今話の名セリフ:「知りたいという気持ちは、繋がって広がっていくものだと、私は思うわ・・・。」
「ひろがるスカイ!プリキュア」第21話「ひろがれ! 知識の翼」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ソラ達は、家の掃除に取り掛かっていました。そんな中、自分の部屋を掃除していたツバサは、航空力学の本を目にします。
「そういえば、最近、読んでなかったな・・・。」
「というか、もう読む必要もないのか・・・。プリキュアになって空を飛べるようになったから・・・。」
「あんなに勉強してたのに・・・。いつか絶対、空を飛ぶんだって・・・。」
「すごいよ、エルちゃん!」
「少し前までハイハイしてたのが嘘みたいです!」
「あんなに小っちゃかったましろんが中学生なんだもん! エルちゃんだって、すぐ大人になっちゃうよ!」
「すぐ、大人に?」
~ Aパート ~
少しして、ましろの祖母・ヨヨは、ツバサは何か悩み事があると感じ、一緒にお茶を飲みました。
「ボク、プリキュアになって、空を飛ぶ夢が叶った事、すごく嬉しいんです・・・。ただ、何ていうか、その・・・。」
「努力が無駄になったような気がする?」
「はい・・・。いや、でも別にいいんです! 今のボクにとっては、プリンセスをお守りする事が、何より大切ですから・・・。」
「でも・・・。」
「でも?」
「プリンセスが大人になったら、ボク達がずっと傍にいる事もなくなって・・・。」
「私は青の護衛隊・隊長! ムン!」
「私は絵本作家! エヘ!」
「私は保育士! アゲ!」
「ボクは、ひなたぼっこ・・・。ホエー・・・・。」
「ボク1人だけ追いかける夢も、やりたい事もなくて、ボーっとしてるんじゃ・・・。」
「すみません、こんな話・・・。」
「いいのよ。話してもらいたくて、お茶を淹れたんだから。」
ツバサの悩みを聞いたヨヨは、今度の休みに、皆でお出かけしようと提案しました。
後日、ツバサ達が来た場所は・・・、
ここに広がっている野菜は、ヨヨが育てたもの。
また、ここには、鳥の模型が設置されていました。
この模型は、過去に、ツバサが空を飛ぶ仕組みを勉強するために作ったもの。作り過ぎたものをヨヨが1つもらって、案山子代わりに設置していました。
その後、ソラ達は、ヨヨが育てた野菜を収穫しました。
「これは、新しい土?」
「お祖母ちゃんが作った肥料だよ!」
「肥料も自分で?」
「ええ!」
「生ごみと土を混ぜて、しばらく置いておくの。それを繰り返すと、自然の力で、栄養満点の肥料になるのよ。」
「ヨヨさんって、すごい・・・。どうして、そんなに物知りなんですか?」
「気になる事を調べ始めると、また新しく気になるものが見つかるの。」
「例えば、ハーブについて調べていると、ハーブを使ったお料理の事が気になって、レシピを調べたの。そうすると、実際に作りたくなるわよね?」
「それでお料理をすると、どうしても生ごみが出ちゃうでしょ? 何かに使えないか調べてみたら、肥料を自分で作れるという事を知ったの。」
「せっかく肥料もある事だし、と思って畑を始めたら、野菜について勉強するようになって!」
「全部繋がってるんですね・・・。」
「ええ・・・。知りたいという気持ちは、繋がって広がっていくものだと、私は思うわ・・・。」
「繋がって、広がる・・・。」
その後、ソラ達は昼食にしました。
「すごく美味しそうです!」
「生で食べられる野菜は切っておいたから、沢山食べてちょうだいね!」
「これはディップソース! お野菜につけて食べてみて! カレーマヨと、たらこクリームチーズ。それから、ハーブヨーグルトだよ!」
「ヤバ! オシャレで気分アガるね!」
「とれたてのお野菜をデップ? ソース? で食べるなんて、確かに特別なお弁当です!」
「それじゃ、いただきましょうか。」
「はい!」
「あれは・・・。これから雨が降るかもしれません。」
