「プリパラ」第46話「でび&えん保育園! ケロ?」の感想です。
~ オープニング前 ~
今回も、パプリカ学園から。下校の時間を迎えていました。
らぁらは、なお達と別れてから、そふぃと会います。らぁらは、5人チームの残り2人について、アロマゲドンが良いと言います。
ちょうどその時、近くで、あろまとみかんが悪魔と天使のキャラで、周りの生徒達を賑わせていました。
らぁらは、あろまがみかんに一生呪ってやると言った事に、みかんはあろまに操られているようだと感じます。みれぃも、みかんはあろまに呪いで脅迫されているのではないかと考えます。
らぁらは、そんな2人の事が気になり、プリパラに行く前に2人と話をしに向かいます。
~ Aパート ~
少しして、らぁらは、あろまとみかんに声をかけます。らぁらからあろま達に近付いた事に、あろまは、自分にひれ伏したか、と言います。
その直後、らぁら達よりもひとまわり小さい女の子2人が、犬を追いかけているのを目にします。
犬のかけ足は速く、2人は追いつけなくなってしまいました。しかし、みかんが驚異の走りで、犬に追いつきました。
2人はみかんに感謝し、犬に逃げないよう言います。ちなみに、犬の名前は「ケロ」。
あろまは犬の名前を聞いて、これは、3つの頭を持つ魔界の犬「ケルベロス」だと言います。
しかし、2人は、普通の犬だと返します。この「ケロ」という名前の由来は、この犬がカエルに似てるから、とお婆ちゃんがつけたようです。
また、この犬は、明日、2人が通っている幼稚園のお楽しみ会の「桃太郎」のお芝居で犬を演じるとの事。
さらに、2人の名前は「あんこ」と「みるく」。あんこが桃太郎、みるくがサルを、それぞれ演じるようです。
直後、あろまはケロに手を差し出しますが、ケロのひと吠えにすくみます。ケロは、知らない人にはなつかないようです。
「食べ物だけもらって生意気な。我に忠誠を示す呪文をかけてやる。デーモンデーモンデルデルビーム!」
そして、あろまは、おそるおそるケロに手を差し出します。
少しして、ケロは、あろまに興味を示しました。
あんことみるくも、あろまと親しくなります。そんな2人にあろまは、桃太郎をそのまま演じず、魔界の話を混ぜて何万倍も面白くするよう言います。
そして、1冊の預言書を取り出して、どうすれば面白くできるのかをアドバイスしようとしますが、本から1枚の絵が落ちます。
みかんは、その絵をよく知っているようです。らぁらも、その絵の可愛さに感心しますが、あろまは、見るなとその絵を隠します。
「勝手に預言書を見るでない! 見た者は地獄の炎に追われ、永遠に地獄をさまようであろう!」
と赤面しながらも、いつもの調子で返し、絵を本の中に戻します。
その直後、1台の車が、らぁら達の前を通り過ぎます。ケロは、その車に乗っていた犬に興味を惹かれます。
そして、ケロは、車に向かって走り出します。
という事で、再び、みかんの出番。先程と同じく、大ジャンプでケロの前に立とうとします。
が、途中、力が抜けてしまいます。
いやいや、パワーゲージなんて、余計なもんつけるからだろ(笑)。さすが、「プリパラ」。今回も、ギャグが斜め上を行っていて何よりです。
誰もケロに追いつけなくなり、行方不明になってしまいました。あんことみるくは悲しみます。そんな2人にあろまは、
「人間の涙は蜜の味。小悪魔どもよ、失われた獣を見つけし時、大いに泣きわめくがよい!」
と言います。みかんによると、手分けして探そうという事らしいです。
え? 絶望しろ、という風に聞こえたのは私だけ? うーむ・・・、この子の悪魔的なセリフを理解するのは大変だな・・・。まあ、真剣に考え過ぎたらミイラになりそうですが。(笑)
~ Bパート ~
という事で、二手に分かれて、ケロを探す事に。あんこはあろまと、みるくはらぁら、みかんと、それぞれ一緒になります。
その後、らぁらは、あろまの独特の言い回しが分かるみかんに感心します。
それは、小さい頃からずっと、あろまと一緒だから。また、あろまは、昔は普通にしゃべっていたとの事。
その「昔」というのは、あろまとみかんが初めて保育園で会った5歳の時。みかんは男の子のような活発な子で、あろまはおとなしい子でした。
しかし、プリパラに惹かれていたのは同じ。2人は気が合って、すぐに仲良しになりました。
