「プリパラ」第32話「みれぃ、ぷりやめるってよ」の感想です。
~ オープニング前 ~
今回は、パプリカ学園から。今日も、何気ない普通の登校風景でした。
そんな中、らぁらとなおは、再びパラダイスコーデを手に入れられるチャンスが来た事に話が盛り上がります。
風紀委員として生徒達の登校を見守っているみれぃも、次こそパラダイスコーデを手に入れて光らせてみせる、と意気込みます。ただ、どうすればいいか模索中です。
みれぃの隣で風紀委員の仕事をしていた雨宮は、ドロシーとレオナがチョコの話で盛り上がったのを聞いて、もうすぐバレンタインデーである事を知ります。
そして、雨宮はみれぃに声をかけます。甘いものが好きだとか、沢山のアリがチョコのかけらを運んでいるのを指摘したりして、チョコがほしいと間接的に表現しますが、みれぃは、
「アリ・・・。本能・・・。それは、そのままという事。アリがそのまま。ありの・・・。ありのまま! 完璧な答え!」
と、バレンタインデーには興味なく、何かを思い付きます。
~ Aパート ~
少しして、体育館にて朝礼が行われていました。この日の朝礼は、後にみれぃが重大発表をする予定でした。
「そう、私は甘かった。それこそ、チョコのように。
みれぃは、人気が出るようにと計算して作り上げたキャラクター。それに対して、らぁら、そふぃ、ドロシー、レオナ、シオン、そして、ファルルも、みんな、ありのままの自分そのもの。
作り上げたキャラクターで勝とうなんて、私は甘かった! その甘さを捨てる! その証として、全生徒の前で、私がSoLaMi SMILEのみれぃだと発表する! 作ったキャラではなく、ありのままの自分、南みれぃ100%で勝負すると発表する!
それは、夢へ挑む覚悟、勇気。生徒達は、そんな私の姿にきっと感動し、応援し、自分達も夢に向かって進もうと、勇気を得るに違いない!」
そんなみれぃの意気込みを感じた雨宮は、司会として、みれぃの発表を盛り上げなくては、と意気込みます。そして、バレンタインでは、みれぃからチョコをもらおうと考えていました。
まあ、男は、たいていこういう事考えちゃいますよねー。私も、小中学生の時はそうでしたし。とりあえず、雨宮は、これが現実になったら、メガネっ娘好きな人達にボコられない事を祈るよ。(笑)
校長の話が終わり、ついに、みれぃの発表の時を迎えました。しかし、
「自分が、SoLaMi SMILEのあの子だというサプライズの発表があります! どうぞ。」
と、雨宮は言ってしまい、みれぃは言い出しにくい雰囲気に。
さらに、
「一体、委員長は、SoLaMi SMILEの誰なのでしょうか!? 委員長お願いします。」
とまで、言ってしまい、ますます言い出しにくい雰囲気に。
その後、みれぃは、SoLaMi SMILEのみれぃである事を発表するものの、小声になってしまい、場も盛り上がりません。
そして、雨宮は、みれぃに睨まれます。
それから少しして、雨宮は、違反チケットを貼られます。
校則第4,009条「サプライズのネタばらしをしてはならない」に違反したためです。
みれぃは、大体的に発表して場を盛り上げるつもりだったのに、先にネタバレしたために微妙になったと、雨宮を責めます。また、どうして、自分がアイドルのみれぃだと分かったのかを聞きます。
「委員長が、みれぃとしてデビューした時、一目見て分かりました! 僕には分かるんです! だって、僕の・・・、」
しかし、「大好きな」とまでは言えず。ですが、みれぃは、雨宮の行動に呆れ、失望します。これは、もはや、チョコをもらうなんて雰囲気ではありません。
みれぃの重大発表の内容は分かっていたのに、バカなヤツだなあ。
っていうか、なんか聞こえてきそうだな。「へっ、ざまぁ。お前が委員長様からチョコをもらおうだなんて、1万年早いんだよ!」という、メガネっ娘好きな人達の非情な声が(笑)。雨宮、元気出せ。後で私がジュースおごってやるよ。(本当は酒を飲みたいのですが、雨宮は未成年なので、ジュースにしました(笑))
それからしばらくして、プリパラ内のカフェにて、らぁらとなおは、友チョコを交換し合いました。
シオンは、このやりとりを見て、バレンタインはいい響きだと言います。シオンは、バレンタインデーはチョコを作るつもりです。
レオナは、めが兄ぃにメガネのチョコを作ろうと考えています。
「おやおや、僕の甘いマスクが、さらに甘くなってしまいましたね。どうしてくれるんですか? 責任とって、どのくらい甘いか、そのお口でしっかりと確かめなさい。」
