも脱がせてくれなかった)、他のショップの人にも『!?』な顔で見られ…(そりゃそうだ…当然…) ま、みんなが上がってくる頃には自分が変な恰好をしてることすら忘れていたし、そのイタズラのおかげで待っている間が暖かく過ごせたのでOK(笑) ズボンやマフラー、ニット帽を取られて『あぁ、陸、寒かったんだ』と感じたくらいでした

午後の2本目で、るみちゃんが50本の記念ダイブ。入ったときは既に薄暗くて泳いでいる間に日没時間となってしまい、水中は“ライト無しのナイトダイビング”状態 何人かが持っていたライトを頼りにみんな動いていました。実はこのときのバディがスマイリーだったのですがもうちょっとで浮上という距離で2人とも浮いてしまい、水中で光ってるライトを目印に2人で水面移動をしていました…

その後、カニ鍋の夕飯(あ~、なんで写真撮ってないんだろ)を頂いて身体ポカポカ、おなかも大満足状態で…年越ダイビングの準備 携帯で時報にかけて、息を潜めてダイコンの時間を全員ピッタリ合わせます。大人13名が携帯1台を囲んで息を潜めて耳を傾けているのってかなり異様な光景だったな…(笑)


21:30頃に出発して機材をセッティング。そこから潜っていたら年越前に上がってくるようになってしまうので時間になるまで車の中で待機。5分ほどの差で続々と他のショップも到着して駐車場が溢れかえっちゃう中、海に一番近い位置でセッティング&待機できてラッキーでした

おしゃべりしたりウタタ寝したりして時間が過ぎ、23:24、潜降 大晦日のこのナイトダイビングではナイトSP2ndを受講。
2チームに分かれて潜降したので、しばらくは各チームで生物観察などをし、水中で待ち合わせました。13人揃ったところで輪を作ってカウントダウンを待ちます。タンクにつけたケミカルライトが12本見えて、それだけでも結構キレイ
WKが時計をチラチラ確認します。みんなも自分のダイコンで時間を確認。実際はそんなに長くなかったんじゃないかと思いますが暗い中じっとしていると時間が長く感じます。
そしていよいよ。 WKの鳴らす10秒前のアラートでライトOFF。


ブーッ …10秒前…
ブーッ …5秒前…
ブッ(3)…
ブッ(2)…
ブッ(1)…
ブーーーーーーーーーーーーーッ
 (新年明けましておめでと~


0:00と同時にライトを点灯です×13
レギュを外して「おめでとう」を言うわけにもいかないのでみんなライトをぶんぶん振り回してのお祝いです(笑) 私もアラートを付けているので鳴らせば良かったのですがそこまで頭が回らず。ライトだけはぶんぶん振り回していました
他のショップの人達も思い思いの方法で水中で新年を迎えたお祝いをしていました。
でも…陸に上がったら退散が早い早い 私たちよりも後に上がってきたショップはあったのに、私たちが一番最後に帰ったチームでした。機材を片付けるのが異常に遅いとかではないので他のショップの人たちはスーツを着たまま帰っているんじゃないかな。Sさんの話によるとほぼ毎年、最後になるんだそうです

実は…(なんか毎回「実は…」がある気がするな)年越しダイビングにワクワクし過ぎたのか、不慣れなナイト2本目にドキドキしたのかなんなのか、水中で待機する間に残圧が少なくなってしまってWKにオクトをもらうことになってしまいました ふと残圧をみたら70くらいしかなく『ありゃ』と思いつつ「70だよ」のシグナルを出したらクエストに「しばらくオクト」と書かれ、カウントダウン直前までオクト… 見事に水中で2009年最後&2010年最初の命の恩人を生み出してしまいました。しかもヘルプで来てた他店舗のイントラさん…
さらには水中で待ち合わせをしたSさんチームの人達にもクエストを見られていて「“しばらくオクト”とか書かれてやんの~(笑)」と上がってから笑われ… (いや、いーんですけどね…。空気量が150しかなかったのもあるしさ…)


まー、なんにせよ、水中の行く年来る年、良かったなぁ…。オクト頂きつつも48分間も潜っていられたし♪ 次行くときあったらそのときこそアラート鳴らしてお祝いしよ


夜中まで潜っていた次の日は…?
 (さすがに早朝ダイビングはないですよ )



気温:?℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 30min  25.3m    16℃  170→ 30    30m
<2本目> 29min  24.9m    16℃  180→ 30    30m
<3本目> 32min  15.4m    14℃  160→ 30    Night
<4本目> 48min   9.6m    14℃  150→ 20    Night