そして、みかんは、2人がプリパラで歌っているのを、絵にしました。
みかんはいつか、あろまと一緒にプリパラで歌う事を夢見ていましたが、あろまは断ってしまいました。
それは、大きな声を出すのが苦手だから。あんこも、そのようです。
しかし、後日行われたお楽しみ会が、あろまを変えました。その会のお芝居では、あろまは悪魔の役をやる事に。
台本を読んでいる時に、悪魔の誕生日が6月6日と、自分と同じである事を知り、あろまは元気が出ます。
「われは、あくま。」
その後のお芝居では、大きな声を出せるように。
「デビデビー! やみのとびらをひらけー!」
周りの子達は泣き出すものの、みかんは、あろまが大きな声を出し、上手に悪魔の役を演じた事に喜びました。
その日から、あろまは、悪魔の事について色々研究し、預言書を書いたりしました。みかんと一緒に、天使と悪魔ごっこで遊んだりもしました。
そして、ある日。
「え? あくまとてんしのアイドルに?」
「うん。いつか2人でプリパラをしはいする。だから、みかんは、てんしになってほしい!」
「わかったなの! あろまがすきなら、いっしょに、あくまてんしごっこでいくの!」
それから、あろまはずっと悪魔のキャラを演じているという訳です。みかんもあろまの事が好きだから、天使のキャラを演じ続けています。
一方、あんこ&あろまは商店街の中にいました。あんこが声を出しながら探しますが、大きな声が出せません。
あろまは、もっと大きな声を出すよう言いますが、あんこは無理だと返します。そんなあんこに、あろまはまたしても、「デーモンデーモンデルデルビーム!」と声をかけます。
あろまは、魔界の強い喉が宿ったと言い、大声で呼ぶよう求めます。でも、あんこは、自分1人だけでは心配だから、あろまも一緒に声をかけるようお願いします。
という事で、あんこは声を出して、ケロを呼びます。あろまは声を出していません。
あんこの声は、周りによく響きました。あんこは、大声が出せた事に感動します。
しかし、周りから注目を浴びて、恥ずかしがり、あろまが一緒に声を出してくれなかった事を責めます。
とはいえ、ケロはあんこに近付いてきました。しかし、すぐにUターンしてしまいます。
その頃、みるく、らぁら、みかんは休憩していました。
少しして、ドロシーとレオナに会います。らぁら達は、ケロを見なかったかと聞き、2人は見覚えがあると答えます。
ケロが向かったのは、ペットショップ。ショーケースにいる犬達に見惚れていました。
すぐに、みるく達3人が発見しますが、ケロは店の中に入ってしまいます。みかんが追いかけ、ようやく捕まえますが、ケロは途中、高く積まれていた木箱にぶつかり、その1個が落ちてしまいました。
箱に入ってたのは、蛇。みかんは、すくんでしまいます。
近くにいた店員も、怖くてダウン。
その直後、あろまとあんこがやって来て、みかんの危機を目にします。あろまも、蛇を見て怖がりますが、
「だいじょうぶ! デーモンデーモンデルデルビーム!」
と、あんこがあろまに叫びます。
「闇の使い魔達よ! 古の深き闇の底から蘇りし我が命ずる! おとなしく寝床に帰るがいい! デロデロデロサイム!」
そして、あろまは、おそろおそる蛇に手を伸ばします。
少しして、あろまは、蛇を3匹とも捕まえます。
すぐに木箱に入れて蓋をして、一件落着。
その後、みかんはあろまに感謝し、あろまは、一生呪ってやると、いつもの調子で返します。
「一生呪ってやる」というのは、一生友達だという事。らぁらは少しばかり、あろまの独特の言い回しが理解できるようになりました。
しばらくして、あろまとみかんはライブに出ます。
今回のコーデも前回と同じく、みかんは「スイートアンジュホワイティーコーデ」、あろまは「チーキーリトルサキュバスコーデ」。
曲も前回と同じく、「でび&えん☆Reversible- Ring」。メイキングドラマは「フレッシュ! 幸せエンジェルアラモード」と「めくるめく! プリパラペディア ラビリンス!」の2本立てでした。
ライブをTVで見ていた、あんことみるくも感動します。
SoLaMi SMILEの3人も感心しますが、5人チームは続々と出来上がっているようで、早く自分達も5人チームを作るよう、クマは檄を入れます。
