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魔法つかいプリキュア! 第49話感想

2017年01月23日 | 魔法つかいプリキュア!
 「魔法つかいプリキュア!」第49話「さよなら・・・魔法つかい! 奇跡の魔法よ、もう一度!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 前話の続きです。すべてのリンクルストーンの精霊がレインボーキャリッジの中に入った事で、魔法陣が完成し、大きな輝きが放たれました。
 この力があれば、デウスマストを退けられるかもしれません。しかし、そうなれば、魔法界とナシマホウ界は遠く離れてしまう事に・・・。
 ですが、プリキュアは、デウスマストに立ち向かいます。


~ Aパート ~
「私達の出会い・・・。この大きな世界で出会えた奇跡・・・。」
「手を繋いで生まれた沢山の素敵な魔法・・・。」
「共に過ごした幸せな時・・・。」

「積み重ねた思いは、消させない!」

「たとえ傍にいなくても・・・!」
「離れ離れになっても・・・!」
「思いは・・・! 心は・・・!」
『いつも繋がっている!』


 デウスマストは、新たな輝きをも飲み込もうとしますが・・・、
「とびっきりの奇跡を!」
「すべてを照らす魔法を!」
「そして、温かな幸せを!」
『今、私達の手で!』
『フル、フル、フルフルリンクル!』
『プリキュア・・・、エクストリームレインボー! サンサンジュエリーレ!』

 マザーラパーパがいないにもかかわらず強大な力を発揮している事に戸惑うデウスマスト。しかし、デウスマストも、太陽の力をも飲み込んでいるだけに、過去のようにはいきません。
 ですが、フェリーチェはそんなデウスマストの力を押し返し、ミラクルとマジカルはフォームチェンジを駆使し、デウスマストを追い詰めていきます。

 追い詰められたデウスマストは、自らの姿を変えました。
 プリキュア達は、力を込めて対抗。

 しかし、デウスマストは・・・、
「そこの混沌と化した大地。」
「そこに混ざりし生命を我が物に。」
「その力をもって、貴様らを飲み込む!」

 しかし、その大地から、一筋の光が。
「光だと? 地上のすべては混沌に飲まれ、何物も存在せぬはず・・・。」
 この光は、地上に存在するすべての生命の輝き。
「生命の光。1つの大地からあふれ出た沢山の生命は、出会い、そして、心を繋ぐ。宝石のように固く結びついた生命。そこから放たれる光は、いかなる災い、困難をもはね除け、誰にも壊す事も、飲み込む事も、できはしない!」
「この輝きこそが、エメラルド!」

 そして、デウスマストの力をはね除けました。
「バカな・・・。生命は混沌をも超えるというのか・・・。」
「これが・・・、私達みんなの奇跡!」
「そして、私達みんなの魔法!」
「祝福されし、あまねく生命! すべての思いを今! 光に!」
『キュアップ・ラパパ! 星々の果てまで!』
『混沌よ、あっちへ行きなさい!』
 そして、遥か彼方に吹き飛ばされるデウスマスト。それをフェリーチェが追いました。
「すべては混沌から生まれる。ならば、あなたも、飲み込むのではなく、生み出す力を・・・。」

 こうして、デウスマストの脅威を退ける事ができましたが・・・、
「世界は今、元の形に戻ろうとしているの。」
「元の・・・、形?」
『はーちゃん・・・?』
「魔法界とナシマホウ界。今はそれが自然な形だから・・・。でも、強く混ざってたせいで、ちょっと困ってるみたいなの・・・。だから、私、世界が上手く戻れるように、お手伝いしてくるね!」
「それって・・・。」
「はーちゃん、私達も・・・!」
「大丈夫。みんなのおかげで、私、こんなに大きくなれた。どこからでも、みんなの事、見ていられるから・・・。感じられるから・・・。」
「私は、みんなと、ずーっと一緒。繋がってるよ!」

「はーちゃん・・・。」
「あまねく生命、世界に・・・、祝福を・・・。」

 
「魔法界・・・、離れてく・・・。」
「みらい・・・。私も・・・。」
「うん・・・。」
「モフルン・・・。」
「大丈夫モフ。モフルンは、みらいと一緒にいられるモフ。それに、きっとまた、みんなに会えるモフ!」
「モフルン・・・。」
 