DiveNo.37~40 2009/12/30 大島 秋の浜 ナショジオSP、ナイトSP1st

2010-01-14 23:17:44 | SP+Fun Diving
年末年始は「島」へ潜りに行ってきました。住所は都内なのに人ごみ…いや…道を歩く人影すらなく、走り去る車 はどれも品川ナンバーばかりなのに渋滞もない、とってものどか~な雰囲気の大島です。
メンバーは、スマイリー、ひでまん、いたばん、てっちゃん、こじこじ、ゆうちゃん、むっくん、るみちゃん、つやちゃん、私、イントラのSさん、Yちゃん、他店舗からヘルプできたWK。(宿泊先のペンションは貸切。これ以上入れない(笑))
世間一般がお休みに入った直後の平日夜22時、この13名が大島へ向けて東海汽船の「さるびあ丸」で竹芝桟橋から出発。


               

竹芝~大島(岡田港)は約6時間くらいで着いてしまうようなのですが『夜中出発じゃ乗客大変、でも4時とか5時に着いても迎えに行く島民が大変』…だからなのかどうなのか、竹芝を出た後、一度東京湾内で停船して時間を調整して真夜中に再び船を走らせるそうです。それでも6時には港に着きました

        
        下船後に撮影した船。日の出前でまだ真っ暗。


到着後、まずはそのまま早速早朝ダイビング (先に届いている機材やタンクを取りに行ったりで潜る頃には「早朝」ではなくなっていましたが ) それから朝食 食べ終わったら荷物整理をする間もなくまたダイビング 昼食をとって、またダイビング 夜ご飯を食べてまたダイビング お風呂に入ってログ付けをして寝て、また早朝ダイビング


起きる → 潜る(洗顔替わり) → 食べる(朝) → 潜る → 食べる(お昼) → 潜る → 食べる(夜) → 潜る → 寝る


毎朝5時台起き、6時台には海の中。やることと言えば「潜る」「食べる」「眠る」この3つ(笑)という船内泊1日+4泊5日のダイビング三昧生活がスタートです 到着した日は海の中も海から上がってきた後もポカポカして気持ちよくて快適 毎年、年末年始を大島で過ごしているイントラさんが『今年はどうしたんだ?』と思うほど風が吹いていなかったためだそうです。

初日の午前は私がこのショップを選んだ理由でもあるSP、ナショナル・ジオグラフィックSPを受講
               
            PPBの特訓?中。
            横に張ってあるロープの位置と目の位置を合わせて
            流線型、立った状態、逆立ちに近い状態で
            PPBをとる練習中です。


        
ナショジオの2本を終えたあと私は1本お休みして陸上でみんなを待つことにしました。
その間にポイントの風景をパチリ&パチリ
        
        先端からジャイアント・ストライド・エントリーで入ります。

        私がみんなを待っていた辺りの写真
        
        
        手前の黒い岩に近寄って撮ってみました。
        

気づかれましたか?
この岩(?)溶けて冷えて固まった溶岩です。最初は『黒くてゴツゴツしてるわりに、あちこちに穴が開いてるな~不思議だ…』と見ていたのですが、三原山の存在を思い出して座り込んでマジマジと観察してしまいました。

溶岩観察にゴミ拾い、みんなの荷物をちょっと整理したり海をぼーーーーっと眺めたりしていたら、みんながニコニコしながら戻ってきました。
大きなネコザメやニシキフウライウオという魚が見られたらしいです …まぁ…ダイビングなんてそんなもん、見られるときは見られる。見られないときは見られない。30分後同じ場所へ行ったからといってまた見られるとは限らない一期一会です。私はまたの機会の愉しみに
でもせっかくだから写真は載せちゃいます。(Sさん撮影)



        
        凄く大きな《ネコザメ》
        頭の大きさが右端に写っているダイバーと同じくらい…
        主様と呼ばれているそうです。 

        
        こちらは《ニシキフウライウオ》
        変わってますよねぇ…。“魚”です。




おいし~夕飯をおなかいっぱい頂いた後、初ナイトダイビング(ナイトSP受講)に挑戦
ナイトダイビングにはメインと予備の水中ライト各1個ずつ必ず携帯します。日没後の海の中は真っっっ暗です。陸上で暗い所にずっといると目が慣れて薄ぼんやりシルエットが見えてくるのと同じように、水中でも目が慣れると幾分見えますが人間の自由にならない水中世界。
突然目の前に何かが現れたらビックリしてパニックになるかも
海藻が足に絡まって大変なことになるかも
壁(岩)に激突してケガしちゃうかも
いろんなことが考えられます。何よりも、どんなに目が暗闇に慣れても生物を判別できるほど見えるようにはならないですから、ライトを持って入らないと真っ暗闇をただただ泳ぐだけになってしまいます エビやカニ、イカなどの夜行性の生物の観察、魚の眠っている姿が見られないなんてナイト潜る意味がな~い