禎子&new、mewは、もう決まったのか。意外ですね。あれに加わるのって、プライドを捨てるに等しい気がして、遠慮する子ばかりだと思いますし。(笑)
Dressing Pafeの3人も、アロマゲドンのライブに感心し、2人のチーム入りに前向きになります。
後日、あんことみるくの通う幼稚園では、お楽しみ会が行われ、「桃太郎」のお芝居では、鬼も悪魔も天使も友達になるというストーリーになりました。
あろまが書いたこのストーリーは大好評でした。あんことみるくは、あろまに感謝します。
そして、らぁらは、みれぃとそふぃに、アロマゲドンと同じチームになりたいと言います。そふぃは賛成ですが、みれぃは半々です。
今回は、これで終了です。
次回:「あろまにはナイショなの♪」
もうすぐ、6月6日。あろまの誕生日を迎えます。
みかんは、あろまに内緒で、バースデーパーティーを計画し、ケーキをプレゼントしたいと考えます。SoLaMi SMILEの3人は、それに協力して一緒にケーキ作りをします。
そして、アロマゲドンをチームに入れようとしますが、Dressing Pafeの3人が、あろまの元を訪れていました。果たして、アロマゲドンはどのチームに入るのか?
【まとめ】
あろまとみかんの悪魔と天使のキャラのルーツが判明しました。
なるほど、あろまの「自分が魔界からの使者と思っている」という設定は、こういう事でしたか。確かに、小さい頃の出来事がきっかけで、おとなしい自分を変えられたとなれば、そう思い込むのもよく分かりますね。
いやー、子供の思い込みって恐ろしい。まあ、でも、決してバカにはできない、すごい事ですよね。小さい頃の思い込みがきっかけで、大人になって、自分の夢を叶えられた、というのは、現実ではよくある話ですし。
あろまにしても、自分の事を悪魔だと思い込んで、プリパラでもこのキャラを通してステージに立ちたいと思い、そして、その夢が叶えられました。あのキャラが周りから変人と思われるような事はしょっちゅうでも、幼い頃の純真さを貫いたあたりは、この子も普通の子なんだな、と大いに癒されました。
あと、あろまがよく言っている「デーモンデーモンデルデルビーム!」は、自分や周りを奮い立たせる言葉なんだろうな、と思いました。
いくら悪魔キャラを貫こうとはいえ、色んな事に怖がっていては絵にならず、本当の悪魔ではない。そんな自分を奮い立たせるために、あの言葉を発して、悪魔になりきって、怖いものを吹き飛ばそう、という思いが込められているような気がしますね。
そのあたり、あんこがあろまに「デーモンデーモンデルデルビーム!」と言ったのは良かったです。その前までは、あんこは、「デーモンデーモンデルデルビーム!」を2回聞いて、そして、2回目は大きな声を出せなかった自分を変えられた事から、自分や周りを勇気づけさせる「呪文」だと察したのでしょうね。
そう思うと、今後も、あろまには、「デーモンデーモンデルデルビーム!」を、ちょくちょく言ってほしいな、と思いました。
さて、今回のラストでは、SoLaMi SMILEもDressing Pafeも、アロマゲドンと一緒のチームになる事に前向きになりました。
このままいけば、どちらかがアロマゲドンと一緒のチームになって、1回目の「アイドルドリームグランプリ」に出る事が濃厚な気がしますが、私は、SoLaMi SMILEと一緒になりそうな気がしますね。らぁらが、あろま&みかんと同じ小学6年生という点から、44話終了あたりで考えていましたが、今回を見て、さらに、その可能性が高まったように思いました。
というのは、今回、「自分の短所が変わった」というのが大きく描かれているように感じたからです。今回、それは、あろまとあんこを通じて描いていましたが、SoLaMi SMILEにも、そういう子はいますよね。らぁらとそふぃが。
らぁらは、大き過ぎる声がコンプレックスになっていたのが、プリパラではファンの感動に転化していますし、そふぃは、周りに頼りっきりだったのが、らぁら&みれぃと一緒のチームになって変わりました。そんな2人だからこそ、幼い頃のあろまの変化に共感しやすく、アロマゲドンに対する興味が増したのだと思いますね。