「こんなに晴れてるのに?」
「本当だ! 降ってきた!」
「少年、当たったじゃん!」
「本降りになる前に、屋根のある所へ行きましょう。」
~ Bパート ~
「ピーマンをカレーマヨで食べると止まりません!」
「あげはさんもどうぞ!」
「え? アハハ・・・。」
「あげはちゃん、ピーマン苦手?」
「そ、そんな訳ないじゃん! 私、大人なんですけど?」
「あれ? 美味しい! カレーマヨのおかげで食べやすい!」
「それは、ピーマンが嫌いな人の感想だよ?」
「それにしても、この雨、いつまで降るんでしょうか?」
「すぐにやむと思いますよ。」
「さっきも天気を当ててたけど、どうして?」
「雲を見たんですよ。朝は小さかった雲が、雨を降らせる大きい雲に成長してたんです。」
「あの雲は短い時間雨を降らせるので・・・。」
「すごいです! ツバサ君!」
「お祖母ちゃんみたいに物知りだよ!」
「いや、そんな・・・。空を飛ぶためには天気も大事なので、それで勉強してて・・・。」
「知りたいという気持ちは、繋がって広がっていくものだと、私は思うわ・・・。」
「空を飛ぶために勉強していた事が、みんなを雨から守ってくれたわね。」
「はい・・・。」
「私ね、何かを学ぶ事と畑は似ていると思うの。学んだ事は肥料になって、あなた達の夢の種を育ててくれる。」
「けれど、その種がいつ芽吹くかは分からないから、学んだ事は全部無駄だったんじゃないかって、不安になるのよね・・・。」
「でも大丈夫。それは、明日かも、ずっと先の未来かもしれないけれど、必ず花開く時が来るわ。」
「しかも、自分の思いもよらない花が咲く事もあるのよ。勉強のために作った鳥の模型が、畑を守ったりするみたいにね!」
その直後、バッタモンダーが近くに。バッタモンダーはランボーグを生み出しました。
ソラ達4人はプリキュアに変身します。
バトルスタート。ランボーグの攻撃をバタフライがバリアで防ぎ、プリズムが光弾を飛ばしますが、回避されます。
「なんて素早い動きです! さすがウィングの作った鳥さんですね!」
「いやー、エヘヘヘ・・・。」
「照れてる場合じゃないよ!」
『あ・・・。』
3人揃ってコントかますとか、なかなか余裕あるな。しかも、プリズムがツッコんでくれると、なんか落ち着きます。(笑)
直後、バタフライは、ミックスパレットの力で、ランボーグを凍らせました。
その後、プリズムが光弾を当て、スカイが追撃しましたが、回避されます。空に向かって吹いている空気の流れに乗ったため、かわせたようです。
ウィングも同じように空気の流れに乗りましたが、ランボーグの攻撃で近付けません。
ですが、すぐに、バタフライに、雲の温度を下げるよう頼みました。すると・・・、
雲は、小さな氷や、氷の粒が集まってできているもの。となると、雲を冷やせば、氷の粒を大きくでき、ランボーグにダメージを与えるほどにもなります。
その後、ランボーグは攻撃を強めてきました。
バタフライがバリアでどうにか防いでる間に、ウィングが単独行動。ランボーグはウィングに向かって強風を起こします。
ですが、これはウィングの狙い通り。強風が山に当たると、強い上昇気流が生まれ、その力で、はるか上空にまで飛びました。
「プリキュアの力だけじゃ、ここには来られなかった・・・。」
「無駄じゃなかったんだ・・・。」
直後、ウィングは、ランボーグの体当たりを受けますが、強烈なパンチをお見舞いして、ランボーグを地に叩き落とします。
その後は、タイタニックレインボー。ランボーグを浄化し、キラキラエナジーも回収しました。
その夜・・・、
「ツバサさんに頼まれた通り、色んな本を持ってきたわ。」
「ありがとうございます!」
「今のボクには、まだみんなみたいな夢はないですけど、でも、まずは色んな事を勉強してみようと思って・・・。」
「ええ、それがいいと思うわ。それから、もう1つ、もらってほしいものがあるのだけど・・・。」