なんて書いた私ですが初めてナイトダイビングをした感想は『暗いとそれだけで浮力が崩れる… やっぱり水中で暗いのって不安がある 』です。暗いと視覚的なもののせいか浮力をとる感覚が昼間と違いました。浮いているつもりが水底ギリギリだったり、着底しちゃっていたり…。ガンガゼのいっぱいいるポイントでなくて良かったです そして浮力の確保に集中し過ぎて生物をあまり覚えていません(笑)
普段いかに視覚に依存しているかというのがよく解ります。そんなんで『ナイト楽しい☆』とは感じていなかったです。

お風呂に入ってお酒飲みつつログ付けして「楽しかった~ もっと飲みたい」けど「早朝ダイビングは外せない 」っということで結構早いうちにみんなおとなしく寝床へ向かいました。船内泊+朝早かったので夕飯を頂いた時点で普通にかなり睡魔に襲われていましたが(笑)

ダイバーの腰を考えてなのか、いつまでもその心地よさを味わっていたいくらいとても心地よいベッド …元々“眠”が大好きな私は翌朝ちゃんと起きられたのでしょうか…? 2日目に続きます。



気温:14℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 20min  13.3m    16℃  170→ 50    30m
<2本目> 41min  17.0m    17℃  180→ 40    30m
<3本目> 29min  13.6m    17℃  170→ 70    30m
<4本目> 36min   9.6m    17℃   180→ 70    Night


DiveNo.31~33 2009/12/5 獅子浜 DPVSP

2009-12-14 22:35:26 | SP+Fun Diving
今回は私の所属する店舗で年に1回組まれる特別なイベントツアーに参加してきました

メンバーはこうちゃん、杉ちゃん、おかぴー、ちゃー、うっちゃん、なるさん、ひかりちゃん、えむ、そがっち、ジョニーさん、くっさん、まっきー、私とイントラ3名(Tくん、Sさん、Yちゃん)の総勢16名。車はハイエース2台。ここまで人数の多いツアーは初めてです


特別なイベントツアー といっても…「いつもの目的:潜る」に「宴会」がプラスされるだけ(?)の「みんなで潜って、おいし~ご飯で宴会して、ちょっといいトコロに泊まって、また潜って遊び倒そう!」というツアー。
いつもと違うのは泊まる施設がちょっと良い所なのと「今夜は飲むぞ~ 騒ぐぞ~」という心意気が早朝からメンバーの表情に蔓延していることでしょうか…(笑) 私は飲める方ではないのであまりいつもと変化ないですが、まぁ、ワイワイする中にいるのは楽しいですしね あっ! もう1点いつもと違うところがありました。いつものお昼ご飯はお弁当なのですが今回は初日に限りイントラさん手作りのご飯。それもこの年1の特別なツアーならでは。何せ2本潜った後のおなかぺこぺこダイバー総勢16名がみんな「おなかいっぱい」になっても残る量…。準備するの大変だっただろうなぁ…

イントラさん達手作りのおにぎり と 豚汁
  
 (あっ、また潜る前に食べ物の写真

土曜日の朝出発、日曜の夜帰りで2日間遊び倒すこのイベント、今年のテーマは「Challenge」(テーマがあったらしい
マジメなショップなので飲むぞ空気満載のイベントツアーと言えど、
 ・ ダイバー・プロパルジョン・ビークルSP
  (通称:スクーターSP、以下DPVもしくはスクーター)
 ・ ドライスーツSP
 ・ デュアル・シリンダーSP(タンクを2個使う)
の3SPがあり、私はDPVSPを受講。

私の所属するお店(店舗でなく)では今まで獅子浜でDPVを使ったことがなく、初の試みだったそうでまさにチャレンジ。
DPVとは通称の通り水中のスクーターで、
水中でヘルメットかぶって、腰掛けて、エンジンかけていざ発進
…っというわけではなく、飛行機の羽の下にあるプロペラが入ってるところを手に持てるようにしたものを想像してもらえると近いと思います。あれを手に持って水中を進みます。重みは感じないし、もちろんフィンキックは不要なのですが、抵抗を少しでも減らす体勢をとることが望ましいため自分に引き寄せて持っていなくてはならず腕や手は疲れてきますが、逆にフィンキックが不要なので手に持つだけでなく足で挟んで乗ったりもします。1本目で試したときはうまく乗れなかったのですが、2本目ではそれなりに乗れました 乗れてしまうと手が自由になるし、流線型も取り易いので楽で速い。シャチが足を押してくれたらこんな感じかもなんて。

