「散歩の寄り道」については、これまで、
西武球場、温泉、映画、水族館、演劇、
コンサートと紹介してきましたが、
本日は「その7:美術館」です。
田舎者の私は「東京人」(¥900- 都市出版)
を愛読しています。
泉麻人の様な東京生まれの東京育ちの人達が、
深く掘り下げた記事を連載しているので、
田舎者の私には全てが新鮮です。
「東京人・4月号」は、
「美術館をつくった富豪たち」です。
ブリジストン美術館の生い立ちについては、
明治時代に収集された西洋の名画が、
日本の敗戦で海外へ流出するのを
防ごうとした熱い想いが書かれていて、
普通の美術館案内とは一味違います。
東京駅から歩いて5分の写真の
ブリジストン美術館に寄り道してみます。
ブリジストン(石橋の英訳)美術館の
創始者の石橋正二郎は、福岡・久留米で
仕立物屋の家業を継いで、足袋の底に
ゴムを貼り付けた地下足袋からスタート
して、世界のブリジストンタイヤまで
発展させた人物です。
ちなみに、この京橋はブリジストン美術館で、
久留米にあるのは石橋美術館です。
サラリーマンのために、8時閉館と
いうのは嬉しいですよね。
教科書に出てくる様な有名な
名画が無造作に飾ってあります。
アングル、ピカソ、ロダン、モネ、ドガ、
モジリアニ、マティス、セザンヌ、
ルノアール、ルオー、シャガール、
カンディンスキー・・・
これで、800円は超お得です!
平日ということもあり、見学者は少なく、
非常に贅沢な空間です。
期間毎にテーマを決めて展示していますが、
4/11迄は「東西の巨匠たち」というテーマで、
日本と西洋の画家が、お互いに、どの様に影響
し合ったかを、分かりやすい作品を選んで
展示しています。
東京駅界隈では、今月6日に、三菱一号美術館
が開館しましたが、こちらも閉館8時と
サラリーマンには嬉しい散歩の寄り道です。
ちなみに、六本木の森美術館は10時閉館など、
東京には、サラリーマンに優しい美術館が
沢山あるので、是非、仕事帰りに、お近くの
美術館へどうぞ!
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