唯一、みれぃは、そういうのがなく、前回はあろまに、キャラ作りは大したものではないと言われただけに、アロマゲドン加入に反対がちですが、他2人が賛成気味となれば、「仲間の絆」を通して、賛成に動くでしょう、きっと。
その一方で、Dressing Pafeの3人については、「自分の短所が変わった」というのが、そこまで感じられないんですよね。まったくない訳ではないのですが、Dressing PafeはSoLaMi SMILEと比べると、キャラの掘り下げ度は深くないために、そう思っちゃいますね。
それだけに、もし、アロマゲドンがDressing Pafeに加入するんだったら、今回の話は不要のように思え、SoLaMi SMILEとアロマゲドンが一緒のチームになる可能性が高いんじゃないかと思います。まあ、次回、Dressing Pafeに加入しそうな話の流れがあれば、逆転はありそうですが。
とはいえ、1回目の「アイドルドリームグランプリ」が行われるのは、もう少し先であり、とりあえず今は、次回に目を向けたいですね。
次回も、あろまとみかんがメインの話になりそうですので、2人に大いに注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
今回も、パプリカ学園から。下校の時間を迎えていました。
らぁらは、なお達と別れてから、そふぃと会います。らぁらは、5人チームの残り2人について、アロマゲドンが良いと言います。
ちょうどその時、近くで、あろまとみかんが悪魔と天使のキャラで、周りの生徒達を賑わせていました。
らぁらは、あろまがみかんに一生呪ってやると言った事に、みかんはあろまに操られているようだと感じます。みれぃも、みかんはあろまに呪いで脅迫されているのではないかと考えます。
らぁらは、そんな2人の事が気になり、プリパラに行く前に2人と話をしに向かいます。
~ Aパート ~
少しして、らぁらは、あろまとみかんに声をかけます。らぁらからあろま達に近付いた事に、あろまは、自分にひれ伏したか、と言います。
「ヒレカツ」ではなく「ひれ伏す(ひれふす)」です。
その直後、らぁら達よりもひとまわり小さい女の子2人が、犬を追いかけているのを目にします。
2人はみかんに感謝し、犬に逃げないよう言います。ちなみに、犬の名前は「ケロ」。
あろまは犬の名前を聞いて、これは、3つの頭を持つ魔界の犬「ケルベロス」だと言います。
しかし、2人は、普通の犬だと返します。この「ケロ」という名前の由来は、この犬がカエルに似てるから、とお婆ちゃんがつけたようです。
また、この犬は、明日、2人が通っている幼稚園のお楽しみ会の「桃太郎」のお芝居で犬を演じるとの事。
さらに、2人の名前は「あんこ」と「みるく」。あんこが桃太郎、みるくがサルを、それぞれ演じるようです。
左があんこ、右がみるく
その後、みかんは、手にしているパンをケロが欲しがっているのを察し、パンをケロに与えます。直後、あろまはケロに手を差し出しますが、ケロのひと吠えにすくみます。ケロは、知らない人にはなつかないようです。
「食べ物だけもらって生意気な。我に忠誠を示す呪文をかけてやる。デーモンデーモンデルデルビーム!」
そして、あろまは、おそるおそるケロに手を差し出します。
少しして、ケロは、あろまに興味を示しました。
うーん・・・。これは喜んでいるのか・・・?(笑)
あんことみるくも、あろまと親しくなります。そんな2人にあろまは、桃太郎をそのまま演じず、魔界の話を混ぜて何万倍も面白くするよう言います。
そして、1冊の預言書を取り出して、どうすれば面白くできるのかをアドバイスしようとしますが、本から1枚の絵が落ちます。
みかんは、その絵をよく知っているようです。らぁらも、その絵の可愛さに感心しますが、あろまは、見るなとその絵を隠します。
「勝手に預言書を見るでない! 見た者は地獄の炎に追われ、永遠に地獄をさまようであろう!」
と赤面しながらも、いつもの調子で返し、絵を本の中に戻します。
そして、ケロは、車に向かって走り出します。
という事で、再び、みかんの出番。先程と同じく、大ジャンプでケロの前に立とうとします。
が、途中、力が抜けてしまいます。
途中までは、パワー満タンでしたが・・・、
↓
一気に0になってしまい・・・、