「本当にいいんですか?」
「このミラーパッドは、知りたいという気持ちを、繋げて広げるお手伝いをしてくれる。」
「ツバサさんが使う事で、みんなを助ける力にもなるはずよ。」
「ありがとうございます!」
「それじゃ、晩御飯にしよっか!」
「今日は、夏野菜いっぱいの手作りカレーだよ!」
「カレー!? お昼にカレーマヨを食べてから、口がカレーの口になってたんです!」
「そうだ! 私も、カレーの事なら知ってますよ!」
「なになに?」
「カレーは、カライライスではないので、甘いカレーも美味しいのです! 」
「だね!」
「私は中辛が好きです!」
「甘口と中辛、両方作ってあるよ!」
「両方食べます! おかわりします!」
「ボ、ボクの分も残しておいて下さいね!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「ハートキャッチプリキュア!」の主人公プリキュア「キュアブロッサム」が登場。
「今日は私! キュアブロッサムです! 私と一緒に、心の花、咲かせましょう!」
最初は「史上最弱のプリキュア」と言われてただけに、少しずつ強くなっていくのが楽しみでした。劇場版「トロピカル~ジュ」とコラボしてたとはいえ、最終回から10年以上も経ったとは信じられないですね。
次回:「バッタモンダー最後の秘策!」
スカイランドでは、シャララと同じ青いマント姿の女性の目撃談が相次いでいました。
ソラは、皆との買い物の途中、青いマントの女性を見かけ、思わず後を追いかける事に。
【まとめ】
今話は、ツバサメイン回。
人生の途中で、なりたい夢があっさり叶ったり、将来やりたい事が変わったりなどしても、それまでに努力して培った事は決して無駄ではなく、何かの役に立つという、私達にとっても、すごくためになる内容だったと思います。
ツバサはプニバード族。プニバード族といえば、飛べない鳥類であり、ツバサは、プニバード族が飛べない事に疑問を感じ、飛べるようになりたいと努力していました。
それが、プリキュアになった事で、簡単に飛べるようになりました。どんなに頑張っても手の届かなかった目標が、こうもあっさり達成しちゃうと、これまで頑張ってきた事は無駄なんじゃないかと、空虚感を抱いてしまうものでしょう。
っていうか、ツバサ君。キミ、プリキュアになって空を飛べたから夢が叶ったって、それでいいのかよ。すっかり、今も、鳥の姿でも飛べるよう頑張っていると思っていたのに、キミってヤツは・・・。
まったく、そんなんだから、今もあげはから「少年」呼ばわりされちゃうんだよ。悔しかったら、あげは姐さんを押し倒せるくらい、強くカッコ良くなって、男を見せようぜ?
ああ、妄想が過ぎました。サーセン。(笑)
ふとした事から夢が叶ったとなると、これまで頑張ってきた事は無駄なのかと思うようになりますが、しかし、不思議と、その努力って、印象に残りやすいんですよね。
その時に学んだ事も、割とよく憶えているもので、人生の所々で、それに関連した物事に遭遇すると、「ああ、これ、あの時に学んだな・・・」と感じたり、学んだ内容を口にしたり、行動に移したりなど、その時に学んだ事が活かされるものです。
ツバサは、ふとした事から夢が叶ったパターンですが、夢に向かって頑張ったものの、夢が叶わず、その時の努力が無駄じゃないかと考えるケースは多いでしょう。
ですが、その場合も、同じように、その時に得た知識は決して無駄ではなく、人生の所々で活かされて、別の夢が叶ったりする事もあります。ですので、色んな事を知る事は、人生においてすごく大事な事であって、面白い事だとも思いますね。
さて、次回は、シャララによく似た女性が見つかったとの事ですが、本当にシャララなんでしょうか?
シャララが行方不明になったのは6話前。シャララが見つかるのは、もう少し先の事だと思っていますので、本物じゃない気がするのですが、果たして?
