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三井ホームで新築 (2023年3月完成)

三井ホームで戸建てを新築しました。検討したことや、実際の電気料金など記していこうと思います。

建築中写真

2023-03-16 23:13:00 | 家の各種検討
いくつか、施工中の写真を紹介します。

ツーバイシックス工法



ダブルシートパネルという屋根材を使っており、屋根裏がない天井を作れます。
リビングは、勾配天井です。


内装の石膏ボードが貼られた所


玄関



玄関には、シューズ棚付き


工作場を設けました


玄関前は天井がウッド調


外壁を仕上げる前。防水透湿シートです。


三井ホームの外壁は、オススメはコンクリでした。18mmの厚さで塗っていきます。


太陽光パネル。





水災保険適用を考えた基礎高さ

2023-03-09 22:17:00 | 家の各種検討
家を購入する時、大抵の人は住宅ローンを使うと思います。住宅ローンの加入条件では、火災保険に入ることが条件になっています。

火災保険は、火災だけでなく水災も保証するプランが有ります。ここで注意です。殆どの保険会社の水災の条件では、『床上浸水あるいは建物に接している地盤面から45cm以上の浸水による被害があった時、保険対象に保険金が支給される』となっています。

もし、45cmを下回る『地盤面から40cm』の洪水が起き、我が家の床下に浸水したとします。床下に水が入ってしまうと、家がどんどん傷んで住めなくなるので、水抜き・清掃・乾燥・消臭・除菌の作業が必要になり業者さんで作業してもらいます。しかし、水災保険金はもらえないのです。
また、同じ洪水で、エアコンの室外機が水没して故障しても保険金はもらえないのです。
これは勿体ないです。

我が家の1km先には大きな川があり、水災のリスクが無いわけじゃありません。
ハザードマップだと最大3mのリスクが有るところですが、3mまで大丈夫な家の設計にする事は現実的じゃないです。
(一条工務店では、これを考慮した家を造られています。水災リスクが高いなら一条工務店は良い選択肢と思います)

そこで、我が家では、基礎の高さを地盤面から46cmで設計してもらいました。
(うちでは、基礎の換気穴は、基礎上部の基礎パッキンだけです。基礎側面に換気穴が有る構造なら、その換気穴の下端の位置を地盤面から46cmとかにしとくと良いと思います。)
また、エアコン室外機とエコキュートの下に嵩上げ台を付けてもらい、地面からの距離を46cmにしてもらいました。

これを図で示すと

基礎は、立ち上がりを460mmにした。

基礎側面の換気口は、上部の基礎パッキンのみだったので、建物地面から46cm以上の洪水じゃないと床下浸水しないです。床下浸水したら水抜きなど業者に頼むことになるが、保険適用条件なので保険金は貰えます。
また、周囲の道路より建物地面は10cm程高くしてあり、家周りの水捌けも良くしました。実際道路から56cmの洪水が発生しないと床下浸水しない基礎高さです。

エコキュートやエアコン室外機下に嵩上げ台を設置。
これも、エコキュートが浸水して故障しても確実に保険金が貰える高さにしました。

災害に強い家にしたかったので、このコンセプトは、家の検討を始めた初期には出来上がり、ハウスメーカー各社に相談した仕様に含んでいました。
だから、ハウスメーカー決定後にこの嵩上げが追加費用とはならなかったです。

⭐︎まとめ⭐︎
水災のリスクが有る場所ならば、基礎高さは重要で高くすればリスクは減る。また、基礎の換気穴の下端を建物地盤面から45cmより高い位置にしておけば、被災しても水災保険が適用される構造にする事が出来ます。



LANやテレビの検討

2023-02-11 13:45:00 | 家の各種検討
テレビもネットもケーブルテレビ会社で一括とし、ネットは光回線(うちのエリアでは、1Gbpsが最大)を引き込む事にしました。
リビングの『目立つところにWi-Fiルーターなど設置されて、かつ配線もゴチャゴチャ』の状態にはしたくなかったし、電波からすると家の中心が望ましいので、家の中心でかつ目立たないWICにWi-Fiルーターを置く事にしました。

色々配線を調べ全体系統図を作って確認しました

取付ける全ての機器と配線系統を表現した図で細かいです。
言いたい事は、「ネットとテレビを目的の通り使うために、通信会社とハウスメーカーが付ける機器と配線を把握しておく事が大事」という事です。

