一期一会

日々の出来事をつぶやいてます。

右一

2016年05月13日 | 若宮三十六歌仙


右1 前中納言定家(1162~1241)

梅の者那 尓本ひをうつ春 袖のうへ尓 軒毛る月能 可け曽あらそ婦

梅のはな にほひをうつす 袖のうへに 軒もる月の かげぞあらそふ

(庭先の梅の花が、匂いをかぐわしく写している袖の上に、
荒れた軒端もれてくる月光は、それと争って袖の涙に宿っている)

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