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スローライフ

尾瀬散策 予定が 燧ケ岳登山に

2016-07-25 13:15:49 | 登山
今回は時期的に花々を散策メインにと昨年より計画していた尾瀬ヶ原へ山行を予定しておりました。7月23日~24日コマーシャルの関係から早朝出発出来ないためコマーシャル開けの午前7時出発となり初日は尾瀬沼までがやっとのことであり宿泊は尾瀬沼湖畔の長蔵小屋となりました。ハイシーズンで何処も満室でありましたが運良く個室の空きがあり3日前で予約出来ました。予定では初日尾瀬沼一周を散策し翌日早朝出発の尾瀬ヶ原の散策予定でおりましたが、夕食時に宿泊者等の情報から今年は例年より花が早く咲き尾瀬ヶ原まで4時間かけて行っても殆ど無いとの事でありました。小屋の方にも確認するも同様の話でありましたので尾瀬ヶ原の散策は取りやめし燧ケ岳登山に変更。尾瀬沼側からの登山ルートは最初なだらかで8合目まで樹林帯の長英新道と尾瀬沼の北西側の木道を約50分尾瀬ヶ原方面に進んだ沼尻と言うところよりほぼ1,300m直登のナデッ窪コースがあり直登コースが約1時間短縮でき健脚者で約3時間のコースであり途中から尾瀬沼の景色も望めるとの事でナデッ窪コースを選択。景色や花々を見ながらでも4時間で登頂可能と判断して早朝6時出発。流石に直登コースは大きな岩が多く両手を使っての登りとなりました。9時20分8合目に到着し10時丁度に一つ目のピーク俎板嵓(まないたぐら)2,346m(俎嵓には二等三角点がある)に到着。休日で団体客もおり混雑しておりました。10時前に登られた方の話ではガスで下界が見えなかったとの情報でしたが10時頃より山頂からは尾瀬沼等がくっきりと見えて良かったです。30分の休憩と昼食を取り、二つ目のピーク柴安嵓(しばやすぐら)2,356mを目指して少し下山して再度登り返して約20分で到着。ピークに燧ケ岳山頂の標識あり。こちらのピークからは尾瀬ヶ原と至仏山が望め360度のパノラマが大変綺麗でした。昨年同時期に登った会津駒ケ岳も望めて満足な達成感を得ることが出来ました。直登コースでお会いした方や長蔵小屋で一緒だった愛知県からの年配の女性二人組の方々で途中まで一緒で長英新道から登られた方とも山頂で再度再会し山の話で大変盛り上がりました。山頂でゆっくりして12時下山開始。長英新道を下山したが8合目過ぎて間もなく樹林帯のダラダラとしたロングコースで視界もなくつまらないコースでありました。14時30分長蔵小屋着。一休みして沼山峠に16時到着。沼山峠よりバスで御池の駐車場に戻り17時家路に。会津経由で21時30分に帰宅。(片道約290km)隣の県なのに遠かった!!
今年は雪解けが早かったせいか1ヶ月近く花の咲く時期が早まったようであり山小屋でご一緒だった方々も至仏山に登らなかったら綺麗な花々に会えなかったとの事でニッコウキスゲも尾瀬ヶ原には殆どなく尾瀬沼周辺もまばらにちょっと残っている程度でありました。唯一長蔵小屋の水飲み場の脇に2週間早めに咲いた固有種の尾瀬トリカブトの花がとても綺麗でした。尚、今回の2日間の合計歩数は59,400歩でした。




沼山峠の登山口



尾瀬沼までの木道。小学生の課外学習だったのか大勢とすれ違いました



なんという花かな ツリガネニンジン?



まばらにニッコウキスゲ



これも綺麗 ヤナギランかな



可憐な花です。キンコウカ



尾瀬沼一周時の三平峠等の分岐



尾瀬沼湖畔からの燧ケ岳



本日宿泊の長蔵小屋。別館も含め満室



夕方、沢から転落者発生。ヘリコプターにて搬送



夕食です



長蔵小屋前に咲いていた尾瀬トリカブトの花



沼尻コースの入口



沼尻からの登山道。間もなく急登が始まる



大きな岩場の連続



やっと8合目に到着



間もなく俎板嵓に到着



俎板嵓より8合目の脇にあるミノブチ岳と尾瀬沼(ミノブチ岳の山頂が見晴らし台みたい)下山時立寄ったが眺めが最高でした



俎板嵓のピークは狭く大混雑



俎板嵓から眼下に尾瀬沼を望む



俎板嵓より次に登る柴安嵓を望む。途中でお会いしたお孫さんを連れた家族。見晴らし新道を下山して明日は至仏山へ登るそうです。お孫さんがすこぶる健脚でした



柴安嵓(燧ケ岳)山頂到着



柴安嵓より眼下に尾瀬ヶ原を一望、その先に至仏山が望める



柴安嵓より先ほど登った俎板嵓を望む



沼山峠に到着



御池駐車場に到着
コメント
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