って言うんじゃないかと、盛り上がります。
この野郎・・・。私なんかが言えば、ドン引き、下手をすれば逮捕されそうなセリフを簡単に言いやがって・・・(笑)。とりあえず、このめが兄ぃは、メガネのチョコがさっさと溶けて、チョコだらけの顔になってしまえ。(笑 & まあ、そうなったらなったで、さらにキャーキャー言われそうな気がしますけど)
っていうか、レオナ、キミは渡す方ではなく、もらう方だろ(笑)。この事に誰も言及しないあたり、レオナが男の娘だというイメージは薄いんでしょうね。まあ、たぶん、視聴者にツッこませたいために、劇中にツッコミは入れなかったのだと思いますが。(笑)
その直後、栄子と愛がやって来ます。愛は、バレンタインデーにチョコを渡したい相手がいて、切なさを感じています。
相手は、テニス部のコーチ。コーチの名前は、「錦鯉(にしきごい)」。ちなみに、「錦」が名字で、「鯉」が名前です。鯉の滝登りのような空中スマッシュが「エアG」と呼ばれているそうです。
どう考えても、テニスの錦織圭選手を意識してますね。「エアG」も「エアケイ」からとってますし。これで、先月の全豪オープンで、さらに勝ち上がっていたら、愛は、さらにテンションMAXだったでしょうね。(笑)
その後、みれぃがやって来ました。らぁら達は、みれぃがプリパラチェンジ前のままなのに驚きます。
プリパラ内でみれぃがプリパラチェンジ前のままなのは、カラーを白黒にさせてしまうほどまでの事態なのか・・・。「ぷり」なしパワー恐るべし・・・(笑)。っていうか、この事態でも驚いているように見えないそふぃが気になりますね。(笑)
「私は、チョコのような甘さを捨てたの。」
「みれぃ、セリフの最後に、『ぷり』を忘れているクマよ! 自分のキャラを忘れてはダメクマ! ミーのようにちゃーんと・・・」
「『ぷり』はもう必要ない。ファルルに勝つために、作ったキャラは捨てて、南みれぃ100%で勝負する! ありのままの自分、素の自分でこそ、全身全霊の力を発揮できる!」
「アイドルの頂点に立つという夢を叶えるために、『ぷり』を捨てるわ!」
『えーっ!?』
とりあえず、メガネっ娘好きな人達は大歓喜だったでしょう。バレンタインデーチョコをもらった気分になったんじゃないでしょうか?(笑)
それに、みれぃのこの格好は、6話で、みれぃの父が想像していたアイドル検事の姿ですね。なるほど、父へのバレンタインデープレゼントって訳ですね。なかなかやるじゃないか、みれぃ!(笑 & 単なる偶然かもしれませんが)
~ Bパート ~
後日、みれぃは風紀委員として、生徒達の登校を見守りますが、「おはようでゅふ」と変な言葉を口走ります。
その後も、らぁらに違反チケットを貼ろうとするも、違反した校則の条数が思い出せなく、リズムが狂っています。
それから少しして、プリズムストーンに行っても、「マイチケ」ではなく「マイタケ」をスキャンするというボケを犯します。
その後、らぁらとそふぃだけがプリパラ内に入りますが、そふぃは、ストローとスルメを間違えます。
このそふぃを見ても、平常運転に見えてしまう私は異常ですかね?(笑) っていうか、21話のそふぃといい、ズレっぷりが酷過ぎるなあ。まあ、このノリは大歓迎ですので、今後もドンドンやってほしいと期待していますが。(笑)
みれぃは、家に帰りますが、調子の悪さを感じます。そんなみれぃを雨宮は、22話と同じく、電信柱に上って見守ります。
雨宮は、電信柱にいるアリ達を見て、何かを感じます。
それから、後日、バレンタインデーを迎えました。
この日も朝礼があり、校長は、リナちゃんのために特大チョコを作った事を生徒達に自慢します。
なあ、校長先生よ、アンタ、独身だろ? それならば、リナちゃんのためにチョコ作るよりも、将来ダンナとして迎えたい男性にチョコ渡したらどうだい?(笑)
校長の話が終わり、みれぃが校則についての注意事項を話す時が来ました。
しかし、その前に、雨宮が、話す事があります。雨宮は、眼鏡を払い捨てます。
「ありのままの僕で告白します。南委員長! そして、みれぃ! これを受け取って下さい!」
「ハッピーバレンタイン。一生懸命僕が作ったチョコレートです!」
「私は、甘さを捨てたの! チョコなんて・・・」
「ぜひ食べて下さい!」
みれぃが箱を開けると、中は、ご覧のとおり。
「ぷりのままで・・・?」
「そうです。南委員長は、みれぃは、ぷりを捨てる必要はないんです!」