 
「キュアップ・ラパパ!」
「私達は必ず! 絶対! また会える!」
「これでバッチリよね!」
 これは、23話で、ことはとみらいが、皆と一緒にいられるよう魔法を唱えたものに合わせたもの。
「魔法・・・、かけたから・・・!」
「リコ・・・。」



「リコ・・・、ありがとうモフ・・・。あの時、モフルンを見つけてくれて・・・。モフルンは、魔法使いがいたって、みらいに教えてあげたくて、一生懸命に伝わるよう願ったモフ。そしたら、リコは、モフルンに気付いてくれて、みらいとお友達になってくれて、モフルンもみらいとおしゃべりできて、いっぱいいっぱいおしゃべりできて、とっても嬉しかったモフ!」

「みらい、リコ、はーちゃん・・・。みんな、大好きモフ・・・。」
「うん・・・。私もだよ・・・、モフルン・・・。」

「ねえ、リコ? もし、世界が初めから1つのままだったら、私達、どうなってたかな?」

「そうね。そんな世界でもきっと、みらいはみらいね。いつも明るくて、危なっかしくて。」
「リコは、魔法が苦手で?」
「む・・・。うん、それで無茶して飛び出して・・・。そして、やっぱり、みらい。あなたと出会うの。モフルンと、はーちゃんともね。」
「もっと近くにいたかもしれない・・・。」
「もっと遠くにいたかもしれない・・・。でも必ず出会った。私達の最初の出会い。それだけでも、大きな奇跡なんだもの・・・! だったら、もう一度、強い思いを込めて願えば、奇跡は起きる! また会える! 絶対に会いに行く! 十六夜の夜に、ホウキに乗って・・・。だから・・・、またね・・・。」
「うん・・・。またね・・・。」




 そして、沢山の月日が経ちました。みらいの父・大吉は、みらいが中学を卒業した時の写真を眺めて楽しんでいました。
 今のみらいの顔立ちは、このようになっていました。


~ Bパート ~
 みらいは大学生になっていました。
 まゆみ、かな、壮太、ゆうととは今も仲が良いです。かなは、もう一度魔法使いに会いたがっている様子。

 みらいが帰宅すると、祖母・かの子が夕食の準備にとりかかっていました。みらいも手伝います。
 かの子は、モフルンを見て、過去を懐かしみます。
「大きくなったわね。」
「え?」
「思い出してたの。あなたとモフルンが初めて出会った日の事。」

「お母さん。ぬいぐるみって、まだ早いでしょ?」
「みらいが喜ぶと思って。」
「まだ目も空いてないのに。」
「ほら。」

「モフルンは、みらいを見守ってくれている。小さい頃からずっと。今でもね。」
「私、おばあちゃんのお話、大好き。不思議なお話をいっぱいしてくれたから、色んな事に興味を持てて・・・。だから、出会えたんだ・・・。」
「素直な言葉は力になる。思いが繋がっていれば、それは、奇跡を起こすのよ。」

 その夜、みらいは、かの子が言っていた事について考えていました。
 そんな時、モフルンが机から落ちました。モフルンを机に戻すと、風が吹き、外を見ると、十六夜が。さらに、桜の花びらが部屋に。
 思えば、1話オープニング前で、リコがナシマホウ界にやって来たのは、桜が咲いていた時期の十六夜の夜。そして、みらいは・・・。

「今日ね、壮太の試合があって、みんなで応援に行ったんだ。そうそう、イチゴメロンパンに新作が出たんだって。今度学校が終わったら食べに・・・。あ、今、私、色んな国の事勉強してるんだ。お母さんのお店の仕入れで海外に行ったりね、もっと知りたいんだ。私の世界のワクワクを・・・。」
「そして、いつか・・・。」
「話したい事、いっぱいあるんだ・・・。」
「今夜は十六夜だね。会いたいな・・・。」

 その後、みらいは、ある木の下に来ていました。 
 さらに、何かによく似た枝が、近くにありました。
「私を連れてきてくれたの?」
「キュアップ・ラパパ! もう一度みんなに・・・、会いたい!」
 ですが、何も起きません。
「なんてね・・・。バカだな、私・・・。」
 しかし、すぐに、「思いが繋がっていれば、奇跡を起こす」と、かの子が言っていた事を思い出します。そして・・・、
「思いが繋がっていれば・・・、強い思いがあれば!」
 

 

「キュアップ・ラパパ! みんなに会いたい!」
「キュアップ・ラパパ! みんなに会いたい!」
「キュアップ・ラパパ! みんなに・・・、会いたい!」

 
「キュアップ・ラパパ! みんなに・・・、会いたい!」

 

