![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f4/dda6c2a65cc2e1ee7b2098c7dcf675b0.jpg)
(写真は、軽井沢の別荘地帯を抜ける中山道)
前日は、道に迷うこともなく、最初の難関・碓氷峠越えを、
無事に踏破出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
これも、全て「誰でも歩ける 中山道六十九次」のお陰です!
![]() | 誰でも歩ける中山道六十九次 (上巻) |
日殿言成 | |
文芸社 |
昨年の「東海道・一人旅」と比べて、今年の「中山道・一人
旅」の一番大きな違いは、ほとんど”道に迷うことが無い”
という事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
(東海道のときの様に、中山道は、道に迷ったエピソードが
全く無く、読者の皆さんの期待を裏切っていますが・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
中山道沿いの目印となる道標、遺跡、建物、道の形状、上り坂
・下り坂、遠くの眺め等々、懇切丁寧、至れり尽くせりで、道
を間違いようがありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b0/d5a26a5f9dc36e2bd7cdce2ae982cf94.jpg)
また、碓氷峠越えでも、上の写真の様に、詳細な地図のおかげ
で、道に迷う不安もありませんでした。
ここまで道に迷わずに、無事に来れたも、著者の日殿言成さん
(故人)の、このガイドブックに対する思い入れ、執念のお陰
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
さて、話しは中山道に戻ります。
軽井沢宿の北のはずれ、飯盛り女と一夜を共にした旅人が、
ここで、二手(ふたて)に別れたという「二手橋」から
スタートします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/25/ae0bf98583c32e43e45936d888ad8dd7_s.jpg)
二手橋の先の教会に、この避暑地・軽井沢の開拓者・ショー
の銅像が建っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/22/ff23525281c42e1ca0e05ee5c050f1d6.jpg)
そして、この教会の前に、芭蕉の句碑が立っています。
”馬をさへ ながむる雪の 朝(あした)かな”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/79/c6eb1cea56e9f50ff6472feae3234aff_s.jpg)
軽井沢宿は、信濃の国(長野県)に入ってから最初の宿場
でしたが、1783年の浅間山大噴火で、壊滅的な被害を受けた
そうです。
明治維新を迎え、寂れてしまった軽井沢宿は、明治19年に、
英国人宣教師・ショーによって別荘地として紹介され、
賑わいが復活しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
しかし、この別荘地開発が進む中で、江戸時代の建物は、全て
失われてしまったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
下の写真は、軽井沢で唯一、宿場町の名残りを残すといわれる
「つるや」旅館です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/aa/d5ff370ecebe74f3aff8383fa5a3964a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/a2/492087ff387192dabcae3efc46ecd224.jpg)
旧軽井沢銀座商店街のメインストリートを、ブラブラと
進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
未だ、夏のシーズンではありませんが、それでも、オシャレ
な商店街は、韓国、台湾辺りの人でしょうか、大勢の観光客
で賑わっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/93/13be320a1beda85fe2526b8e78d12bad.jpg)
旧軽銀座には、夏のシーズンに、何度も遊びに来ていますが、
ここが中山道だった、というのは、今回の中山道歩きまで
全く知りませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
(同様に、おばあちゃんの原宿”巣鴨商店街”が中山道
だった、というのも今回の中山道歩きまで、全く知り
ませんでしたが・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/79/2da6c7710500167296c07d7ebb78f3b2_s.jpg)
(脇本陣跡の吊看板)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/26/ce8a7126d3f5b490b1218ef17846ba43.jpg)
脇本陣跡のお店の前に貼ってあった上記の信濃毎日新聞
によると、軽井沢の脇本陣だった「江戸屋」跡で、江戸屋
の子孫の佐藤さん夫婦が、カフェを開いていて、手作りの
旧軽井沢の観光スポット地図を配布している、とあります。
旧軽井沢銀座商店街の端まで来ました。
道は三差路になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c8/510923f0e934c6680c7cc725bda4ffd3.jpg)
写真の左手の大きな道は、JR軽井沢駅へ向かう道、そして
右手のひっそりとした道が、旧中山道です。
宿場だった旧軽銀座を抜けると、中山道の両側は、木立に
囲まれた素敵な別荘地の道路に変わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/93/2dcbc67e7597c8aa255ba251f2642ce1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2e/fedb349330a08e95edbeaca12362d117.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/12/66474ce539cda5525f630bd4f22caa9e_s.jpg)
から松や赤松の素敵な松並木が延々と続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
心地よい別荘地帯のウォーキングです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
精進場川にかかる野沢橋を渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/d1/72704a20f4714ec1f69f52548ac9a1ce_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/72/da4cc43d1c6fa4ed70b16710c7c5f544.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3e/1b081dd00c24cb83eae3ac551ada51a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/03/80f0f2d765055dadeb95c52a44feba27.jpg)
(ホテル・ロンギンハウス)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/90/64456d57a0913d2620b17fcbb4382c11.jpg)
広重の浮世絵は、この辺りから描いたものらしいです。
背景に、軽井沢宿の家々が見えます。
馬は荷物を両方の背中に振り分け、上に旅人を乗せています。
馬の脇腹には、この浮世絵の版元である「いせ利」と書か
れた小田原提灯がぶら下がっています。
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茶色のタバコ入れを腰に差した旅人が、焚き火の中へ、
キセルを突っ込んで、タバコに火を付けようとしています。
そして、ちょっと見ずらいですが、馬上の旅人が、キセルから
火を貰おうとしています。
中山道は、やがて、長野新幹線・しなの鉄道に当ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b3/56eb61a23e69015b3ead3c6c5e3d7ac4.jpg)
臼井小学校の前の踏切で、線路を渡って、暫く、住宅みたい
な別荘地みたいなところを歩いてゆきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/15/8c6f31ed579134fef227f2c4066ae521_s.jpg)
軽井沢宿から沓掛宿までは、約4キロです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)