2021.8.31 #566 大日岳
山仲間のMさんが、昨年娘さんと大日岳に挑んだが、頂上を目前に靴底が剥がれかかって登頂を断念したとのこと。リベンジしたいと前から聞いていた。なかなか機会がなかったが、9月から称名道の開門時間が遅くなるというので、8月最終日に滑り込みで実施した。私は過去3回登っていて、正直それほど困難な山との認識はなかったが、あららためて登山地図を開くと10時間を超えると書いてあって、最近は頑張って登ってもコースタイムぴったりだったというようなこともあり歳を自覚しているところなので、やや心配しながら登った。なぜか先日の白山の後、足の筋肉痛がひどく、まだ痛みが残っていたので猶更慎重に登山開始。
この山は最初から急登、あんな壁の上に立つのか?というような壁がそそり立って、そこを登りきると大日平という天国のような湿原に出る。湿原をしばらく歩いて、大日平小屋を過ぎてしばらくして、沢沿いの道となる。ここが歩きにくい、大小の岩がゴロゴロ、歩きにくい道。今日のMさんは好調のようで、後ろから確かな足音が聞こえてくる。しかし、今日はゆっくりだ!と自分に言い聞かせる。
一時間ほど登ると雄大な山が右側に見えて、Mさんは薬師岳というが、薬師岳がこんなに近いはずはないよ!と言って
いたがMさんが正しかった。立山から薬師まで2泊3日、行ってみたいなぁ。
いよいよ登りも終わりに近づき大日小屋が見えてからも結構長いのだった!小山で登りきるとご褒美に谷を挟んでそびえている剣岳が
拝める。曇り空の剣岳は人を寄せ付けない威厳に満ちて、これはこれでいいなぁ。頂上には
5~6人、みんな剣岳を眺めながら昼食。沢沿いの道は慎重に歩かなければいけないが、ひざや太ももも小さい鳴き声を上げている。
我慢して歩いて、今日は久しぶりにコースタイムより早く、3時過ぎに下山。風呂に入ってふう!
頂上でのビールがなかったが良い一日だった。
壁、登るしかないが、、、
大日平
剣岳から立山方面
チングルマの向こうに剣岳・今日の一枚
お粗末、今日も。
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