↓
こうなってしまいました。
あろまは、みかんのパワー切れは、先程ケロにパンを与えてしまったからだと分析します。いやいや、パワーゲージなんて、余計なもんつけるからだろ(笑)。さすが、「プリパラ」。今回も、ギャグが斜め上を行っていて何よりです。
誰もケロに追いつけなくなり、行方不明になってしまいました。あんことみるくは悲しみます。そんな2人にあろまは、
「人間の涙は蜜の味。小悪魔どもよ、失われた獣を見つけし時、大いに泣きわめくがよい!」
と言います。みかんによると、手分けして探そうという事らしいです。
え? 絶望しろ、という風に聞こえたのは私だけ? うーむ・・・、この子の悪魔的なセリフを理解するのは大変だな・・・。まあ、真剣に考え過ぎたらミイラになりそうですが。(笑)
~ Bパート ~
という事で、二手に分かれて、ケロを探す事に。あんこはあろまと、みるくはらぁら、みかんと、それぞれ一緒になります。
その後、らぁらは、あろまの独特の言い回しが分かるみかんに感心します。
それは、小さい頃からずっと、あろまと一緒だから。また、あろまは、昔は普通にしゃべっていたとの事。
その「昔」というのは、あろまとみかんが初めて保育園で会った5歳の時。みかんは男の子のような活発な子で、あろまはおとなしい子でした。
しかし、プリパラに惹かれていたのは同じ。2人は気が合って、すぐに仲良しになりました。
そして、みかんは、2人がプリパラで歌っているのを、絵にしました。
みかんはいつか、あろまと一緒にプリパラで歌う事を夢見ていましたが、あろまは断ってしまいました。
それは、大きな声を出すのが苦手だから。あんこも、そのようです。
しかし、後日行われたお楽しみ会が、あろまを変えました。その会のお芝居では、あろまは悪魔の役をやる事に。
台本を読んでいる時に、悪魔の誕生日が6月6日と、自分と同じである事を知り、あろまは元気が出ます。
「われは、あくま。」
その後のお芝居では、大きな声を出せるように。
「デビデビー! やみのとびらをひらけー!」
周りの子達は泣き出すものの、みかんは、あろまが大きな声を出し、上手に悪魔の役を演じた事に喜びました。
「え? あくまとてんしのアイドルに?」
「うん。いつか2人でプリパラをしはいする。だから、みかんは、てんしになってほしい!」
「わかったなの! あろまがすきなら、いっしょに、あくまてんしごっこでいくの!」
それから、あろまはずっと悪魔のキャラを演じているという訳です。みかんもあろまの事が好きだから、天使のキャラを演じ続けています。
一方、あんこ&あろまは商店街の中にいました。あんこが声を出しながら探しますが、大きな声が出せません。
あろまは、もっと大きな声を出すよう言いますが、あんこは無理だと返します。そんなあんこに、あろまはまたしても、「デーモンデーモンデルデルビーム!」と声をかけます。
あろまは、魔界の強い喉が宿ったと言い、大声で呼ぶよう求めます。でも、あんこは、自分1人だけでは心配だから、あろまも一緒に声をかけるようお願いします。
という事で、あんこは声を出して、ケロを呼びます。あろまは声を出していません。
あんこの声は、周りによく響きました。あんこは、大声が出せた事に感動します。
しかし、周りから注目を浴びて、恥ずかしがり、あろまが一緒に声を出してくれなかった事を責めます。
とはいえ、ケロはあんこに近付いてきました。しかし、すぐにUターンしてしまいます。
その頃、みるく、らぁら、みかんは休憩していました。
少しして、ドロシーとレオナに会います。らぁら達は、ケロを見なかったかと聞き、2人は見覚えがあると答えます。
ケロが向かったのは、ペットショップ。ショーケースにいる犬達に見惚れていました。
すぐに、みるく達3人が発見しますが、ケロは店の中に入ってしまいます。みかんが追いかけ、ようやく捕まえますが、ケロは途中、高く積まれていた木箱にぶつかり、その1個が落ちてしまいました。
箱に入ってたのは、蛇。みかんは、すくんでしまいます。
近くにいた店員も、怖くてダウン。
その直後、あろまとあんこがやって来て、みかんの危機を目にします。あろまも、蛇を見て怖がりますが、
「だいじょうぶ! デーモンデーモンデルデルビーム!」