スクーターのおかげで結構広い範囲まで行け、獅子浜の今まで行けなかった場所へも行けました。フィンキックで進むのに比べて行動範囲が広がって楽しいし疲労度も低くて楽で。スクーターはとっても「楽楽」です。
ただ…スクーターの音や振動に驚くのか魚が逃げたり隠れたり… そんな姿を見るとやっぱり人間の“楽”のために持ち込んじゃいけないよね…、船のエンジン音に頭おかしくなっちゃうのもわかるよなぁ…とちょっと反省
スクーター自体の数も使用可能ポイントも限られるため、次いつ使うかはわからないのですが『取らなくてもいいSPだったかなー』なんて思ってしまいました。
 いつかシャチと潜るときはスクーター必要だな。シャチが速くて人間のフィンキックじゃ追いつけない。う~ん、取っておいてよかったSPかも

初日は最初の2本はスクーターだったため水中写真はありません。
しかも3本目は雨が降ってきてしまったので水中の景色も薄暗く、みんなで撮った写真もこんな感じ…↓(フラッシュとどかず)
  
左から2番目が私、一番左の…かっぱフードかぶっているのが470本を潜っているベテランダイバーでバディのなるさん。関西出身の陸でも水中でもおもしろい人でした。(この写真はうっすら見える棒に一応みんなで腰掛けているんですが…


Yちゃん撮影の写真の中にこんなお魚がいました。図鑑と見比べたところアカオビハナダイという種類のようです。
  


この獅子浜の3本目でそがっちがなんと100本を迎えました。話を聞いたらどうやら『一緒にお祝いしてくれる人達が1人でも多い方がいい』という理由でこのイベントに合わせて本数調整をしたらしい
100本はまだまだだけど50本がちょっと見えてきたし、そろそろどこの海で50本にしようか考えなきゃな~ …ハマっ子らしく…獅子浜!?(笑)


3本潜った後は江の浦まで戻り、磯料理の一吉丸さんで夕飯と称した一次会 平目の活き造り、サザエ、まぐろ、かんぱち、ホタテ…あとは…あとは…忘れたけど、どれも新鮮でおいしいお刺身の「山」と海鮮鍋(〆はラーメンとお雑炊)、どちらも量がまたも凄いんだけど、おいしいから食べてしまう♪ (『早く食べようよ~、おなかすいたよ~』の圧力に負け写真がブレちゃいました(笑))

   
           

その後、宿泊先へ向かって2次会
ダイビングに絡ませたゲームをしたり罰ゲームで仮装したりと…いやぁ…凄かった…
ここだけの話ですが(不特定多数に公開してるブログなのに(笑))、生まれて初めてあの「スワン」を着ました…。書くべきか書かざるべきかそれが問題…なぁんて思いましたが、まぁ…長い目で見れば、たかだか3~4時間の恥なんて…恥なんて…恥…です…。……ホントあんな経験2度と…いえいえ、いやいや、貴重な人生経験を積みました (でももうイヤ
解散は…0時頃だったかなぁ…。

実は就寝前の連絡でなんと翌日は6:30起床の指令が発令
『いつもなら7:00以降じゃん、なんで?』と思ったら、伊豆山のコンディションによっては獅子浜へ変更になる(と移動時間が長くなる)かもしれないのと、伊豆山OKでもやっぱり他のダイバーが来てないうちがキレイだし早く起きて損はない♪早く起きたなら3本いっちゃおう という意気込みがその理由。漁港の方に事前に許可を頂いていたのかは不明ですが、そんなChallenge計画。(もはや“Challenge”ではなく“企み”の域?(笑))

朝早起きして3本潜って、熱さや満腹さにふぅふぅ言いながらいっぱいおいしいもの食べて、みんなで遊んで飲んで騒音気にせず騒いで…『明日は無事伊豆山に潜れたらいいなぁ』と思いながら、すとーんとグッスリ眠りました




<余談>
“2度あることは3度ある”と言いますが、その言葉通り実は今回もあのジンクスが… そうです。“本当なら”初日は江の浦だったのに“またも”獅子浜へ変更になったのです 出発の前日、ショップから届いたメールを見たら
「最近の風の影響で海況よくないので江の浦やめて獅子浜に変更」
の文字列が…
江の浦+所属する店舗+私=獅子浜 という式がホントに成り立ちそうです…。決して獅子浜が嫌いなわけじゃないのですが、こうも重なると「ハハ… 」です おかげで獅子浜%が13/33となりました。
江の浦行きたかったら他店舗で申し込むしかないのかなぁ…



気温:13℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar)  透明度
<1本目> 36min  20.1m    19℃  160→ 40    10~12m
<2本目> 39min  17.8m    19℃  160→ 50    10~12m
<3本目> 31min  16.7m    19℃  160→ 70    10~12m



