とるにたらないブログ。

恐竜学入門(9) NHKラジオ

恐竜学入門(9)、8/30放送分。

学習メモの抜粋です。

間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" " 内は感想だったり私が追記したものです。

9.最新研究その1 DNAと恐竜復活の夢

"私も見てみたい。"

"でも、最近の動物保護の流れからすると、
見世物や研究のために生み出される生命とか、
倫理的な問題になるのかもしれない。"

"ところで、DNAの配列が分かれば、
複製できるのだろうか?。"

・研究によって恐竜が、
どのような生活をしていたのか知ることで、
復活させるという方向と、
本当に現物を作り上げるという復活という方向とがある。

・鳥の翼がどのように進化したのかが、恐竜の研究からわかる。

・飛行の進化の説が3つあり、
1.地上滑走説:地上を速く走り翼を羽ばたかせながら飛んだ。
2.樹上滑空説:木から飛び降りてグライダーのように飛んでいたものが、
翼を羽ばたかせるようになった。
3.木を登るときに翼を羽ばかせながら登った。

・オルニトミムス(ダチョウ型恐竜)の研究から、
翼の起源が分かってきた。

・翼の用途。
飛ぶため。
羽で囲い込んで獲物を捕獲するため。
走るときにバランスをとるため。
繁殖行動、求愛行動や卵を温めるため。
などが、考えられていた。

・↑速く走る恐竜なので、
飛ぶために翼が進化したのではないと分かった。

・↑植物食の恐竜であることが分かっており、
獲物を捕るためでもないと分かる。

・↑子供には翼がなく大人にはある。
両方とも速く走ることが出来たということが、
骨の特徴からわかる。
なので、走るときにバランスをとるためでもない。

・↑翼は繁殖行動のために進化したと考えられる。

・↑このように、研究によって、
恐竜がどのようなものだったか、
復元できる。

・遺伝子的な現物の復活は?。

・1990年代に米ユタ州の8000万年前の化石から、
太古の生物の、
DNA配列が発見されたという報告があったが、
すぐに否定された。

コンタミネーションだった。

・コンタミネーションは今でも難しい問題である。
クリーンルームでも排除しきれない。

・米では諦めずにDNA分析が行われて、
恐竜復活計画が進められている。

・2005年米モンタナ州で、
7000年万年前のティラノサウルスの骨から、
軟組織が取り出すことに成功した。
血管組織も出した。

・2009年にコラーゲンを取り出すことが出来た。
ブラキロフォサウルス。
これもコンタミネーションではないのかという議論もある。

・2012年、DNAの二重螺旋が、
何もしなくても壊れていくという報告があった。
DNAが半分壊れる半減期は521年。

だから最大で680万年前までしか、
DNAは読み取れない。

・2020年、ヒパクロサウルス。
DNAの破片的なものが残っていると報告があった。
680万年よりも古いDNAが見つかるのかもしれない。

・技術の進歩と知識の蓄積で、
不可能が可能になると信じている。

・琥珀は入れ替わりが激しいので、
DNAは残っていない気がする。
むしろ、硬い骨の方にDNAは残っていると思う。

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