「でも、私は、甘さを、自分自身の100%の力で・・・」
「みれぃは既に、委員長と1つになっているんです! ずっと、委員長とみれぃを見続けた僕には分かります。みれぃは最初は作ったキャラクターだったのかもしれない。だけど、もう委員長と一心同体になっている。それなのに、ぷりを捨てようとしたから、心のバランスが崩れて、ここのところ、おかしくなっているんです。」
「そ、そんな・・・。でも!」
雨宮は、違反チケットを差し出します。
「私立パプリカ学園校則、第1条『生徒は、自分に自信を持たなければならない』! 甘さも厳しさも、すべて自分なのだから! 違反チケットー!」
「委員長、みれぃ、ぷ、ぷりのままで・・・。ぷりのままでー!!」
そんな雨宮の叫びに、他の生徒達も「ぷりのままで」と、みれぃを応援します。
「よく分かったわ。あなたの計算、大正解!」
「い、委員長・・・。」
「私、南みれぃは、SoLaMi SMILEのみれぃです! 南みれぃは、ぷりのままで夢に挑戦します! 応援よろしくぷりー!」
その後、みれぃは、雨宮と一緒に下校します。
「雨宮君、今日のバレンタインライブ、雨宮君に捧げるわ。ただし! 義理よ。」
「甘過ぎるわ。まるで、私のよう・・・。」
そして、SoLaMi SMILEの3人はライブに出ます。
今回のコーデは、らぁらは「ラズベリーゴシックチョコワンピ」、みれぃは「バレンタインストロベリーチョコワンピ」、そふぃは「バレンタインブルーベリーチョコワンピ」。
曲は「HAPPY ぱ LUCKY」。
「プリチョコバレンタインライブ!」
「ぷりのままの姿、見せるぷり!」
「みれぃ、素敵!」
「これが、私自身、南みれぃ100%ぷりー!」
その頃、愛は錦鯉コーチに、テニスを通じて、チョコを渡していました。
また、らぁらの父は、家族から料理を通じて、チョコを受け取っていました。
メイキングドラマは「ときめきプレゼントフォーユー」バレンタインデーバージョン。
「好きな人に!」
「親しい人に!」
「いつも傍にいてくれる人に!」
『心からの贈り物!』
「ぷりのままで、もう迷わないぷり!」
ライブが終わり、3人のアイドルランクは、「ブレイク寸前」にまで上がりました。
その後、SoLaMi SMILEの3人とDressing Pafeの3人は、ユニコンと、これからライブに出るファルルと会います。
「ファルル。『かがやき! ネクストアイドルグランプリ』では、絶対に勝つぷり! パラダイスコーデを手に入れて、光らせてみせるぷり! そう、ぷりのままで!」
ユニコンが、せいぜい楽しみにしていろ、と返し、ファルルとユニコンはライブに向かいます。
その後、6人は、次こそファルルに勝とうと意気込みます。
今回は、これで終了です。
次回:「らぁらのこと、おしえて」
誰よりも正確に、誰よりも速くサインを書けるファルルに対し、らぁらは、サイン1つを書くのに時間がかかります。
それでも、らぁらはいつもファンに囲まれている事を、ファルルは不思議に感じ、らぁらに、アイドルになった訳を聞きます。これは、ファルルに「友達」ができる第一歩になるのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
ファルルに勝つために、「ぷり」を捨てようと思ったみれぃでしたが、みれぃのプリパラチェンジ前もチェンジ後も真摯に見ていた雨宮の励ましにより、今後も「ぷりのまま」で突き進む事を決意しました。
そして、待ってました! バレンタインデーの話!
いやー、今日の放送をすごく待ちわびていたんですよ! プリキュアシリーズですと、バレンタインデーと放映日が重なったとしても、まだ始まったばかりの第2話で、とてもバレンタインデーに合わせた話にする余裕なんてないですからね。バレンタインデーの話に飢えている私にとって、今日の話は、かなり面白かったです!
そして、みれぃと雨宮のやりとりは、思春期真っ盛りの男女の付き合いなだけに、かなり甘々な雰囲気が出ていましたが、しかし、いつもどおりのギャグや、みれぃの今後のプリパラ人生に関わる事態が、甘さを程良く抑えていて、かなり旨みのある話に仕上がっていたと思います。
みれぃは「ぷりのままで」続投する事が決定し、私はこのブログで、みれぃはプリパラ内で、今後も共にぷりぷりうるさく頑張り続ける事になり(←ここ重要です(笑))、今の私は、バレンタインデーチョコをもらった気分です! スタッフ様、最高のバレンタインデープレゼントをありがとうございました!!