DiveNo.29~30 2009/11/22 大瀬湾内とマンボウ前 OW付添い+NatuSP

2009-11-30 20:58:23 | SP+Fun Diving
さて2日目。
前日と比べると残念な曇り空 しかも午後からは雨の予報 気温も4℃くらい下がって13℃、しかも北風だったため陸上ではちょっと寒いくらいでしたが、水温は変わらなかったため海に入ると『お湯!?』と思うくらい暖か
やり残していたSP「水中ナチュラリスト」を片付けられるようにお願いしていたので、この日は認定を目指して私もちょっとマジメにダイビング

前日と変わらず基本野放しの私に課せられたミッション(笑)は
  「水中生物を傷つけないようできるだけ着底しない」ように泳ぎ
  「どんなゴミが落ちているか」「そのゴミに共生は見られるか」
でした。
……確かそんなようなことだった…(→相変わらずのダメ生徒


とうことで2人がOW講習を受けている間、気ままに泳ぎつつ探したのですがこれが結構困った。海の中が…キレイで「ゴミというゴミ」が無かったのです。
私がOWを受けたときは水面に漂っていたビニール袋を拾った覚えがあるのですが、そういう「ゴミ」が今回は見当たらず
「意識して沈めたタイヤ」「意識して沈めたブロック」「意識して沈めた砂袋」などはあったので、それをTくんに報告すると、元から海にあったわけではなく人工もしくは人間の意思によって海に存在させたものというくくりでゴミ扱い。それでもそんな中にはちゃんと魚が住みついていたり、産卵されていたり。それを「共生」とみるそうです。
今回は見つけられなかったのですが空き缶などに魚が住みついていることもあります 空き缶が海で漂流する間に海水が入ってブクブクブク…沈んだところに魚が住みつく…。それによってその魚は外敵から身を守れる…。ステキです見事に共生です なので、『お! ゴミ発見♪ 回収回収♪』と拾ってしまうと魚も一緒に回収してしまうこともあるため回収する前には必ずチェックが必要です
…もちろん、「共生の可能性があるんだからいーじゃん」と海(などの自然界)にゴミを捨てていいわけでないことは言うまでもないですよ


透明度(正しくは透視度というらしい)は前日と比べて落ちてしまいましたがそれでもこんな感じ ゴミのように見える粒々は全部魚です、念のため。
       
       


私がミッションチャレンジしている間にOW講習は無事終わり、2人とも無事ダイバーになれました
そしてそのまま「2人にとっての初FunDivingへ行っちゃおう」ということで、今度はポイントを変えて大瀬の“マンボウ前”へ。
マンボウがよく現れるポイント、ではなく、DSの名前なんですけどね(笑)
こちらに移動した頃はちょっと波が立っていたのですが水中は相変わらずキレイ 前日?前々日?あたりにウミテングが現れたという情報があったため、ウミテングを探しにきているダイバーもいました。(もうウミテングはいなかったみたい…

この日に見られた魚は、
 ゴンズイ(子供? 黄色が強くていつも見る気持ち悪さはなかった)
 ホタテウミヘビ(おとなしいらしい)
 ミノカサゴ(私は好きですねー。地味な色なのに華やかで)
 キンギョハナダイ(お馴染み。オレンジがキレイです。
          1日目のタカノハダイの写真の右隅に
          一部だけ写っています)
 ネンブツダイ(常連さん。相変わらず仲が良いこと)
 カワハギ(スマイリーのフィンにぶつかりそうになってた)

《ハナアナゴ》
 ひょろひょろっと全身出たら結構キレイな姿。
       

《ウデフリツノザヤウミウシ》
 (色・形から)通称:ピカチュー。これは1cmくらいの個体でしたがこの後、3cm弱のも目撃。人気者です。
       

《 muboudiver 》
 水中NaturalistSPで課せられたミッション遂行中。盗み撮り?されているのに気づかず(笑)
       


この後、お昼ご飯を食べ、お風呂に入って(14時台にお風呂なんて中々ない(笑))帰りの道中、いちごプラザで苺ソフトクリームを食べてから帰りました
お店でログ付けをしてから2人のOW認定式オメデト~
自分のOWは他店舗の子と合同だったので同じ店舗に「OW仲間」がいなかったのですが、古さんとスマイリーが「muboudiverもOW仲間」と言ってくれ 「来年の11/22に一緒に潜れたらいいね」なんて話しながら仲良く3人でお店を後にしました。


のんびりペースで魚もいっぱい
ラッキーに珍しい魚も見られたし OW仲間(笑)もできて
今までで一番楽しい海でした (野放し大好き・大歓迎 フッ )

慣れてから最初に潜った海へ潜ると
『こーだったんだ…』 『あ~だったんだ…』と、
なんとも言えない感動が
あっ、水中ナチュラリストには無事認定されました


次は12月最初の週末で初のイベントツアー参加になる予定です
き~らり~ん



気温:13℃
      潜水時間 最大深度  水温  残圧(bar) 透明度
<1本目> 41min  16.8m    19℃  180→ 30    12m
<2本目> 29min  16.6m    19℃  180→ 70    12m



DiveNo.21~23 2009/10/25 獅子浜(シシハマ) DeepDiverに!

