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「中間管理録トネガワ」感想 Part6

2018年12月15日 | はねバド!、中間管理録トネガワ
 「中間管理録トネガワ」感想記事の第6回目です。
 前回の感想記事を書いてから1か月以上経ってますね。まあ、結構話数を溜めて感想を書くのはよくある事ですが。(笑)
 今回は、第19話から第23話までの5話分の感想を語ります。


 まずは、第19話「新人」。原作では35話と37話に相当する話。(コミックス5巻に収録)
 前話では、利根川チームから3人が異動となりましたが、今話で3人の社員が加わりました。
    左は中途入社の「八乙女」、右は派遣の「津久井」。
 そして、もう1人は新入社員。それも・・・、
   
 なんと女性黒服っ・・・! 名前は「西口冴子」。

 そして、オープニング映像もまた変化!
    前話では3人に減ったのが、また6人に。人数いた方が、見栄えがいいですよね。
    新人が入った事で、良い感じに空きが埋まりました。

 女性の黒服は珍しいですが、帝愛に入ったからには、性別には関係なく平等な立場で仕事をする事が求められます。西口もそのつもりでいます。
 しかし、周りは、休日の事を聞いたり、「ちゃん」付けで呼んだりなど、一歩間違えればセクハラになりかねず、戸惑うところも。そんな中・・・、
    
    
 会議室にアロマの香りを取り入れたり、飴やケーキを差し入れたり、ボタンを直してあげたりと、西口は周りを気遣います。
 必然、周りは西口に注目しますが・・・、
「浮かれ過ぎでしょ、みんな・・・。」
   
 と、佐衛門三郎だけは気に入らず。フラグ建て、ありがとう。(笑)

 翌日、靴擦れした佐衛門三郎は、西口からバンソウコウを渡され・・・、
   
    
 お前が一番浮かれとるやないか!(笑) 佐衛門三郎の動揺は、これだけにとどまらず・・・、
   
    
 あのー、すいません、西口さん。グラサンは外して下さい。黒服達には仕事以外でもグラサンを着用しなければいけない規定でもあるんでしょうか。(笑)

 さらに、降りた駅では・・・、
   
 なんと、家が近くに! しかし、佐衛門三郎は、1人で夜道を歩くのは危ないから家まで送ろうと言い出します。
 西口は、そんなに遠くから大丈夫だと返し、別々に帰る事に。佐衛門三郎は、変な風に捉えられたんじゃないかと後悔します。

 その後悔に追い打ちをかけるかのように、翌朝、西口の携帯には・・・、
   
 直後、西口は動揺して会議室を出ました。まさか、彼氏!?
 そして・・・、
   
 が、実は違う! その後、佐衛門三郎がトイレから出てみると、西口の通話相手から次の事が判明。
   
 しかも、方言でしゃべっていた事や、ガラケーも、ストライクだったようで。
   
 という事で・・・、
   
 ったく、周りの浮かれ気分に呆れながら自分が一番浮かれてたり、プチ失恋気分から一気にどストライクとか、クソ忙しい春だなあ。(笑)
 まあ、コミックス7巻には、佐衛門三郎の春の続きが載ってるんですが、アニメではやりますかね? もし放映されたら、その時には「佐衛門、地下行きやがれ!」とでもツッコんでおきますか。(笑)

 Bパートは、これといって語る事はなし。3人の新人の1人・八乙女の会長の持ち上げがすご過ぎたという話でした。原作通りの展開でしたが、映像にすると、すごく面白いですね。


 続いて、第20話「接待」。原作では23話に相当する話。(コミックス3巻に収録)
 ある夜、利根川は、帝愛傘下の裏カジノに向かっていました。そこで、「沼」という難攻不落のパチンコに挑戦する事に。

 「沼」というのは、「賭博破壊録カイジ」中盤からカイジが挑戦したギャンブル。とくれば、やはり、あの男が登場!
   
 一条です! オープニングに顔が出ているのを見て、本編での登場をすごく待ってたのよ! 彼は、この裏カジノの店長です。
 「カイジ」では利根川が接待で15億回収したという話が出ていましたが(「賭博破壊録カイジ」5巻参照)、この話は、その一部始終のようなものです。

 さて、「沼」といえば、3つの大きな仕掛けがあり、初めは「クギの森」。
 店側でクギとクギの間の間隔調整を行い、玉が役物に行ける確率をコントロールするというもの。30分の1から100分の1の間で調整されていますが、今回は・・・、
「よりによって・・・、5年に1度の! 設定Y!」
   
