#564 2021.8.22 焼峰山(新潟県新発田市) 同行者2人(男性)
我が山の会で山の経験がダントツ一番のTさんの企画に参加させてもらった。Tさんは主に日帰り可能な範囲であらゆる山に精通している。どこに行っても山座同定の精度は驚くほどだ。
今日は別の山を計画していたが天気の関係で変更し新発田市まで足を伸ばすという。遠い!Tさんの一日の行動範囲は広い。登山口まで4.5時間、これも日帰り圏内なのだ!
にらめっこした天気予報から降られることを覚悟して登り始める。ガイドブックでは人気の山とあったので、だれかいるかと思ったが、駐車場には車がなかった。ところどころ草が覆う山道、自分一人なら絶対に来ないね。前半は我慢の道、しかも虫がうるさい。オロロ?の襲撃と頭の周りでうるさい虫どもに閉口した。一時間ほどで尾根に取り付いてからはやや快適な道になった。時折周りの山や新発田市の向こうに日本海が見えたりした。雨は心配から解放されて景色を堪能した。時折弱い風が吹いてくるのがありがたい。湿度と高温で汗かきの私でも経験したことのないようにびっしょり。ズボンの膝付近まで汗で濡れた。
健脚のTさんも暑さにやられたか足が攣りだしたり苦労して頂上到着。眼前に御神楽山が雄大だ。守門岳から地元登山者にあれが御神楽山、と教えてもらったのを思い出す。残念ながら守門岳がどれなのかわからなかった。東の方に雄大な山が見えて飯豊山だと思われた。これも暑さにへばりながら3年前に登ったのを思い出した。
Tさんはこのように頭の白地図に山の名前を次々と刻んで、今度はあの山に登りたいと宿題を抱える山スタイルなのだろうと納得した。
時折草が道を覆い、夏の登山者は少ないと思われた。