2009-11-04 22:28:46 | SP+Fun Diving
「年に1回の特別な日」から獅子浜へ変更となったこのちょっと残念ツアー、
日帰りツアーのため朝7時過ぎにお店を出発

メンバーは、まさきさん、おいちゃん、まっつん、みぽりん、ぽっぽさん、
そしてまたまたイントラTくん、と私。
それから、同じポイントで初心者向けツアーに申し込んでいた翔ちゃんとそのガイドとして付いていたイントラYちゃんの総勢9人。
Yちゃんは私のOW認定イントラで、OW講習後は私が真の初心者ダイバーだった頃に一緒に海へ行ったきりだったので「いやぁ…“成長ぶり”見られるのが楽しみだな~」なんて言っていました。(うぅ…プレッシャーが ) 今回のバディはまっつん。


今回は3本潜り、そのうちの1本目をDeepSP海洋実習の4thに。
DeepSP4本目の実習内容は
「なだらかな水底や壁(岩や地形のこと)にそって潜降&浮上する」
なので、普通にFunDivingを愉しんで気づいたら終わっていま……
いやいや「浮力に注意して、地形を良く見て潜降・浮上」しました

DeepDiverに認定されると許可される潜水最大深度が40mまでになります
水深40mの世界…う~ん、想像できません
水冷たくて暗いのかなぁ… 窒素酔い起きるかなぁ…
いんやぁ…楽しみでワクワク 早く行きた~い
けど、コツを掴みつつあっても耳抜きに少しでも不安があるうちは焦らず我慢だな 耳壊したらもう潜れないもん、うんうん


そんなわけで3本ともFunDiving状態でしたが、経験20本中7本を潜ったポイントなこともあり、獅子浜でよく見られる生物については随分判別できるようになりました 『確かこんな名前だったよな』とか『これ見覚えあるな』とか。そうなると「潜っている状態」に楽しみがプラスされます。ただ、今回は台風20号の影響で透明度がかなり残念な状態だったので見られた種類は少なかったです。
1本目:10m
2本目:6~7m
3本目:5~6m
う~ん、時間が経つにつれ透明度が低くなっているのはやっぱり台風の影響が大きいですね。後から聞いた話ですが、獅子浜以外のダイビングサービスは全てCLOSEしていたらしいです。「獅子浜DSよく開けたと思った」と言うイントラさんもいました。

今回は1本目からすんなり耳抜きができたおかげで、水底でみんなを待たせることもなくヨカッタ、水中散泳時間がいつもより多くとれ、気持ちにも余裕がもてたのでより水中を楽しめました

お店へ帰ってからログ付けをし、家へ着いてからログブックを見てみるとYちゃんが「あのmuboudiverがあんな深い所へ!? 成長したねぇ」と書いてくれていました 翔ちゃん付きのガイドをしながら気にしていてくれたようです。
ん~、私の成長した姿を見てYちゃんも一安心したことでしょう

年に1度のDiver's Dayだから予定外だけど申し込んだ
のに…台風20号のせいでポイントは獅子浜に変更…
の「ちょっと残念ツアー」でしたが、そんな中、3本目にまさきさんが50本目の記念ダイブとなり、そこに一緒に潜れたことはやっぱり嬉しいことなので結果良かったな。江の浦D.D.は来年以降もあるけど、まさきさんの50本目はもう2度とこないし


『10月は予定外に2回も行っちゃったけど、2回とも100本と50本の記念ダイブに参加できてラッキーだったな。次回は11月。いつ行こうかな~?』
なんて10/25の帰りの車内で考えていたにも関わらず、
なんと10月中に更にもう1回行くことになろうとは…


写真は以前(6/27獅子浜)載せたエントリーポイントを逆側から撮ってみたものです。手前に見える橋のような通路をトコトコ歩いて先端から、ジャイアント・ストライド・エントリーでジャボッと入ります。



《全くの余談》
「(DSの)CLOSE」とTくんが車内で言っていたのを私は「黒渦」だと思っていました。『海の関係でダメなときは「黒渦」って言うのか、なるほど。おもしろいな』と勝手な納得までして…。誰かに言う前に気づいてよかった…