また、次回のタイトルが「バッタモンダー最後の秘策!」なのも気になるところ。これまでのバッタモンダーの行動を考えると、これまで以上の卑劣な策を繰り出してきそうな気がしますね。
シャララによく似た女性は「最後の秘策」にかかわってきそうで、ソラ達にとって最大のピンチが訪れるんじゃないかと気になるところ。次回は、ストーリーの大きな山場がやってきそうで、目が離せません。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ひろがるスカイ!プリキュア」第21話「ひろがれ! 知識の翼」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ソラ達は、家の掃除に取り掛かっていました。そんな中、自分の部屋を掃除していたツバサは、航空力学の本を目にします。
「そういえば、最近、読んでなかったな・・・。」
「というか、もう読む必要もないのか・・・。プリキュアになって空を飛べるようになったから・・・。」
「あんなに勉強してたのに・・・。いつか絶対、空を飛ぶんだって・・・。」
「すごいよ、エルちゃん!」
「少し前までハイハイしてたのが嘘みたいです!」
「あんなに小っちゃかったましろんが中学生なんだもん! エルちゃんだって、すぐ大人になっちゃうよ!」
「すぐ、大人に?」
~ Aパート ~
少しして、ましろの祖母・ヨヨは、ツバサは何か悩み事があると感じ、一緒にお茶を飲みました。
「ボク、プリキュアになって、空を飛ぶ夢が叶った事、すごく嬉しいんです・・・。ただ、何ていうか、その・・・。」
「努力が無駄になったような気がする?」
「はい・・・。いや、でも別にいいんです! 今のボクにとっては、プリンセスをお守りする事が、何より大切ですから・・・。」
「でも・・・。」
「でも?」
「プリンセスが大人になったら、ボク達がずっと傍にいる事もなくなって・・・。」
「私は青の護衛隊・隊長! ムン!」
「私は絵本作家! エヘ!」
「私は保育士! アゲ!」
「ボクは、ひなたぼっこ・・・。ホエー・・・・。」
「ボク1人だけ追いかける夢も、やりたい事もなくて、ボーっとしてるんじゃ・・・。」
「すみません、こんな話・・・。」
「いいのよ。話してもらいたくて、お茶を淹れたんだから。」
ツバサの悩みを聞いたヨヨは、今度の休みに、皆でお出かけしようと提案しました。
後日、ツバサ達が来た場所は・・・、
ここに広がっている野菜は、ヨヨが育てたもの。
また、ここには、鳥の模型が設置されていました。
この模型は、過去に、ツバサが空を飛ぶ仕組みを勉強するために作ったもの。作り過ぎたものをヨヨが1つもらって、案山子代わりに設置していました。
その後、ソラ達は、ヨヨが育てた野菜を収穫しました。
「これは、新しい土?」
「お祖母ちゃんが作った肥料だよ!」
「肥料も自分で?」
「ええ!」
「生ごみと土を混ぜて、しばらく置いておくの。それを繰り返すと、自然の力で、栄養満点の肥料になるのよ。」
「ヨヨさんって、すごい・・・。どうして、そんなに物知りなんですか?」
「気になる事を調べ始めると、また新しく気になるものが見つかるの。」
「例えば、ハーブについて調べていると、ハーブを使ったお料理の事が気になって、レシピを調べたの。そうすると、実際に作りたくなるわよね?」
「それでお料理をすると、どうしても生ごみが出ちゃうでしょ? 何かに使えないか調べてみたら、肥料を自分で作れるという事を知ったの。」
「せっかく肥料もある事だし、と思って畑を始めたら、野菜について勉強するようになって!」
「全部繋がってるんですね・・・。」
「ええ・・・。知りたいという気持ちは、繋がって広がっていくものだと、私は思うわ・・・。」
「繋がって、広がる・・・。」
その後、ソラ達は昼食にしました。
「すごく美味しそうです!」
「生で食べられる野菜は切っておいたから、沢山食べてちょうだいね!」
「これはディップソース! お野菜につけて食べてみて! カレーマヨと、たらこクリームチーズ。それから、ハーブヨーグルトだよ!」
「ヤバ! オシャレで気分アガるね!」
「とれたてのお野菜をデップ? ソース? で食べるなんて、確かに特別なお弁当です!」