・・・さてと、バレンタインデーの興奮はこのくらいにして、真面目な感想を書きますか。
別にこれで今回の感想を終わらせてもいいかな、と思いましたが、やっぱり、真面目な感想がなければ私じゃないですよね? ギャグ感想だけでなく、真面目感想も書くことが私の「ありのまま」、そして、今回は「ありのまま」の大切さを説いていただけに、真面目感想を省く訳にはいきません!
という事で、今回のテーマは、「『ありのまま』とは何か?」でしょう。
みれぃは、プリパラチェンジ前は真面目な風紀委員長、プリパラチェンジ後はポップなぶりっ子アイドルとして歩んでいました。
それが、ファルルという強敵に勝つために、ポップなぶりっ子を捨てて、プリパラチェンジ前の「ありのまま」を出すつもりでいました。まあ、現実でも、スポーツや芸能などでは、それまでの自分を捨てて、新たな自分を見出す事で、成功を収めている事例はよくありますし、ポップな自分を捨てるという選択肢は悪くはないでしょう。
「じゃあ、その『ありのまま』を捨てて成功するのか?」と言われたら、それはギャンブルでしょう。成功も失敗も、それなりの確率だと思います。
ただ、成功するには、長い年月が必要でしょう。それが、1か月なのか、1年なのかは個人差があるでしょうけど、短い期間で成功に辿り着く事は、まずないと思います。
みれぃは、ファルルに勝つために、プリパラチェンジ前の「ありのまま」で進もうとしていましたが、次の対決までそんなに日にちはないでしょう。プリパラチェンジ前の「ありのまま」を、みれぃファンの大半は知らないとなると、そんな短い期間でプリパラチェンジ前の「ありのまま」をファンに認めてもらうのは厳しいと思いますし、決戦の日が近付くにつれ、それがプレッシャーとなり、次回も負ける可能性は濃厚だったと思われます。みれぃがプリパラチェンジ後の自分を捨てて、プリパラチェンジ前の「ありのまま」で進もうとしたのは、計算屋のみれぃらしくない無謀な挑戦だったでしょうね。
となると、プリパラチェンジ前、後、いずれも含めた「ありのまま」で進むのが最善なのでしょう。「ありのまま」を1文字変えれば「ぷりのまま」。この発想は、本当に面白かったです。
それに気付かせた雨宮は、見事な働きをしたと思います。Bパートでは、全校生徒が見ている中で自分の想いをみれぃに伝えたところは、本当にカッコ良かったです。22話に引き続き、雨宮株の上昇がすごい事になっています。(笑)
雨宮も、前回の校長やコスモなどと同じく、30話の「パラダイスプライズ」に負けた事に捉われず、内面の頑張りなどを見て応援していて、みれぃの「友達」と言えるでしょう。雨宮は、プリパラに行けず、風紀委員の仲間という間柄ではありますが、「アイドルの内面を重視してアイドルを応援するのが『友達』」という、前回感想で述べた事を振り返れば、雨宮も「友達」の1人と捉えていいでしょう。
雨宮がみれぃを元気づかせる構図は22話と同じでしたが、「友達」の意味を考えると、今回は、前話の延長上的な意味合いが濃かったと思っています。
そして、この「ありのまま」はファルルにも求められているでしょう。30話の「パラダイスプライズ」のメイキングドラマは模倣でしたし、ボーカドール=機械となると、ファルルは、本当の自分を出している感じがしないんですよね。
ただ、次回、ファルルの方かららぁらに近付くあたりは、ファルルが「ありのまま」を確立するきっかけになるのかも? 「友達」の素晴らしさを実感できそうで、かなり期待できそうですね。次回は、ファルルの心境変化をしっかり追っていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
今回は、パプリカ学園から。今日も、何気ない普通の登校風景でした。
そんな中、らぁらとなおは、再びパラダイスコーデを手に入れられるチャンスが来た事に話が盛り上がります。
風紀委員として生徒達の登校を見守っているみれぃも、次こそパラダイスコーデを手に入れて光らせてみせる、と意気込みます。ただ、どうすればいいか模索中です。
みれぃの隣で風紀委員の仕事をしていた雨宮は、ドロシーとレオナがチョコの話で盛り上がったのを聞いて、もうすぐバレンタインデーである事を知ります。
そして、雨宮はみれぃに声をかけます。甘いものが好きだとか、沢山のアリがチョコのかけらを運んでいるのを指摘したりして、チョコがほしいと間接的に表現しますが、みれぃは、
「アリ・・・。本能・・・。それは、そのままという事。アリがそのまま。ありの・・・。ありのまま! 完璧な答え!」
と、バレンタインデーには興味なく、何かを思い付きます。
~ Aパート ~
少しして、体育館にて朝礼が行われていました。この日の朝礼は、後にみれぃが重大発表をする予定でした。
「そう、私は甘かった。それこそ、チョコのように。
みれぃは、人気が出るようにと計算して作り上げたキャラクター。それに対して、らぁら、そふぃ、ドロシー、レオナ、シオン、そして、ファルルも、みんな、ありのままの自分そのもの。
作り上げたキャラクターで勝とうなんて、私は甘かった! その甘さを捨てる! その証として、全生徒の前で、私がSoLaMi SMILEのみれぃだと発表する! 作ったキャラではなく、ありのままの自分、南みれぃ100%で勝負すると発表する!