気温:21℃
      潜水時間 最大深度 水温 残圧(bar) 透明度
<1本目> 36min   23.1m  20℃ 170→ 30    10m
<2本目> 38min   22.3m  19℃ 170→ 40  6~ 7m
<3本目> 34min   11.6m  20℃ 170→ 80  5~ 6m
1、2本目:それぞれ安全停止の3min含む



DiveNo.16~18 2009/8/23 井田(イタ) Deep 2nd&3rd

2009-08-24 22:05:24 | SP+Fun Diving
行ってきました! 先月行き損ねた井田のリベンジ
       

今回のメンバーは
みのさん、みっちー、たけちゃん、ひろさん、みぽりん、私、
そして3連続目のイントラTくん。バディはみっちー。

今回は3本潜り、そのうちの2本をDeepSPに充てました
が…1本目は35mまで行く予定だったのに私の耳が抜けずに断念
計画より13mも上…22m辺りまでとなってしまいました
「13m」パッと聞くと大した距離でないように思えるけれど、
耳が抜けないままだとほんの1mの差で耳が痛くなるので
水中だとかなりの距離に感じます。
その分、深度行けるとやっぱり嬉しいのですが

ダイビングは天候、海況、体調、他いろんな微妙なことが絡むところが難しい。
ツアーだと他のゲストにも影響するので、
自分の体調が原因だと申し訳なさもモレなくついてくる…。
誰も気にしないし、自分が逆の立場でも
「そんなん仕方ないじゃん! 次があるよ!
って気にならないけど自分が原因だとやっぱり…

今回は夏!ということもあって私以外はみんなウェットでしたが
真冬認定ダイバーの私はウェットをまだ持っていないため
ドライで潜降(出発直前に夏用インナー購入)
みんなに「暑くて茹だっちゃうよ?」と言われまくりましたが、
サーモクラインが見える程、水温の低いところがあり、
結果、私はドライでOKだったかな、と思います
日陰でスーツ着て水をかぶれば暑いのは海に入るまでの短い間で、
陸上でも「暑い…死ぬ…」とはなりませんでした。

さてさて、Deep2nd&3rdでは未開栓アルミ缶&スチール缶、
空のペットボトルを使った実験が
深くまで潜るとどう変化するのかを実験。
水深25m付近でBCDから取り出すとなんと予想に反して…
ぺこぺこのアルミ缶のカタチに変化はなく、
あの有名な?赤が紫の強い赤茶色のようになっていました
固いスチール缶は凹んでいびつな形になったものの色に変化ナシ。
ペットボトルは中身無しなので予想通りぺちゃんこに。
ペットボトルの実験には続きがあり、
Tくんが水中で空気と水を少し入れて陸上までお持ち帰り。
途中で破裂するかと思いきや陸上まで破裂することなく、
陸上で見てみると底までふくらみ手榴弾のようになっていました。
           

その他、陸上で見るのと水中で肉眼で見る同じ色の見え方の差、
ライトを当てるとどう見えるか、
水中でエア切れをして酸素ステーションを使う練習などなど。
お勉強になりました

お魚もいっぱいいて、
スズメダイやネンブツダイカップルの群れに360度囲まれたり
(そしてたまにドジな固体にぶつかられ
私お気に入りの景観、太陽バックの群れを見たり…
そうそう! ソラスズメダイのBabyが浅瀬にもいっぱいいて
とってもキレイで可愛かったですアミメハギBabyもいました。
ゴンズイは…何度見てもやっぱりちょっと…
トラウツボも初めて生で見ました。何気に…かわいい

それにしても…すんなり耳抜きができるように
日頃から陸上でも耳抜き練習はこれからも欠かせないなぁ
最近じゃ、会社の席でも電車内でもTV観てても
鼻つまんで「ふ!」とする癖がしっかりついてしまっています
傍から見たらちょっと変な人かも
(何をしてるか判る人はきっと海酔人

9月はDivingをお休みする予定です
う~ん、我慢できるかなぁ…


気温:33℃
      潜水時間 最大深度   水温   残圧(bar)  透明度
<1本目> 34min   22.2m  20~28℃ 170→ 50  10~15m
<2本目> 32min   26.8m  21~28℃ 170→ 50  10~15m
<3本目> 36min   14.7m     25℃ 180→ 40   8~10m

(深度を見て『あれ?』と思われた海酔人の方、
 見てみぬフリしてくださ~い
 他の方のダイコンでは1本目とさして変わらないか浅かったです。
 PPB未熟な私が単に沈んだだけの模様…


DiveNo.11~13 2009/6/27 獅子浜シーマンズ裏 AOWダイバーに!