「それじゃ、いただきましょうか。」
「はい!」
「あれは・・・。これから雨が降るかもしれません。」
「こんなに晴れてるのに?」
「本当だ! 降ってきた!」
「少年、当たったじゃん!」
「本降りになる前に、屋根のある所へ行きましょう。」
~ Bパート ~
「ピーマンをカレーマヨで食べると止まりません!」
「あげはさんもどうぞ!」
「え? アハハ・・・。」
「あげはちゃん、ピーマン苦手?」
「そ、そんな訳ないじゃん! 私、大人なんですけど?」
「あれ? 美味しい! カレーマヨのおかげで食べやすい!」
「それは、ピーマンが嫌いな人の感想だよ?」
「それにしても、この雨、いつまで降るんでしょうか?」
「すぐにやむと思いますよ。」
「さっきも天気を当ててたけど、どうして?」
「雲を見たんですよ。朝は小さかった雲が、雨を降らせる大きい雲に成長してたんです。」
「あの雲は短い時間雨を降らせるので・・・。」
「すごいです! ツバサ君!」
「お祖母ちゃんみたいに物知りだよ!」
「いや、そんな・・・。空を飛ぶためには天気も大事なので、それで勉強してて・・・。」
「知りたいという気持ちは、繋がって広がっていくものだと、私は思うわ・・・。」
「空を飛ぶために勉強していた事が、みんなを雨から守ってくれたわね。」
「はい・・・。」
「私ね、何かを学ぶ事と畑は似ていると思うの。学んだ事は肥料になって、あなた達の夢の種を育ててくれる。」
「けれど、その種がいつ芽吹くかは分からないから、学んだ事は全部無駄だったんじゃないかって、不安になるのよね・・・。」
「でも大丈夫。それは、明日かも、ずっと先の未来かもしれないけれど、必ず花開く時が来るわ。」
「しかも、自分の思いもよらない花が咲く事もあるのよ。勉強のために作った鳥の模型が、畑を守ったりするみたいにね!」
その直後、バッタモンダーが近くに。バッタモンダーはランボーグを生み出しました。
ソラ達4人はプリキュアに変身します。
バトルスタート。ランボーグの攻撃をバタフライがバリアで防ぎ、プリズムが光弾を飛ばしますが、回避されます。
「なんて素早い動きです! さすがウィングの作った鳥さんですね!」
「いやー、エヘヘヘ・・・。」
「照れてる場合じゃないよ!」
『あ・・・。』
3人揃ってコントかますとか、なかなか余裕あるな。しかも、プリズムがツッコんでくれると、なんか落ち着きます。(笑)
直後、バタフライは、ミックスパレットの力で、ランボーグを凍らせました。
その後、プリズムが光弾を当て、スカイが追撃しましたが、回避されます。空に向かって吹いている空気の流れに乗ったため、かわせたようです。
ウィングも同じように空気の流れに乗りましたが、ランボーグの攻撃で近付けません。
ですが、すぐに、バタフライに、雲の温度を下げるよう頼みました。すると・・・、
雲は、小さな氷や、氷の粒が集まってできているもの。となると、雲を冷やせば、氷の粒を大きくでき、ランボーグにダメージを与えるほどにもなります。
その後、ランボーグは攻撃を強めてきました。
バタフライがバリアでどうにか防いでる間に、ウィングが単独行動。ランボーグはウィングに向かって強風を起こします。
ですが、これはウィングの狙い通り。強風が山に当たると、強い上昇気流が生まれ、その力で、はるか上空にまで飛びました。
「プリキュアの力だけじゃ、ここには来られなかった・・・。」
「無駄じゃなかったんだ・・・。」
直後、ウィングは、ランボーグの体当たりを受けますが、強烈なパンチをお見舞いして、ランボーグを地に叩き落とします。
その後は、タイタニックレインボー。ランボーグを浄化し、キラキラエナジーも回収しました。
その夜・・・、
「ツバサさんに頼まれた通り、色んな本を持ってきたわ。」
「ありがとうございます!」
「今のボクには、まだみんなみたいな夢はないですけど、でも、まずは色んな事を勉強してみようと思って・・・。」
「ええ、それがいいと思うわ。それから、もう1つ、もらってほしいものがあるのだけど・・・。」
「本当にいいんですか?」
「このミラーパッドは、知りたいという気持ちを、繋げて広げるお手伝いをしてくれる。」
「ツバサさんが使う事で、みんなを助ける力にもなるはずよ。」