それは、夢へ挑む覚悟、勇気。生徒達は、そんな私の姿にきっと感動し、応援し、自分達も夢に向かって進もうと、勇気を得るに違いない!」
そんなみれぃの意気込みを感じた雨宮は、司会として、みれぃの発表を盛り上げなくては、と意気込みます。そして、バレンタインでは、みれぃからチョコをもらおうと考えていました。
まあ、男は、たいていこういう事考えちゃいますよねー。私も、小中学生の時はそうでしたし。とりあえず、雨宮は、これが現実になったら、メガネっ娘好きな人達にボコられない事を祈るよ。(笑)
校長の話が終わり、ついに、みれぃの発表の時を迎えました。しかし、
「自分が、SoLaMi SMILEのあの子だというサプライズの発表があります! どうぞ。」
と、雨宮は言ってしまい、みれぃは言い出しにくい雰囲気に。
さらに、
「一体、委員長は、SoLaMi SMILEの誰なのでしょうか!? 委員長お願いします。」
とまで、言ってしまい、ますます言い出しにくい雰囲気に。
その後、みれぃは、SoLaMi SMILEのみれぃである事を発表するものの、小声になってしまい、場も盛り上がりません。
そして、雨宮は、みれぃに睨まれます。
それから少しして、雨宮は、違反チケットを貼られます。
校則第4,009条「サプライズのネタばらしをしてはならない」に違反したためです。
みれぃは、大体的に発表して場を盛り上げるつもりだったのに、先にネタバレしたために微妙になったと、雨宮を責めます。また、どうして、自分がアイドルのみれぃだと分かったのかを聞きます。
「委員長が、みれぃとしてデビューした時、一目見て分かりました! 僕には分かるんです! だって、僕の・・・、」
しかし、「大好きな」とまでは言えず。ですが、みれぃは、雨宮の行動に呆れ、失望します。これは、もはや、チョコをもらうなんて雰囲気ではありません。
みれぃの重大発表の内容は分かっていたのに、バカなヤツだなあ。
っていうか、なんか聞こえてきそうだな。「へっ、ざまぁ。お前が委員長様からチョコをもらおうだなんて、1万年早いんだよ!」という、メガネっ娘好きな人達の非情な声が(笑)。雨宮、元気出せ。後で私がジュースおごってやるよ。(本当は酒を飲みたいのですが、雨宮は未成年なので、ジュースにしました(笑))
それからしばらくして、プリパラ内のカフェにて、らぁらとなおは、友チョコを交換し合いました。
シオンは、このやりとりを見て、バレンタインはいい響きだと言います。シオンは、バレンタインデーはチョコを作るつもりです。
レオナは、めが兄ぃにメガネのチョコを作ろうと考えています。
「おやおや、僕の甘いマスクが、さらに甘くなってしまいましたね。どうしてくれるんですか? 責任とって、どのくらい甘いか、そのお口でしっかりと確かめなさい。」
って言うんじゃないかと、盛り上がります。
この野郎・・・。私なんかが言えば、ドン引き、下手をすれば逮捕されそうなセリフを簡単に言いやがって・・・(笑)。とりあえず、このめが兄ぃは、メガネのチョコがさっさと溶けて、チョコだらけの顔になってしまえ。(笑 & まあ、そうなったらなったで、さらにキャーキャー言われそうな気がしますけど)
っていうか、レオナ、キミは渡す方ではなく、もらう方だろ(笑)。この事に誰も言及しないあたり、レオナが男の娘だというイメージは薄いんでしょうね。まあ、たぶん、視聴者にツッこませたいために、劇中にツッコミは入れなかったのだと思いますが。(笑)
その直後、栄子と愛がやって来ます。愛は、バレンタインデーにチョコを渡したい相手がいて、切なさを感じています。
相手は、テニス部のコーチ。コーチの名前は、「錦鯉(にしきごい)」。ちなみに、「錦」が名字で、「鯉」が名前です。鯉の滝登りのような空中スマッシュが「エアG」と呼ばれているそうです。
どう考えても、テニスの錦織圭選手を意識してますね。「エアG」も「エアケイ」からとってますし。これで、先月の全豪オープンで、さらに勝ち上がっていたら、愛は、さらにテンションMAXだったでしょうね。(笑)