「なるほど・・・。お持ちのようだ、強運を・・・。仕方がない、我々は設定Yで勝負させていただきます・・・。手抜きなしで!」
    
 どう見ても手抜きです。本当にありがとうございました。(笑)
 何が強運だよ! 完全にお前らが仕組んだ事じゃねーか! これ、相手が会長だったら、即クビを言い渡されてもおかしくないよなあ。(笑)。

 第2関門は、役物。ランダムに玉を弾くもので、店側は、リモコンで100%玉を弾く事もできます。
 この接待では、クギの道を通る玉をセンサーが感知した瞬間、役物が開く仕組みになっています。つまり、突破率100%! 「カイジ」とは逆ですね。  
「フフフフフ・・・。さすが帝愛ナンバー2と呼ばれるお方・・・。この沼が仕掛けた勝負を・・・、一顧だにせず・・・。怖ろしい・・・、怖ろしいお方だ・・・!」
    
「間違いない・・・。この一条という男・・・、接待が下手・・・。」
   
 接待はギリギリで相手に勝たせるのがポイント。互いの実力が均衡していると見せつつ相手に熱中させ、そして、最後の最後でギリギリで負ければ、相手は、勝った事にすごく高揚します。
「が・・・、この若造のやり方はあからさま過ぎ・・・! 一見ガチンコ勝負を装ってはいるが・・・、とどのつまり、子供扱い・・・!」
    
   
「悪魔・・・。魔王・・・。いや、ギャンブルの鬼・・・。この『沼』と一条の首を取りに来たという事ですか・・・! 恐ろしいお方だ・・・!」
「バカにされている気分・・・。」
    
   
 ですよねー。「カイジ」での熱い勝負の裏で、こんなストーリーが展開されていたとか、良い意味で落差がすごいですね。(笑)

 最後の関門は、3段クルーン。玉が3段目の当たり穴に入れば、勝利となります。
 3段クルーンは、店側の自信作なだけあって、全然当たり穴に入りません。他はお遊びでも、ここだけはガチンコ勝負!
 ・・・と思われましたが・・・、
    
   
 なんと、外れ穴に落ちた玉が再びクルーンに戻ってくるという「フェニックスシステム」が発動。
「いつの間にこんな仕掛けを・・・。一体何者が!?』
「お前だろ・・・。」
   
 だよな。せっかくいい感じに面白くさせたのに、これは白けるわ。(笑)

「しかし、我々にはどうしようもない・・・! なぜなら証拠がないからっ・・・! くぅ~!」
    
 いやいや、ちゃんとリモコンありますから! 「カイジ」本編では、自分が不利になったら、証拠もクソもなく中止だと騒ぐクセに、お前がそれを言うかと笑っちゃいますね。(笑)

   
 で、「カイジ」と同じく、クルーンには玉がいっぱいの状況に。こうなれば、後は当たり穴に入るだけ。
「『沼』が・・・、『沼』が・・・、泣いている・・・。」
    
「バカッ・・・! そりゃ泣きたくなるだろ・・・! 『沼』もっ・・・!」
   
 だよな。本当にこれ、相手が会長だったら、あからさま過ぎな接待に、制裁されてるよなあ。(笑)

 一条は、「カイジ」と比べると、めっちゃ小者になっていて、面白かったですね。
 この展開は原作通りなのですが、一条のセリフ量が多く、原作よりもギャグ度が濃かったと思います。4か月半近くも登場を待ち続けた甲斐がありました。

 Bパートは「ハンチョウ」。柿ピー食べ放題の「柿ピーアンリミテッド」というお得な契約には、実は、高過ぎる解約金があったという話でした。
 感想を一言で表すと「あくどいな、さすがハンチョウ、あくどい」でしょうか。私は、柿ピー好きですので、裏があっても契約してもいいかな、と思いますね。(笑)


 次は、第21話「中傷」。原作では38話に相当する話。(コミックス5巻に収録)
 帝愛には、公式ツイッターが存在しますが、人気はいまひとつ。
    
 それどころか、「帝愛潰すアカウント」というアンチアカウントよりもフォロワー数が少ないです。
    
 帝愛公式ツイッターの担当は、利根川の部下の1人・中田でしたが、これでは任せられないと、トネガワがツイートする事に。
    
    
 フォロワー数は増えたも一方、アンチアカウントとの差は広がっています。
 実際、帝愛を批判するツイートだけでなく、可愛い猫のgif画像とか、人気アニメの直筆イラストを公開するなどして、興味を惹かせています。
    
 一方、利根川のツイートは大部分が天気の事で、写真も面白くないものばかり。歴然の差があります。
 佐衛門三郎からそう評された利根川は、このまま黙ってはいません。アンチと同じような事をして、徹底的に勝ちに行こうと燃えます。

 その後、gif画像探しはもちろん、朝起きれば・・・、
    
    
   
    
 取り貯めておいた人気アニメを片っ端からチェック。
 と・・・、利根川が、百合アニメを鑑賞・・・。「金は命より重い」とか「Fuck you!」などと言っていうヤツが、まさかの・・・。(笑)
 「勝たなければゴミ」と自身が言っていたのが、こんな事態になるとはな・・・。これだから、「トネガワ」は面白い!