「ありがとうございます!」
「それじゃ、晩御飯にしよっか!」
「今日は、夏野菜いっぱいの手作りカレーだよ!」
「カレー!? お昼にカレーマヨを食べてから、口がカレーの口になってたんです!」
「そうだ! 私も、カレーの事なら知ってますよ!」
「なになに?」
「カレーは、カライライスではないので、甘いカレーも美味しいのです! 」
「だね!」
「私は中辛が好きです!」
「甘口と中辛、両方作ってあるよ!」
「両方食べます! おかわりします!」
「ボ、ボクの分も残しておいて下さいね!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「ハートキャッチプリキュア!」の主人公プリキュア「キュアブロッサム」が登場。
「今日は私! キュアブロッサムです! 私と一緒に、心の花、咲かせましょう!」
最初は「史上最弱のプリキュア」と言われてただけに、少しずつ強くなっていくのが楽しみでした。劇場版「トロピカル~ジュ」とコラボしてたとはいえ、最終回から10年以上も経ったとは信じられないですね。
次回:「バッタモンダー最後の秘策!」
スカイランドでは、シャララと同じ青いマント姿の女性の目撃談が相次いでいました。
ソラは、皆との買い物の途中、青いマントの女性を見かけ、思わず後を追いかける事に。
【まとめ】
今話は、ツバサメイン回。
人生の途中で、なりたい夢があっさり叶ったり、将来やりたい事が変わったりなどしても、それまでに努力して培った事は決して無駄ではなく、何かの役に立つという、私達にとっても、すごくためになる内容だったと思います。
ツバサはプニバード族。プニバード族といえば、飛べない鳥類であり、ツバサは、プニバード族が飛べない事に疑問を感じ、飛べるようになりたいと努力していました。
それが、プリキュアになった事で、簡単に飛べるようになりました。どんなに頑張っても手の届かなかった目標が、こうもあっさり達成しちゃうと、これまで頑張ってきた事は無駄なんじゃないかと、空虚感を抱いてしまうものでしょう。
っていうか、ツバサ君。キミ、プリキュアになって空を飛べたから夢が叶ったって、それでいいのかよ。すっかり、今も、鳥の姿でも飛べるよう頑張っていると思っていたのに、キミってヤツは・・・。
まったく、そんなんだから、今もあげはから「少年」呼ばわりされちゃうんだよ。悔しかったら、あげは姐さんを押し倒せるくらい、強くカッコ良くなって、男を見せようぜ?
ああ、妄想が過ぎました。サーセン。(笑)
ふとした事から夢が叶ったとなると、これまで頑張ってきた事は無駄なのかと思うようになりますが、しかし、不思議と、その努力って、印象に残りやすいんですよね。
その時に学んだ事も、割とよく憶えているもので、人生の所々で、それに関連した物事に遭遇すると、「ああ、これ、あの時に学んだな・・・」と感じたり、学んだ内容を口にしたり、行動に移したりなど、その時に学んだ事が活かされるものです。
ツバサは、ふとした事から夢が叶ったパターンですが、夢に向かって頑張ったものの、夢が叶わず、その時の努力が無駄じゃないかと考えるケースは多いでしょう。
ですが、その場合も、同じように、その時に得た知識は決して無駄ではなく、人生の所々で活かされて、別の夢が叶ったりする事もあります。ですので、色んな事を知る事は、人生においてすごく大事な事であって、面白い事だとも思いますね。
さて、次回は、シャララによく似た女性が見つかったとの事ですが、本当にシャララなんでしょうか?
シャララが行方不明になったのは6話前。シャララが見つかるのは、もう少し先の事だと思っていますので、本物じゃない気がするのですが、果たして?
また、次回のタイトルが「バッタモンダー最後の秘策!」なのも気になるところ。これまでのバッタモンダーの行動を考えると、これまで以上の卑劣な策を繰り出してきそうな気がしますね。
シャララによく似た女性は「最後の秘策」にかかわってきそうで、ソラ達にとって最大のピンチが訪れるんじゃないかと気になるところ。次回は、ストーリーの大きな山場がやってきそうで、目が離せません。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。