 

 

 
「キュアップ・ラパパ! みんなに会いたい!」
「キュアップ・ラパパ・・・! みんなに・・・、会いたい・・・!」

 

 

 
「キュアップ・ラパパ・・・! みんなとずっと・・・、一緒に仲良しでいたい・・・!」
「キュアップ・ラパパ・・・! みんなとずっと一緒にいたい・・・!」
「キュアップ・ラパパ・・・! みんなに会いたい・・・!」

 

 
「キュアップ・ラパパ・・・! キュアップ・ラパパ・・・! キュアップ・ラパパ・・・!」
 
「キュアップ・・・、ラパパ・・・! キュアップ・ラパパ・・・! キュアップ・・・、ラパパ・・・。みんなに・・・、会いたいよ・・・。」
 ちょうどその時・・・、
 
「キュアップ・ラパパ・・・。リコに・・・、みんなに・・・、会いたい・・・。」
 

 

 そして、みらいは・・・、
 
「これって・・・、魔法?」
 さらに、カタツムリニアが走っていました。
 直後、みらいの手からモフルンが離れてしまいました。ですが・・・、
 
「ダメじゃない、気を付けなきゃ。モフルンは、友達でしょ!」
「夢じゃ・・・、ないよね・・・?」
 

「みらいー!」
「リコ! リコ! リコ! 会いたかった・・・! 会いたかったよー!」
「私もよ、みらい! ずっと・・・、ずっとずっと・・・、やっと・・・、会えた・・・!」

 

 
「苦しいモフ・・・。」
「モフ!」
「モフルン・・・!」
 

 
「みんなの声、聞こえたよ!」
『はーちゃん!』
 
「はー! みらい! リコ! モフルン! 」
「はーちゃん!」

「また、みんなと会えた・・・! ワクワクもんだぁ!」


 今回は、これで終了です。


 今回も、エンディング後半部分の映像は、前回と違うものに。地球にモフルンが描かれている11月バージョンでした。


次回:「キュアップ・ラパパ! 未来(あした)もいい日になあれ!!
 みらい、リコ、ことはは、再び会うことができて大喜びです。しかも、モフルンもおしゃべりする事ができるようになりました。
 成長したみらい達は、思い出の公園で大好きなイチゴメロンパンを食べながら、沢山おしゃべりします。そんな中、ことはは、皆が昔の気分に戻れるようにと、魔法で皆を、出会った頃の姿に変身させました。
 そんな中、ドクロクシーによく似た怪物が現れて・・・。


 今回も、次回予告直後に、次回作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の告知がありました。
 

 今回は、これといって語る事なし。次回は、今作の最終回ですので、まずは、それに集中ですね。


 今回のエンドカード
 前回のエンドカードの続き絵にするとは素晴らしい! やっぱ、女児向けアニメですと、前回のような不吉な終わり方より、こういうのが断然良いですよね。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 デウスマストを退けたプリキュア達でしたが、直後、みらい、リコ、ことはは離れ離れとなり、モフルンは元のぬいぐるみに。しかし、沢山の月日が経ったある日、強い思いの力による奇跡により、リコ、ことはと再会し、モフルンと再びおしゃべりする事ができました。

 いやー・・・、感極まる最終回だったぜ・・・。今作も面白かったです! 感動をありがとう! 魔法つかいプリキュア!
 今回の感想を簡単に述べると、こうですね。あ、もちろん、今回が最終回じゃないのは分かってます。(笑)
 Aパートの熱いバトル、その後のみらい達の別れと再会までの感動的な流れは、最初から最後まで目が離せず、映像に見入ってしまい、今話が最終回でもおかしくない展開だったと思いますね。

 おかげさまで、画像数がとんでもない事になり、その数は、246!
 これまでプリキュア感想の画像枚数の最高は、モフデレラ回であった29話の143枚が最多でしたが、それを100枚以上上回りました。プリキュア以外のアニメ感想でも、キャプチャー画像数が200を超えた事はないですね。
 今話を見終えた時は、今話の画像キャプチャー数は200近くになるじゃないかと考えていましたが、まさか、優に超えてしまうとは・・・。尺の都合で、キャプチャー画像のいくつかを、ひとまとめに編集しないと、字数オーバーで投稿できないために、今回の感想作成はものすごく苦労しました・・・。もちろん、やっていて楽しかったですけどね!