その後、みれぃがやって来ました。らぁら達は、みれぃがプリパラチェンジ前のままなのに驚きます。
プリパラ内でみれぃがプリパラチェンジ前のままなのは、カラーを白黒にさせてしまうほどまでの事態なのか・・・。「ぷり」なしパワー恐るべし・・・(笑)。っていうか、この事態でも驚いているように見えないそふぃが気になりますね。(笑)
「私は、チョコのような甘さを捨てたの。」
「みれぃ、セリフの最後に、『ぷり』を忘れているクマよ! 自分のキャラを忘れてはダメクマ! ミーのようにちゃーんと・・・」
「『ぷり』はもう必要ない。ファルルに勝つために、作ったキャラは捨てて、南みれぃ100%で勝負する! ありのままの自分、素の自分でこそ、全身全霊の力を発揮できる!」
『えーっ!?』
Aパート終了直後のアイキャッチ
ちなみに、この『えーっ!?』は、私の声も含まれています(笑)。だって、今の私は「Go!『プリ』ンセス『プリ』キュア」「『プリ』パラ」に熱くハマっている事から、みれぃと一緒にぷりぷりうるさく頑張っているのに、突然のあれだもん。大ショックだよ!(笑)とりあえず、メガネっ娘好きな人達は大歓喜だったでしょう。バレンタインデーチョコをもらった気分になったんじゃないでしょうか?(笑)
それに、みれぃのこの格好は、6話で、みれぃの父が想像していたアイドル検事の姿ですね。なるほど、父へのバレンタインデープレゼントって訳ですね。なかなかやるじゃないか、みれぃ!(笑 & 単なる偶然かもしれませんが)
Bパート開始直前のアイキャッチ
~ Bパート ~
後日、みれぃは風紀委員として、生徒達の登校を見守りますが、「おはようでゅふ」と変な言葉を口走ります。
その後も、らぁらに違反チケットを貼ろうとするも、違反した校則の条数が思い出せなく、リズムが狂っています。
それから少しして、プリズムストーンに行っても、「マイチケ」ではなく「マイタケ」をスキャンするというボケを犯します。
その後、らぁらとそふぃだけがプリパラ内に入りますが、そふぃは、ストローとスルメを間違えます。
このそふぃを見ても、平常運転に見えてしまう私は異常ですかね?(笑) っていうか、21話のそふぃといい、ズレっぷりが酷過ぎるなあ。まあ、このノリは大歓迎ですので、今後もドンドンやってほしいと期待していますが。(笑)
みれぃは、家に帰りますが、調子の悪さを感じます。そんなみれぃを雨宮は、22話と同じく、電信柱に上って見守ります。
雨宮は、電信柱にいるアリ達を見て、何かを感じます。
それから、後日、バレンタインデーを迎えました。
この日も朝礼があり、校長は、リナちゃんのために特大チョコを作った事を生徒達に自慢します。
なあ、校長先生よ、アンタ、独身だろ? それならば、リナちゃんのためにチョコ作るよりも、将来ダンナとして迎えたい男性にチョコ渡したらどうだい?(笑)
校長の話が終わり、みれぃが校則についての注意事項を話す時が来ました。
しかし、その前に、雨宮が、話す事があります。雨宮は、眼鏡を払い捨てます。
「ありのままの僕で告白します。南委員長! そして、みれぃ! これを受け取って下さい!」
「私は、甘さを捨てたの! チョコなんて・・・」
「ぜひ食べて下さい!」
みれぃが箱を開けると、中は、ご覧のとおり。
「ぷりのままで・・・?」
「そうです。南委員長は、みれぃは、ぷりを捨てる必要はないんです!」
「でも、私は、甘さを、自分自身の100%の力で・・・」
「みれぃは既に、委員長と1つになっているんです! ずっと、委員長とみれぃを見続けた僕には分かります。みれぃは最初は作ったキャラクターだったのかもしれない。だけど、もう委員長と一心同体になっている。それなのに、ぷりを捨てようとしたから、心のバランスが崩れて、ここのところ、おかしくなっているんです。」
「そ、そんな・・・。でも!」
雨宮は、違反チケットを差し出します。
「私立パプリカ学園校則、第1条『生徒は、自分に自信を持たなければならない』! 甘さも厳しさも、すべて自分なのだから! 違反チケットー!」