と、あんこがあろまに叫びます。
「闇の使い魔達よ! 古の深き闇の底から蘇りし我が命ずる! おとなしく寝床に帰るがいい! デロデロデロサイム!」
そして、あろまは、おそろおそる蛇に手を伸ばします。
少しして、あろまは、蛇を3匹とも捕まえます。
すぐに木箱に入れて蓋をして、一件落着。
その後、みかんはあろまに感謝し、あろまは、一生呪ってやると、いつもの調子で返します。
「一生呪ってやる」というのは、一生友達だという事。らぁらは少しばかり、あろまの独特の言い回しが理解できるようになりました。
しばらくして、あろまとみかんはライブに出ます。
今回のコーデも前回と同じく、みかんは「スイートアンジュホワイティーコーデ」、あろまは「チーキーリトルサキュバスコーデ」。
曲も前回と同じく、「でび&えん☆Reversible- Ring」。メイキングドラマは「フレッシュ! 幸せエンジェルアラモード」と「めくるめく! プリパラペディア ラビリンス!」の2本立てでした。
ライブをTVで見ていた、あんことみるくも感動します。
SoLaMi SMILEの3人も感心しますが、5人チームは続々と出来上がっているようで、早く自分達も5人チームを作るよう、クマは檄を入れます。
Dressing Pafeの3人も、アロマゲドンのライブに感心し、2人のチーム入りに前向きになります。
後日、あんことみるくの通う幼稚園では、お楽しみ会が行われ、「桃太郎」のお芝居では、鬼も悪魔も天使も友達になるというストーリーになりました。
あろまが書いたこのストーリーは大好評でした。あんことみるくは、あろまに感謝します。
そして、らぁらは、みれぃとそふぃに、アロマゲドンと同じチームになりたいと言います。そふぃは賛成ですが、みれぃは半々です。
今回は、これで終了です。
次回:「あろまにはナイショなの♪」
もうすぐ、6月6日。あろまの誕生日を迎えます。
みかんは、あろまに内緒で、バースデーパーティーを計画し、ケーキをプレゼントしたいと考えます。SoLaMi SMILEの3人は、それに協力して一緒にケーキ作りをします。
そして、アロマゲドンをチームに入れようとしますが、Dressing Pafeの3人が、あろまの元を訪れていました。果たして、アロマゲドンはどのチームに入るのか?
【まとめ】
あろまとみかんの悪魔と天使のキャラのルーツが判明しました。
なるほど、あろまの「自分が魔界からの使者と思っている」という設定は、こういう事でしたか。確かに、小さい頃の出来事がきっかけで、おとなしい自分を変えられたとなれば、そう思い込むのもよく分かりますね。
いやー、子供の思い込みって恐ろしい。まあ、でも、決してバカにはできない、すごい事ですよね。小さい頃の思い込みがきっかけで、大人になって、自分の夢を叶えられた、というのは、現実ではよくある話ですし。
あろまにしても、自分の事を悪魔だと思い込んで、プリパラでもこのキャラを通してステージに立ちたいと思い、そして、その夢が叶えられました。あのキャラが周りから変人と思われるような事はしょっちゅうでも、幼い頃の純真さを貫いたあたりは、この子も普通の子なんだな、と大いに癒されました。
あと、あろまがよく言っている「デーモンデーモンデルデルビーム!」は、自分や周りを奮い立たせる言葉なんだろうな、と思いました。
いくら悪魔キャラを貫こうとはいえ、色んな事に怖がっていては絵にならず、本当の悪魔ではない。そんな自分を奮い立たせるために、あの言葉を発して、悪魔になりきって、怖いものを吹き飛ばそう、という思いが込められているような気がしますね。
そのあたり、あんこがあろまに「デーモンデーモンデルデルビーム!」と言ったのは良かったです。その前までは、あんこは、「デーモンデーモンデルデルビーム!」を2回聞いて、そして、2回目は大きな声を出せなかった自分を変えられた事から、自分や周りを勇気づけさせる「呪文」だと察したのでしょうね。
そう思うと、今後も、あろまには、「デーモンデーモンデルデルビーム!」を、ちょくちょく言ってほしいな、と思いました。
さて、今回のラストでは、SoLaMi SMILEもDressing Pafeも、アロマゲドンと一緒のチームになる事に前向きになりました。