2009-08-02 16:49:23 | SP+Fun Diving
タイトルの通りです
ダイバーになって約5ヶ月の6月下旬、
ついにアドヴァンスドオープン・ウォーターダイバーになりました
…もちろん“名ばかりAOW”の自覚アリですが…

今回は私のOWプール講習を担当、
つまり“基礎の基礎”を教えてくれたイントラTくんがガイドでした。
メンバーはAI(アシスタントインストラクタ)勉強中の すーさん、
60代後半の女性ダイバーよしいちゃん、やっと2桁の私。
そんななので、ゆったりのんびりツアー
この日は3本潜ったうちの2本をSP2種の1本目にして、
残りの1本は純粋なFunDiving。

1本目:Deep
初めての18m超え
やっぱり深いところには凄く興味があり楽しみだったのですが、
耳抜きがスムーズにできたことがなかったので、
より深い所…と思うと、ちょっと緊張していましたが、
そこは獅子浜の地形とTくんに助けられ、気づいたら最大深度24.1m
少しの差でも明るさがやはり変わっているのがわかってワクワクしました。
私が所属しているショップは安全重視
ルールなどはしっかり守るので窒素酔いになるほど深くは行きませんが、
(少なくとも今の状況の私は間違いなくそんなことはさせてくれない)
陸上と水中でどれだけ判断力が違うかを知るために
水中で計算問題を解いたりしておもしろかったなー。
ちなみに陸上でしたら16秒程の計算が水中では21秒かかりました
Deep残りの分も早く潜ってDeepDiverになりた~い
初めての安全停止も経験しました


2本目:Natu
これは実はあまり興味がなくて申し込みを渋ったSP
でもやってみると環境系の話が多かったりしておもしろく、
脊椎動物、無脊椎動物、植物の観察とスケッチをしたりして結構夢中に
(おかげでウェットで潜っていたすーさんだけでなく、
 ドライで潜っていたよしいちゃんにまで寒い思いをさせてしまった
似たようなお魚でもよく観ると少しずつ違ったり
(それをパッと見分けられる人達って凄い)、
ピカチュウに似た生物(Tくん最近のお気に入りのベニホヤ)がいたりとか。
パッと見は棒にしか見えないヒフキヨウジというお魚もいました。
マメタワラ(海藻)もぷくぷく浮いていく様子がかわいかったな~

3本目はみんなでのんびり水中散泳(笑)して上がりました。

無事にAOWの認定を受けられ、
『次はナイトとかボートやりたいな~
と実力に伴わない夢を見る無謀海酔人な私です
(ボートもナイトももっとスムースに耳抜きできるようになってから


気温:30℃
      潜水時間 最大深度  水温    残圧(bar) 透明度
<1本目> 34min   24.1m  17~22℃ 170→ 70  10~12m
<2本目> 39min   17.7m  17~22℃ 170→ 70  10~12m
<3本目> 37min   13.9m  19~22℃ 170→ 80  10~12m
1、2本目:それぞれ安全停止の3min含む


DiveNo.9~10 2009/5/16 黄金崎(コガネザキ) PPB2nd

2009-08-02 15:40:03 | SP+Fun Diving
ADVダイバーに認定の約1ヶ月後、黄金崎へ行ってきました
今回はPPB2nd+純粋なFunDivingの2本。

メンバーは前にお世話になったみほさん、Mさん、
みぽりん、がまちゃん、くみちゃん、私。
今回も周りは2~3桁の経験本数を持っている人達ばかりでしたが、
なんと私もついに2桁になる♪ということで1人ワクワク
経験本数が全てではないけれど2桁になるのはやっぱり嬉しい

天気は良かったのですが、海は少しだけ流れていました。
2本目になると少し落ち着いていたようですが
ログ付け1本目は「流れ」にチェック。

潜行に少し苦労して、また水底で皆様をお待たせしてしまいました
早くサクッと耳抜きできるようになりたいな…
1本目は私とくみちゃんはPPB2ndのSP。
私は浮いちゃうことはないもののどうも沈みがち。
くみちゃんは逆で2本中3回ピューッと浮いてしまっていました。
それでも、なんとか2人ともSPクリア…
一応…なんとか…

ログブックによると何気にお魚もいっぱい見たようです
お馴染みのソラスズメダイ、ウツボ、ハゼ系などなど。
そうそう、マトウダイが区別つくようになりました

…驚くほど黄金崎の記憶がありません…
やっぱりちゃんと小まめに記録しなくちゃいけないなー


気温:20℃
      潜水時間 最大深度 水温   残圧(bar) 透明度
<1本目> 35min   11.3m  18.0℃ 170→ 50  ?~?m
<2本目> 44min   12.1m  19.0℃ 170→ 30  ?~?m