 他に今話見終えて思った事は、20歳近くになったみらいとリコが、めっさ美人!
 特に、みらいについては、小学生のようだと感じていただけに、5年程度であれほどまでに変わった事に、すごく驚いています。
 こんな美人が大学生となると、大学生活やり直したいな、と思いますね。私は、大学生活は怠けていてばかりで、だいぶ悔いを残してますし。
 まあ、そんな事言ったって、過去に戻れる訳ではありません。同じような後悔をしないためにどうすべきか、しっかり考えながら前に進むのが大事ですよね。

 また、みらいが大学生という事は、みらいとリコも、18歳以上。となれば・・・、ムフフ・・・。Aパートの感動的な別れや、Bパートの再会の喜びようを考えれば、流れはアレでもおかしくないですよね。
 よし、みらいにリコ! 後で、私のメールアドレスと住所を教えておくから、招待状送ってくれ! ご祝儀たんまり用意して待ってるから! 外国だろうが、魔法界だろうが、私はどこでも駆けつけるぜ!(みらリコに何を期待しているのかは、だいたいの読者様はお分かりですよね?)

 すいません。下らない妄想垂れ流してしまいまして。(笑)
 おふざけはこのくらいにして、考察系感想に入ります。

 みらい達のラストについては、デウスマスト撃退後に離れ離れになりましたが、その5年後くらいに再会できました。
 私は、みらい達は離れ離れになって、その後、離れていても傍にいると、一緒に過ごした楽しい思い出を胸に、今後を頑張るものだと思っていました。大人は、出会いと別れがたびたびあるだけに、出会いあれば別れがあるのは必定と、親しい人達と離れ離れになるのは致し方なしと割り切る人は多いでしょう。
 しかし、メイン視聴層である未就学女児達については、そうじゃないんでしょうね。親しいお友達とずっと仲良く遊んでいられる、という思いでいっぱいで、いつか別れる事は考えてはいないでしょうし、考えたくもないでしょう。

 それに、幼稚園や保育園を卒業すれば、小学校生活。1年生で親しい友達ができれば、途中でクラスが変わろうとも、余程の事がない限り、6年間仲良く過ごせる訳なのです。プリキュアシリーズは1年単位である事を思うと、6年は大きいもの。
 それだけに、親しい子達と1年足らずで別れてしまうというのは、可哀想な話。私達の世界に存在しない「魔法」を通じて奇跡的な出会いをしたとなれば尚更であり、みらい達のラストを「ずっと一緒に」で終わらせたのは、良かったと思いますね。

 そうなるに至った決め手は、強い思いから起きた奇跡であり、これは、前作の主題であった「夢」に繋がる部分もあるでしょう。
 夢は待ってて叶えられるものではなく、何としてでも叶えるという強い意志があって叶えられるもの。奇跡にしても、待ってたって起きる訳ではなく、難しい物事への強い可能性を持っていれば、起こせるものです。

 みらい達は、「魔法」の力により、再会を果たす事ができました。「魔法」は、私達の世界に存在しない概念ゆえ、それで再会を果たそうなんてのは、バカバカしい話なのかもしれません。
 しかし、私達の世界での様々な大発見や技術の進歩は、たいてい、そんな「バカバカしい話」から起こっているもの。そんな事は起こりえないと周りから言われようとも、絶対に起こせるんだと強く思って頑張れば、実現できる。そんな思いが「バカバカしい話」を「奇跡」という美談に変えちゃうものなんですよね。

 子供達は、高い将来性を抱えている一方で、難しい物事に直面して悩んだり、誰かに自分の夢を笑われて落ち込む事もあるでしょう。
 しかし、自分を強く信じて、諦めずに頑張れば、未来は切り拓ける。みらい達の再会は、そんな大事なメッセージを伝えていたような気がしますね。

 さて、今作も、とうとう残り1話となりました。1年前は「みらいは、『スマイル』のやよいっぽく見えて幼く感じるな」「キュアミラクルのダイヤスタイルが人形のように見えて、あれで戦うとは思えないんですけど」などと思ってたのが、次回で最終回だなんて、時が経つのは早いですね。
 今話で、今作のやりたい事を全部やりきったような気がするだけに、次回はそこまで盛り上がらなさそうな気がしますが、最終回は、私達にどんな感動をもたらすのか? 最後の1分1秒まで気を抜く事なく、みらい達の挙動に注目して、そして、万感の思いで最終回の感想を書きたいと思います!
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