そんな雨宮の叫びに、他の生徒達も「ぷりのままで」と、みれぃを応援します。
「よく分かったわ。あなたの計算、大正解!」
「い、委員長・・・。」
「私、南みれぃは、SoLaMi SMILEのみれぃです! 南みれぃは、ぷりのままで夢に挑戦します! 応援よろしくぷりー!」
その後、みれぃは、雨宮と一緒に下校します。
「雨宮君、今日のバレンタインライブ、雨宮君に捧げるわ。ただし! 義理よ。」
そして、SoLaMi SMILEの3人はライブに出ます。
今回のコーデは、らぁらは「ラズベリーゴシックチョコワンピ」、みれぃは「バレンタインストロベリーチョコワンピ」、そふぃは「バレンタインブルーベリーチョコワンピ」。
「プリチョコバレンタインライブ!」
「ぷりのままの姿、見せるぷり!」
「みれぃ、素敵!」
「これが、私自身、南みれぃ100%ぷりー!」
その頃、愛は錦鯉コーチに、テニスを通じて、チョコを渡していました。
メイキングドラマは「ときめきプレゼントフォーユー」バレンタインデーバージョン。
「好きな人に!」
「親しい人に!」
「いつも傍にいてくれる人に!」
『心からの贈り物!』
「ぷりのままで、もう迷わないぷり!」
ライブが終わり、3人のアイドルランクは、「ブレイク寸前」にまで上がりました。
その後、SoLaMi SMILEの3人とDressing Pafeの3人は、ユニコンと、これからライブに出るファルルと会います。
「ファルル。『かがやき! ネクストアイドルグランプリ』では、絶対に勝つぷり! パラダイスコーデを手に入れて、光らせてみせるぷり! そう、ぷりのままで!」
ユニコンが、せいぜい楽しみにしていろ、と返し、ファルルとユニコンはライブに向かいます。
その後、6人は、次こそファルルに勝とうと意気込みます。
今回は、これで終了です。
次回:「らぁらのこと、おしえて」
誰よりも正確に、誰よりも速くサインを書けるファルルに対し、らぁらは、サイン1つを書くのに時間がかかります。
それでも、らぁらはいつもファンに囲まれている事を、ファルルは不思議に感じ、らぁらに、アイドルになった訳を聞きます。これは、ファルルに「友達」ができる第一歩になるのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
ファルルに勝つために、「ぷり」を捨てようと思ったみれぃでしたが、みれぃのプリパラチェンジ前もチェンジ後も真摯に見ていた雨宮の励ましにより、今後も「ぷりのまま」で突き進む事を決意しました。
そして、待ってました! バレンタインデーの話!
いやー、今日の放送をすごく待ちわびていたんですよ! プリキュアシリーズですと、バレンタインデーと放映日が重なったとしても、まだ始まったばかりの第2話で、とてもバレンタインデーに合わせた話にする余裕なんてないですからね。バレンタインデーの話に飢えている私にとって、今日の話は、かなり面白かったです!
そして、みれぃと雨宮のやりとりは、思春期真っ盛りの男女の付き合いなだけに、かなり甘々な雰囲気が出ていましたが、しかし、いつもどおりのギャグや、みれぃの今後のプリパラ人生に関わる事態が、甘さを程良く抑えていて、かなり旨みのある話に仕上がっていたと思います。
みれぃは「ぷりのままで」続投する事が決定し、私はこのブログで、みれぃはプリパラ内で、今後も共にぷりぷりうるさく頑張り続ける事になり(←ここ重要です(笑))、今の私は、バレンタインデーチョコをもらった気分です! スタッフ様、最高のバレンタインデープレゼントをありがとうございました!!
・・・さてと、バレンタインデーの興奮はこのくらいにして、真面目な感想を書きますか。
別にこれで今回の感想を終わらせてもいいかな、と思いましたが、やっぱり、真面目な感想がなければ私じゃないですよね? ギャグ感想だけでなく、真面目感想も書くことが私の「ありのまま」、そして、今回は「ありのまま」の大切さを説いていただけに、真面目感想を省く訳にはいきません!