このままいけば、どちらかがアロマゲドンと一緒のチームになって、1回目の「アイドルドリームグランプリ」に出る事が濃厚な気がしますが、私は、SoLaMi SMILEと一緒になりそうな気がしますね。らぁらが、あろま&みかんと同じ小学6年生という点から、44話終了あたりで考えていましたが、今回を見て、さらに、その可能性が高まったように思いました。
というのは、今回、「自分の短所が変わった」というのが大きく描かれているように感じたからです。今回、それは、あろまとあんこを通じて描いていましたが、SoLaMi SMILEにも、そういう子はいますよね。らぁらとそふぃが。
らぁらは、大き過ぎる声がコンプレックスになっていたのが、プリパラではファンの感動に転化していますし、そふぃは、周りに頼りっきりだったのが、らぁら&みれぃと一緒のチームになって変わりました。そんな2人だからこそ、幼い頃のあろまの変化に共感しやすく、アロマゲドンに対する興味が増したのだと思いますね。
唯一、みれぃは、そういうのがなく、前回はあろまに、キャラ作りは大したものではないと言われただけに、アロマゲドン加入に反対がちですが、他2人が賛成気味となれば、「仲間の絆」を通して、賛成に動くでしょう、きっと。
その一方で、Dressing Pafeの3人については、「自分の短所が変わった」というのが、そこまで感じられないんですよね。まったくない訳ではないのですが、Dressing PafeはSoLaMi SMILEと比べると、キャラの掘り下げ度は深くないために、そう思っちゃいますね。
それだけに、もし、アロマゲドンがDressing Pafeに加入するんだったら、今回の話は不要のように思え、SoLaMi SMILEとアロマゲドンが一緒のチームになる可能性が高いんじゃないかと思います。まあ、次回、Dressing Pafeに加入しそうな話の流れがあれば、逆転はありそうですが。
とはいえ、1回目の「アイドルドリームグランプリ」が行われるのは、もう少し先であり、とりあえず今は、次回に目を向けたいですね。
次回も、あろまとみかんがメインの話になりそうですので、2人に大いに注目したいと思います。
こちらにもコメント、ありがとうございます!
あろまの予言については、予言通りになっても良かったかな、と思う側面もありますね。予言の行き着く先は、「ドリーム アロマゲドン」の結成という「夢」でしたし。
らぁら、シオン、ドロシー、あろま、みかんの5人チームがどんなライブを展開するのか、見てみたい気もしますね。「アイドルドリームグランプリ」4回のうち1回は実現してほしいな、と期待しています。
メインアイドルの5人チームについては、1回目の「アイドルドリームグランプリ」までですと、SoLaMi SMILE+アロマゲドン、Dressing Pafe+アロマゲドンのどちらかしか結成されないんじゃないかと思いますね。
再結成されて数話が経ちながらも、あろま&みかんを除いて、誰もSoLaMi SMILE、Dressing Pafeに加わろうとしていないあたり、両チームに加入する意思はなく、あろま&みかん以外をチームに誘おうとしても、ことごとく避けられるでしょう。アロマゲドンを加入できないと、1回目の「アイドルドリームグランプリ」には出場できずに終わりそうな気がしますね。
1990年代に「1999年7月に巨大隕石が衝突して地球が滅びる」と予言され噂が世界中に広まりましたが一部の信者を除いては信じることはなく実際には何事もなく21世紀を迎えることが出来ました。
規模は異なるもののプリパラのあろまも不吉な予言をしていましたがそれが実際に当たることはなく無事にソラミスマイルやドレッシングパフェも再結成されました。
このような予言はプリパラをより一層面白くしようと作られたものだと思いますが初めてプリパラを見た人は信じる人も多く怖いかもしれないです。
さて、ドリームシアターでは次々と5人組アイドルユニットが作られているようで、プリパラのメンバーは結成に遅れを取っているようです。今話ではらぁらとみかんもすっかり仲良くなり5人チーム結成に前進したと言えますが今後どのようなメンバーでアイドルユニットを作っていくのか見ていきたいです。
コメント、ありがとうございます!