系統図を描くための検討事項↓


ケーブルテレビ会社との確認事項(その1)↓
これが簡略図になります。

私は、通信会社が設置するWi-Fiルータを使う事にし、自分では、手配しないことにしました。通信会社に御社のWi-Fiルーターをつけなかったら安くなる?と聞いたところ、安くならないとの事。そうならば使おうと思いました。
Wi-Fiルーターは、家の中心に設置し効率よく電波を飛ばしたい。そこで家の中心の2階WICのタンスの上に設置としLAN口とコンセントをつけてもらいました。

通信会社のWi-Fiルーターは、より電波が途切れにくいメッシュWi-Fiのルーターも置ける様で、その時のルーターの接続図は↓となります。
2階にWi-Fiルーターを置くので、1階が繋がりにくかったらどうするか?を考えたところ、追加メッシュポッドという、いわば中継増幅機のような物があるとの事。

1階の電波が弱かったときは、コレを使えば良いので、これも通信会社のWi-Fiルーターで良いと思えた理由です。

ちなみに、通信会社のWi-Fiルーターの無線性能が良くなかった時は、市販のWi-Fiルーターを手配してルーター機能が2重にならない様に設定するそうです。
私は、あまり詳しくなく知っている方に教えてもらいました↓

我が家では、とりあえず通信会社のWi-Fiルーターを使う予定です。
改めて、我が家の概略系統を示します。



さてさて、この様に最終形は決まったのですが、検討タイミングが遅かったと思っています。

ハウスメーカーとの設計打ち合わせでは、ラン口やテレビ口の位置と数を決めていくのみで、設備系統は提示されないです。
設備系統を聞いたら『テレビやLAN口は、ロフトに情報分電盤をつけてそこから供給する』との事を教えてもらいました。
情報分電盤はどんなもの?ハブはある?あるなら1000BASE?POEハブ?ハブは気に入らなければ変えれる?TVブースターは付く?などを聞いたのですが、営業さんと建物メインの設計士さんなので分からずでした。情報分電盤の型式を教えてもらって、ネットから設備構成を把握しました。情報分電盤は、中にルーターなどを収納できるもので、サン電子製。テレビは、双方向マルチブースター&8分配器、ネットは1000BASEの8ポートハブ(POEじゃ無い)、電話は8分岐端子板が備わっている事がわかりました。
この情報と壁のラン口の位置や数の情報を追加して系統図にしました。


三井ホームが使ってるケーブルは、弱電ユニットケーブルという、テレビ同軸やLANや電話ケーブルがセットになった一体型ケーブルを使っています。
(3つ必ずセットではなく、同軸とLANのセットや、LANだけとかもあります)
↓図のものでした。


三井ホームの設備構成と系統を把握したところで、設計完了のサインをするタイミングになってしまいました。
この時点では、ネットとテレビをセットにし、光テレビかケーブルテレビにしようと考えていました。
『三井ホームの設備構成をケーブルテレビ会社等に確認してないけど、まあ大丈夫だろう』と考えて、施工GOのサインをしました。

しかし、その後、導入予定のケーブルテレビ会社に設置機器を確認したところ、大きな問題は無いが、通信会社のWi-FiルーターをWICに付けるなら、WICにラン口の追加が必要でした。
このWi-Fiルータからハブに行くLANケーブルを私が見落としてたんですよね。
(Wi-Fiルータは、2FのWICに置いて、ハブは3階ロフトの情報分電盤の中に置くので、その間のケーブルです)
LANケーブル敷設を三井ホームさんに追加でお願いしました。

難しいとは思いますが、出来れば、ハウスメーカーとの相談前に『どんなテレビとネットの環境にしたいのか?こだわるところはあるか?ルーターなどの置き場所のこだわりはあるか?その他必要な機器のこだわりはあるか?の骨太の方針』を身の回りの詳しく人に教えてもらって考えておくと良いと思います。
通信会社もハウスメーカーも詳しく無いから、全然教えてくれないです。

これが無いと、部屋のLAN口の位置や数の妥当性が判断できないです。
また、骨太の方針があれば、ハウスメーカーが設置する太陽光発電や給湯器といった『ネット通信してヘムスでコントロールする家設備のLAN接続』を確認する時にも役立ちます。
何が役立ったかというと、

太陽光発電でクラウドヘムスという機器が付きますが、『有線LAN接続でハブを介さずに通信で使ってる電波のWi-Fiルーターに接続してほしい。ハブを介すると、まれに通信出来ない場合がある』との事。
(おそらくスヌーピング機能持っているハブだった場合に、スヌーピング機能が通信の邪魔をしてしまう事が原因と思われます。スヌーピング機能をオフにすれば大丈夫かも)