 今の流行を察した利根川は、これまでのツイートを一変。
 いくつかの間違いはあったものの、短期間で動画もUPできるほどにまでなりました。ネットスラングを使ったりもしました。
    
   
 しかし、アンチとのフォロワー数の差は縮まらず。気付けば・・・、
   
 イラストを描いちゃうほど迷走! 「カイジ」本編からすれば、ありえないですね。(笑)

 それから後日、アンチアカウントからこんなツイートが。
   
 味噌汁の具がもやしだけというのは、デマではなく本当の話であり、外部では知りえない情報。つまり、このアンチ活動は、内部の人間による犯行!
 犯人は誰なのか? 次回に続く!

「ネクストキーワード! 海老ロール!」
   
 「名探偵コナン」か! しかも、それ、キーワードじゃなく、答えだろ! 8話を見ていれば、もう犯人が誰かお分かりですね。(笑)

 Bパートは「ハンチョウ」。この回は「外出録」というよりも「堅実録オダギリ」といった感じでしょうか。(笑)
 こちらも、次回への続きものですが、特に語る事がないですので、次の回の「ハンチョウ」パートの感想も含めてカットします。


 続いて、第22話「後編」。原作では39話に相当する話。(コミックス6巻に収録)
 アンチアカウントが載せた画像から佐衛門三郎は、画像編集ソフトで犯人が割り出せるんじゃないかと考えました。すると・・・、
   
 そう、犯人は海老谷! まあ、前話のネクストキーワードで丸分かりでしょうけど。(笑)
 利根川の下で働いていた海老谷なら、ツイートの内容にも説明がつきます。しかも、その海老谷は帝愛本社前でツイート中。
「ヘヘっ! これにはワロタ・・・。」
「ワロえん・・・。」
    
「利根川先生・・・。」
   
「海老谷・・・。お前が今やっている事は、草すら生えん下らぬ事・・・!」
   
 あのー、すいません。こういう時にネットスラング使わんといて。ビシッと言って、威厳を見せて下さい。(笑)

 どうしてこんな事をしたのかを聞かれた海老谷は・・・、
「潰れちまえばいいんだ! こんなブラック企業! こんな会社に入った事が、大きな間違いだったんだ! クビにされて、人生を狂わされて、この体たらく・・・!」
   
「住む場所もなければ貯金もゼロ・・・! 一生懸命にやってきただけなのに・・・、何で俺だけこんな目に遭わなきゃいけないんだ・・・!」
   
 クビは可哀想だと思うけど、貯金ゼロなのは、先見の明もなくエビを大量買いしたお前のせいだと思うぞ? それに、一生懸命とは言っても、「変な方向に」だけどな。(笑)

 その後、利根川達は海老谷を強制的に眠らせました。海老谷が目を覚ますと・・・、
   
    
 水道やトイレなど基本設備の他、テレビにブルーレイデッキ、ハイスペックPCと液晶タブレットまであります。
 さらに、利根川は、海老谷にあるメモを渡しました。
   
 これは、帝愛公式ツイッターのログインアドレスとパスワード。
 利根川は、海老谷をクズだと感じているものの、ツイッターの能力はなかなかのものだと認め、帝愛公式ツイッターの中の人をやらせる事にしました。フォロワーが10万人に達したら、出すそうです。
 そして・・・、
   
「そうだ、海老谷・・・。何度失敗しても、とどのつまり人は皆、一つ一つやるしかないのだ・・・。積み上げろ・・・。1ツイートずつ・・・!」
    
 クビになって、バカな事をやって、アンチ活動やってるヤツにこんな寛大な措置とか、ホント、利根川っていいヤツですよね。百合アニメ鑑賞とか、ネットスラングを使ったりした事はあっても、こういう漢気こそ、利根川の良いところだと思います。


 最後に、第23話「予感」。
 この回も「トネガワ」パートと「ハンチョウ」パートの2本立てでしたが、「トネガワ」パートは特に語る事はなし。「トネガワ」パートは同窓会の話でした。(原作では40話に相当。コミックス6巻に収録)
 この回は「ハンチョウ」パートが劇的に・・・、いや、悪魔的に面白かった!

