![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9f/4eb3d30bfab9614cceea719da5b50df7.jpg)
(写真は、今月オープンした「川崎宿交流館」)
街道歩きが私の趣味だと知っている知人から下記の新聞記事
の切り抜きを頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/89/ad9ece726d0e1da4082499fec0cd9b94.jpg)
今月1日に、川崎駅の近くにオープンした「東海道かわさき
宿交流館」の記事です。
新聞記事を頼りに、早速行ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/85/dd33b51d7db9264d7b3391abeff68397.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/dd/3538c9b36f48dc8a3ed957f402a41ccd.jpg)
下の写真の宿交流館は、旧東海道に面した4階建てで、
3階までが無料の展示室、4階が有料の集会室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/70/268b7ab419e21bfefffc782af829de90.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ae/8131d6524476463adaf0b6eccdfdf944.jpg)
(月曜休館:9:00~5:00)
川崎宿は、旅籠(庶民のための食事付旅館)が70軒以上
あり、また川崎大師の参拝客でも大いに賑わったそうです。
館内では、江戸時代の川崎の宿場町の様子、当時の旅の紹介、
現代までの川崎の移り変わりを展示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/eb/65d52d7d4bfeeeb09e8666e92023d004.jpg)
交流館は、旧東海道沿いにありますので、東海道ウォ-キング
の際は、立ち寄り必須の場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/0f/9499297939fb37bcf261f10dd4f92ed0.jpg)
1階は、当時人気だった茶屋「万年屋」を再現した上の写真の
「お休み処」で、そこの畳に座って、江戸時代の川崎宿を紹介
した映像を見る事が出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/37/ea2be2c508710ebeb109b7e5282b2ba6.jpg)
(宿場町の模型)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f6/199ce11c0f61da079a478a9e7131f2e1.jpg)
2階は、当時、川崎宿で起きたさまざまな事件・物語を、
タッチパネル式の映像や模型などで、分かり易く紹介する
装置が並んでいて、江戸時代の川崎宿を体感出来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
芭蕉の麦穂の別れのシーン、六郷の渡し、万年屋などで繰り
広げられた物語などをデジタル映像で面白く紹介しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a5/dba6d1a49a8ac0ab2f145fbbba1fd6ec.jpg)
(芭蕉の麦穂の別れ)
⇒「麦穂の別れ」については、下記ホームページ「東海道五十
三次を歩く」の「川崎宿」をクリックして下さい。
(http://www.minedayo.com/)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3a/1ddecf967f561ac4d59a913417713bb4.jpg)
(万年屋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/5d/e95c0960272fd375ae21b7d3d0cf0fea.jpg)
(問屋場)
東海道中膝栗毛では、「万年屋」で、喜多さんが、奥の床の間
にかかっている掛け軸の「鯉の滝のぼり」を見て、”鮒が
そうめんを食っている”絵だと思った、と言って笑わせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b3/e09c624e2f7c04fa1d2489370b24f3e5.jpg)
![]() | 東海道中膝栗毛 (21世紀によむ日本の古典 18) |
谷 真介 | |
ポプラ社 |
また、弥次さん喜多さんが「万年屋」の「奈良茶飯」を食べた
ことで、当時、「万年屋の奈良茶飯」は全国的に有名になり、
大名も奈良茶飯が食べたくて、本陣をキャンセルして、万年屋
に宿泊した程だったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f5/8bf329ae10729bb6871c31b860a41e34.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f2/6da570f999005905d7c8ed1017475d71.jpg)
交流館の売店で、写真の川崎宿名物「奈良茶飯」(950円)
を売っていたので、私も早速買って帰って食べてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/16/b11f3c01d1aaaa807b3fefc5fec9e3ea.jpg)
あずきと炒った大豆が混ざっていて、赤飯の食感ですが、赤飯
よりももっと複雑な味で、風味豊かで香ばしく、すごく美味
しいです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
更に、下の写真の様な、旅人や飛脚の衣装での「記念撮影
スポット」もあります。(無料)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/57/d0ad9579f976f9d90d866e04d3407c3b.jpg)
3階は、10月27日までの特別展示として、「広重・東海道
五十三次展」でシリーズ全55図の展示をやっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b4/2b1408c89b3c99e80b8fd6f122fc4f9d.jpg)
また、交流館の斜め前には、写真の「砂子(いさご)の里資料
館」(無料)があり、今月26日(土)まで、「浮世絵に見る
世界遺産・富士山」展をやっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/88/41ff6a7433dbd8ba02aeaee71d66fcee.jpg)