このクラウドヘムスは、WICの通信会社のWi-Fiルーターの横に置いて有線LANで接続する事にしました。ルーターと集約して置けるので、リビングなどがゴチャゴチャしないし、必要なコンセントもある。と確認する事が出来ました。こんな確認に役立ちました。

その他には、将来もっと早い光回線になった時に、光ケーブルとハブなどは取り替えられますが、有線LANケーブルは引き直しが出来ない事がハウスメーカーとその電気工事施工業者さんとの打ち合わせで判明しました。
そこで相談した結果、『情報分電盤〜各部屋のLAN口の横』に将来LANケーブル敷設用の空管路を追加工事で用意してもらいました。部屋内はブランクプレートにしておきます。これも系統図を描いて頭を整理して分かりました。

大部分の施主は、この様な系統図を書かないので、ハウスメーカー標準の設備系統でLAN口やテレビ口を作られるのでは無いかと思います。

そうなると、結果的にルーターが本来置きたくない位置(例えばテレビ台の上とか)にきてしまって、配線がゴチャゴチャと目立ってしまう事もあるのでは?LANケーブル引換の可能性を考慮してないのでは?と思います。
家づくりの早いタイミングで、コレらの骨太の方針を決めておくと追加は発生しにくいと思います。
(例えば、ゲームなどをしない人であれば、有線LANの高速安定回線を必要とせず、Mobile無線LANルーターだけでOKの方針の人もいると思います)

⭐︎まとめ⭐︎
ランやテレビの配線は、先ず自分達の骨太の方針が大事。
通信会社はどうするか?有線LANが必要か?通信会社が設置する機器はどんなものか?通信会社の配線はどうなるか?通信会社が家中に引き込む管路ルートはハウスメーカーで作っているか?その予備は作るか?ハウスメーカーの機器は何が付くか?配線はどうなるか?将来、ハブなどの機器やLANケーブルを取り替える可能性はあるか?その配慮はしておくか?等をなるべく早い時期に明確にしておく事です。
コレら納得した上で、ハウスメーカーに建築GOをかけたほうが、追加工事は無い模様。
また、有線LAN口を設けるなら、各部屋に必ず1つは設けた方が後悔はしないと思います。


インリアコーディネーターさんと家具選び

2023-01-30 00:05:00 | 家の各種検討
三井ホームは、建物は設計士の方が担当されます。建物の打合せが一区切りすると、キッキン・壁紙・カーテン・照明などのインテリアは、インテリアコーディネーターさんが担当して打合せを進めてくれます。

インテリアコーディネーターが家造りに参画する流れを作ったのは、三井ホームが最初みたいです。

カーテンや壁紙は、種類があり過ぎるので、ゼロから決めることが大変ですが、施主のイメージを聞いた上で、的確にアドバイスや提案をしてくれました。
私は、コーディネーターさんが居てくださり、選び方が不得意な分野の物をセンス良くアドバイスして貰えて、とても助かりました。

担当のコーディネーターさんは、積極的に提案する方では無く、コチラの意見をまず聞く方でしたが、積極的に提案して欲しいとお願いするとその様にもしてくれて、とても良かったです。

今回の家づくりでは、コーディネーターさんと壁紙等の打合せが終わった後に、家具の相談もしていました。
最初は、旧居の家具を持っていく予定だったので、間取りなどは旧居家具の寸法をベースに決めていました。
しかし、やっぱり新築なので新しい家具が欲しいと心変わりしました。
間取りの想定家具より過剰に大きいものは置けないので、間取りとのバランスを含め相談していきました。
この場合、三井ホーム経由で家具を購入する事になります。コーディネーさんの都合が合う時は、提携している家具メーカーの展示場に一緒に行き、選ぶアドバイスをいただく事も出来るようです。また、三井ホームで買う場合の割引などもありました。

今回は、こだわる家具は、三井ホームさん経由で購入する事にしました。コーディネーターさんがとても良い方だったので、その方経由で購入する気になったんですよね。商売上手なコーディネーターさんですね。

コーディネーターさんとは、一緒に行く都合が合わなかったので、家具メーカー数社に施主のみで出向き、気に入った品物をいくつか選びました。各家具メーカーさんには、三井ホームさん経由で購入するとお伝えすると『三井ホームさんに情報をお伝えします。』との事で、コーディネーターさんの連絡先をお伝えしました。おかげでスムーズに情報がコーディネーターさんに伝わりました。