 今回の1日外出は、沼川と一緒にボドゲ(ボードゲームカフェの略)に行くのが目的ですが、大槻は風邪をひくかもしれないと感じています。季節はもうすぐ冬にも関わらず、ベンチに放置された事が原因のようで。
 それでも大槻は、必ず明日のボドゲには治してみせると豪語。予約してた格安ホテルをキャンセルし、デイリーマンションへ。沢山の食材や着替えなども買い込みます。
 そして・・・、
「ネギやショウガを手早く切って下ごしらえ!」
    
「豚ミンチに、たっぷりのショウガと、実は果肉よりビタミン豊富なユズの皮をささっと加え・・・、」
    
「下味! 塩コショウ!」
   
 うおっ! このカットはっ・・・! 「ハンチョウ」2巻の表紙にもある、例のパロディですね。

「そして・・・! 万遍なくこねればこねるほど美味くなる・・・! これぞ・・・、コネ得!」
   
 まあ、これが、カイジとのチンチロ対決の対決の時には「ゴネ得」なんて言っちゃうんだけどな。(笑 & 詳しくは「賭博破戒録カイジ」4巻参照)

「仕上げに鍋が煮立ったところで、つみれ投下! 火が通ったら野菜も中へ!」
    

 1時間後、長ネギとショウガたっぷりのつみれ鍋完成!
   
 そして一口食べれば、食欲が止まらないっ・・・! いい感じに身体も温まりました。
    
    
   

 そんな中、宮本がやって来ました。宮本は今日オフで、散歩している時に同僚の黒服から、大槻が風邪をひいていると知って駆け付けたようです。
 宮本が持ってきた梅干しをつまみに、卵酒で乾杯。
    
 宮本は、大槻の風邪が治ったと安心しますが・・・、
「ここで安心するのは、へたっぴ・・・。風邪の治し方が・・・! やる時はきっちりやらなきゃ・・・!」
   
「今日頑張った者にのみ明日が来るんですよ!」
   
 ハンチョウの名セリフKtkr! ホント、何でこんなヤツが地下に行っちまったんだか。(笑)

 その後、水を入れたバケツに丸めた新聞紙を差し込んで、即席加湿器を作りました。宮本が帰宅後、大槻は就寝。
「大槻は布団を左右の体に巻き込み、足元の部分も折り曲げ、密封!」
    
「完成! 完全防備の大槻ロール!」

   

 その翌朝、いい感じに汗をかきながら目が覚め、体温も平熱に下がっていました。ユズ風呂に浸かって、昨晩の鍋の残りを使って卵雑炊をいただき、完全復活!
「まだ時間もあるし、ちとこのへんを散歩でも・・・、」
   
「と見せかけて・・・、ベーッドイン!」
    
「油断しとっただろ、今! ワシの身体に残った病原菌ども・・・!」
    
「悪いがワシは容赦せん! 仕上げの3時間ロールでいじめぬく! とことん!」
    
 なんかもう、ハンチョウ、めちゃくちゃ楽しんでるよな。風邪ですら楽しむという、そのメンタルがすげーよ。原作でこの話を読んだ時に、「絶対、ハンチョウってリア充だよな」なんて思いましたね。(笑)

 そして、軽やかな足取りで完全復活! 沼川と一緒にボードゲームを楽しみました。1回休んで6進む!
    

 一方、宮本は風邪をうつされ、まさかの大型連休! 6回休みっ・・・!
「早く治ってくれ・・・。じゃなきゃ、大槻の外出に同伴できない・・・。」
   
 「同伴できない」って・・・。お前、監視役だろ。どうしてこうなったっ・・・!(笑)

 原作で大笑いした話がアニメではパワーアップしていて悪魔的に面白かったです。
 特に、原作には描かれていない部分がしっかり作り込まれていて、面白さが跳ね上がってましたね。塩振りパロディとか、「今日頑張った者にのみ明日が来る」とか、宮本の風邪オチとか。
 「ハンチョウ」のアニメ化も正解だったと思いますね。そして、ハンチョウ。やっぱり、お前、リア充だろ。(笑)


 さて、「トネガワ」は次回が最終回っ・・・! 「『トネガワ』がアニメ化!? しかも2クールもやるの!?」と思っていたのが、次回で最終回とか、時が経つのは早いですね。
 原作の方は、「トネガワ」も「ハンチョウ」も絶賛連載中で、最終回は遠い先のように思えますが、アニメは一体どんな決着になるのか? 次回が放映されるのは10日近くも先の事ですが、今から楽しみにしてます!



 今回の感想記事は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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