確かに、5人チームのチーム名も気になりますよね。
SoLaMi SMILEやDressing Pafe以外にも、「プリティーリズム」では、メンバーの頭文字をとったチーム名はよくありますが、アロマゲドンを含めた5人チームについては、そうはしないかな、と思っています。
単純に「SoLaMiアロマゲドン」とか、ライブの曲名からとった「でび&えんDressing」が良さそうだな、と私は思います。
まあ、でも、その前に、アロマゲドンがどちらのチームに加わるか、楽しみにしたいですね。
>禎子&new、mew、あれの追加メンバーって確か、そふぃ加入前の時にチームメイト探しのオーディションに参加してた個性的過ぎるアイドル達の2名ですよね
そうですね。11話でなかなかの存在感を見せたのが、あんなチームに入るなんて、個性を発揮できそうには思えず、もったいないと思うのですが・・・。まあ、所詮、脇役ですので、どうでもいいですけどね。(笑)
>必ずしもあろまとみかんが同じチームに惹かれるとも限らないとも考えられます
とはいえ、みかんは、5人チームを作る事には無頓着そうな上、あろまの意見を尊重しそうなところがありますので、みかんがSoLaMi SMILEを気に入っても、あろまがDressing Pafeと組みたいと言えば、あっさりあろまの意見に流れるかな、と私は思っています。まあ、何にしても、両チームとの交流が今後のポイントになるのは、間違いなさそうですね。
>内緒という所は、場合によっては誤解を生んだり、あろまからしたら、みかんが離れてしまったとも感じてしまう可能性もあります
あろまにとって、みかんは正直者のイメージが強いですし、今回見た感じでは、みかんへの依存度は高そうですので、みかんがあろまには言えない秘密を抱えていると知ったら、悪い方向へと動きそうですね。
まあ、それでも、最後は仲直りして締めるのが、このアニメですし、それが6月6日放映の次々回となれば、最高でしょうね。次回はどんな展開を迎えようと、次々回には大いに期待しています。
確か、そふぃ加入前の時にチームメイト探しの
オーディションに参加してた個性的過ぎるアイドル達の2名ですよね。
次回のあらすじから考えると、アロマゲドンがどこに入るかわからないですね。
ソラミとドレシもアロマゲドンを仲間にという考えは前向きですけど、
最終的にアロゲドンの2人がどっちに加入するかが問題です。
次回予告のあらすじからすれば、みかんはソラミと親交を深め、
ドレッシングパフェはあろまの元へ向かう、
これってどちらに入る可能性がある一方、
必ずしもあろまとみかんが同じチームに惹かれるとも限らないとも考えられます。
みかんはソラミスマイルと一緒にと思い始める可能性がありますし、
あろまは今まで以上にドレッシングパフェこそ
アロマゲドンと1つになるのが相応しいとも考えられますから。
可能性は3つです。
ソラミスマイルと合併
ドレッシングパフェと合併
合併する意思はあるけど、2人の意見がまとまるまで保留
ただ、アロマゲドン関連はもう一波乱起きる気がします。
次回のサブタイが「あろまにはナイショなの」で
あろまに内緒でパーティーで準備して
どっきりさせて喜ばせようという考えなのはわかりますけど、
内緒という所は、場合によっては誤解を生んだり、
あろまからしたら、みかんが離れてしまったとも
感じてしまう可能性もあります。
それとギャグ描写的な事で予想しますけど、
みかん、絶対にケーキ作りで「食べちゃ駄目のん、食べちゃ駄目のん」とか、
自分であろまの為に作ったケーキの誘惑と勝負しそうな気がします。
さすがにあろまの為に作るケーキをうっかり食べるって事はないでしょうけど、
その誘惑に対し結構、葛藤してもおかしくないですから。