いくつか選んだ家具のうち、どれが間取りに適しているか、色のバランスは良いか、などコーディネーターさんと打合せして手配品を決定しました。

ある程度有名な家具メーカーの家具は、基本的に受注生産で、納期2〜4ヶ月で、早めの手配が吉でした。

コーディネーターさんと相談して、テレビ台の高さを決めた事を記します。
選んだテレビ台は、高さが3種類あり、ルックスでは一番低い物が好みでした。
『テレビを見る視線の水平線上にテレビのセンターがくる事が、人間工学的には無理がなく、ズレても±10度以内の角度に収まっている事が良い』とのアドバイスがありました。

その場で図面寸法などから角度を求めました。
私もコーディネーターさんも関数電卓を持ってなかったのですが、スマホで検索したらCASIOのサイトでアークタンジェントの計算が行えて、角度を求められました。

この結果、一番低い高さのテレビ台は辞めて、中間の高さのテレビ台を採用し、角度は6.3度となり、10度以内に収まる無理の無いものになりました。

この様に、三井ホームさん経由での家具手配は、良いところも沢山あるのですが、一般の家具屋さんで買う方が有利な事もあります。

神奈川県にある『大正堂』のような様々なメーカーを扱う家具屋さんでは、割引が大きく三井ホームと恐らく大差がないです。加えて、購入した家具と同等家具の古い物を無料回収して下さるのです。ただし納入する場所と同じ住所にある事が条件でした。
この回収サービスは、私がお願いした三井ホームには無かったです。
地域によっては対応している三井ホームの支店もあるのかもしれません。

よって大型家具のゴミは、粗大ゴミに出すか、不用品回収業者に出すことになります。私は数社見積を取って不用品回収業者にお願いする事にしました。

⭐︎まとめ⭐︎
 インテリアコーディネーターさんが家造りに参画してくれる事は、とても良く、家具選びにも良かった。三井ホームがその先駆けだが、最近は他のハウスメーカーでもコーディネーターさんを採用している所もある。
 テレビの高さは、目線とテレビセンターのなす角度が10度以内になる事が良いと言われており、その様に家具を選んだ。
 ハウスメーカーで家具を手配しなくても、一般の家具屋さんで手配してもメリット多数あり。

2台駐車の検討→2台目は二人乗り車

2023-01-20 22:32:00 | 家の各種検討
我が家の駐車場は、玄関前としており、ボクシーなどの『ミニバン1台を停めれるサイズ』として貰いました。駐車場の上は、建物の2階であり屋根があります。雨に濡れない駐車場になるので、色々と便利な場所になると思われます。

(まあ、土地サイズが決まっているので、建物の2階部を大きくするために、駐車場上も建物にしたので、屋根があるのですが)

現状では、車1台で困っていません。しかし、車を常時2台停めたくなっても、間取も決まって来ているし、場所を作れないだろうと諦めていました。

三井ホーム様に、「2台目は『スマート』の様な二人乗り車で良く、2台体制時は、1台目は軽自動車に変更するので、常時2台停めれる駐車場には出来ないでしょうか?」とダメ元で相談してみました。

スマートはこんな感じの二人乗り車です。


すると、駐車場の端の壁位置を⬇︎方向にずらす。そうすれば2台目を横向きに停めら、間取も現状を変えなくて良い。との事。
駐車場の端という事は、2階の端です。その位置の壁をずらすという事は、2階部は張り出すという事なんですよね。張り出しても強度は問題なく確保出来るとの事。

これを図で確認すると

・壁(赤四角)を下にずらす。
・1台目を軽自動車(モコなど)にして短くしておく。
・スマートが横向きに停めれる(水色軌跡)
・敷地境界内に収まる(紫線)
・スマートは、右ハンドルだと停めた後に出れなくなるので、左ハンドルが良い。
・この車が乗り上げる部分の床は、配管の枡などがあり、耐荷重に配慮が必要。
となりました。

ほぼ車1台で過ごすと思いますが、2台必要になっても、駐車できる検討が出来ました。いざ必要になった時に、2人乗り車が市場から消えてない事を祈ります。

⭐︎まとめ⭐︎
ハウスメーカー様の技術力と提案力は凄い。車種は限定されるが、諦めていた車2台駐車が可能になった。気になったら事があったら、遠慮なく相談する事が吉。