という事で、今回のテーマは、「『ありのまま』とは何か?」でしょう。
みれぃは、プリパラチェンジ前は真面目な風紀委員長、プリパラチェンジ後はポップなぶりっ子アイドルとして歩んでいました。
それが、ファルルという強敵に勝つために、ポップなぶりっ子を捨てて、プリパラチェンジ前の「ありのまま」を出すつもりでいました。まあ、現実でも、スポーツや芸能などでは、それまでの自分を捨てて、新たな自分を見出す事で、成功を収めている事例はよくありますし、ポップな自分を捨てるという選択肢は悪くはないでしょう。
「じゃあ、その『ありのまま』を捨てて成功するのか?」と言われたら、それはギャンブルでしょう。成功も失敗も、それなりの確率だと思います。
ただ、成功するには、長い年月が必要でしょう。それが、1か月なのか、1年なのかは個人差があるでしょうけど、短い期間で成功に辿り着く事は、まずないと思います。
みれぃは、ファルルに勝つために、プリパラチェンジ前の「ありのまま」で進もうとしていましたが、次の対決までそんなに日にちはないでしょう。プリパラチェンジ前の「ありのまま」を、みれぃファンの大半は知らないとなると、そんな短い期間でプリパラチェンジ前の「ありのまま」をファンに認めてもらうのは厳しいと思いますし、決戦の日が近付くにつれ、それがプレッシャーとなり、次回も負ける可能性は濃厚だったと思われます。みれぃがプリパラチェンジ後の自分を捨てて、プリパラチェンジ前の「ありのまま」で進もうとしたのは、計算屋のみれぃらしくない無謀な挑戦だったでしょうね。
となると、プリパラチェンジ前、後、いずれも含めた「ありのまま」で進むのが最善なのでしょう。「ありのまま」を1文字変えれば「ぷりのまま」。この発想は、本当に面白かったです。
それに気付かせた雨宮は、見事な働きをしたと思います。Bパートでは、全校生徒が見ている中で自分の想いをみれぃに伝えたところは、本当にカッコ良かったです。22話に引き続き、雨宮株の上昇がすごい事になっています。(笑)
雨宮も、前回の校長やコスモなどと同じく、30話の「パラダイスプライズ」に負けた事に捉われず、内面の頑張りなどを見て応援していて、みれぃの「友達」と言えるでしょう。雨宮は、プリパラに行けず、風紀委員の仲間という間柄ではありますが、「アイドルの内面を重視してアイドルを応援するのが『友達』」という、前回感想で述べた事を振り返れば、雨宮も「友達」の1人と捉えていいでしょう。
雨宮がみれぃを元気づかせる構図は22話と同じでしたが、「友達」の意味を考えると、今回は、前話の延長上的な意味合いが濃かったと思っています。
そして、この「ありのまま」はファルルにも求められているでしょう。30話の「パラダイスプライズ」のメイキングドラマは模倣でしたし、ボーカドール=機械となると、ファルルは、本当の自分を出している感じがしないんですよね。
ただ、次回、ファルルの方かららぁらに近付くあたりは、ファルルが「ありのまま」を確立するきっかけになるのかも? 「友達」の素晴らしさを実感できそうで、かなり期待できそうですね。次回は、ファルルの心境変化をしっかり追っていきたいと思います。
今回も、コメント、ありがとうございます!
>(らぁらとなおは)幼女アニメで何やっとんじゃ あのアホ婦婦(フ~フ) ハート型のチョコチョコろうて
近年のバレンタインは、女性同士でチョコを渡しあう「友チョコ」が人気らしいですので、私はあのシーン見て、すごく和みました。なおは、らぁらの一番の親友といっても、一緒にライブに出る事はないですので、その分、ああいうスキンシップは、私としては大歓迎です。
>ちなみにメガネチョコ存在する
画像の提供、ありがとうございます。しかし、こう見ると、なんか食べるのがもったいなく感じますね。
>あれまだ ブレイク寸前なんだアイドルって厳しいな
30話の「パラダイスプライズ」前には「メジャー」クラスに上がっていたと思っていましたが、今回のランクアップでも、まだ「デビュー」クラスとか、私も意外に感じました。
一方、ゲームのトモチケだと、「メジャー」クラスか「トップ」クラスなんですよね。もしかしたら、アイドルの世界の厳しさを描こうと思って、アニメの方は、アイドルランクを低くしているのかもしれませんね。
>でもなんか 麦のソーダとお米ジュースを飲みたくなる日なんですけどね
麦のソーダもお米ジュースも飲んだ事がないですので、ピンと来ない・・・。そんなに美味いのでしょうか? いつか飲んでみたいですね。
>雨宮、元気出せ。後で私がジュースおごってやるよ。(本当は酒を飲みたいのですが、雨宮は未成年なので、ジュースにしました(笑))
麦のソーダとお米ジュースで雨宮くんを慰めよう
さて らぁらちゃんとなおちゃんはチョコを割りて
たけど幼女アニメで何やんとじゃ あのアホ婦婦(フ~フ)ハート型のチョコチョコろうて
>この野郎・・・。私なんかが言えば、ドン引き、下手をすれば逮捕されそうなセリフを簡単に言いやがって・
イケメンは何しても大抵無罪ですからね
太目の子供好きは通報されてイケメン子供好きは
いいお兄さんして認識されるかなね
ちなみにメガメチョコ存在する
http://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/1/3/13723cb2.jpg
>ライブが終わり、3人のアイドルランクは、「ブレイク寸前」にまで上がりました。
あれまだ ブレイク寸前なんだアイドルて厳しいな
>今の私は、バレンタインデーチョコをもらった気分です!
そだそだ バレンタインなんて二次元の物だんですし
でもなんか 麦のソーダとお米ジュースを飲みたくなる
日なんですけどね なんでだろうね。