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ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

靖国通りを歩く 9km

(写真は新宿・歌舞伎町)

今夜は靖国通り沿いに、仕事帰りに歩きます。

身を切る様な冷たい風で、
ウォーキングには厳しいものがあります。

靖国通りの起点は新宿・歌舞伎町で、
終点は両国橋です。

歌舞伎町→市ヶ谷→九段下→秋葉原
→浅草橋→両国橋

・外人は歌舞伎町が好き?
 日経新聞によると、外国人観光客に
 一番人気のあるスポットは、
 京都や浅草では無く、
 何と歌舞伎町だそうです?!

 繁華街に独特の雰囲気があるのが
 その理由だそうです。

 なるほどね~!
 確かに、この街には、
 渋谷や池袋などには無い何か張りつめた
 短期間の真剣勝負の様な空気があります。

・靖国通り
 通りの陸橋に「2/17・東京マラソン通行止め」
 の横断幕が掛っています。
 そうか~!
 東京マラソンは靖国通りなんだ!

・新宿~市ヶ谷
 この間は通りに人影もまばらで、
 広い歩道を自分のペースで
 ウォーキングです。
 トイレも道路沿いにあり、寒い冬の
 ウォーキングも大丈夫です。

・りそな銀行九段支店
 今「旗本夫人が見た江戸のたそがれ」
 という本を読んでいます。
 (文春新書:¥766)

 これは江戸時代末期に、この靖国通り沿いの
 九段坂下(現在のりそな銀行九段支店の土地)
 に住んでいた井関隆子という旗本夫人の日記です。
 この日記は茨城の鹿島神宮の書庫に
 眠っていたのを、35年前に偶然に
 発見されたのだそうです。

 夫が江戸城内の政治執務と
 大奥を接続する部署に勤務していたため、
 江戸城内の色々な出来事が日記に
 書かれていて面白い部分があります。

 この隆子に、毎日、江戸城内の情報を
 もたらしていたのは息子と孫です。
 ちなみにその孫というのは、何と
 NHK大河ドラマ”篤姫(あつひめ)”の
 お世話役だったそうです!!

 表現力が豊かなので、りそな銀行
 九段支店の辺りを歩いていたら、
 江戸時代のその周辺の光景が
 浮かびあがってくる様な気がしてきました。
 でも考えてみたら、この日記が書かれてから
 未だ160年しか経っていないのですものね?
 東京を歩いていると、江戸時代の名残りが
 驚く程残っているので、江戸時代って
 割と最近?なんだなと感じます。

 また、九段下の屋敷から、遥か彼方の
 両国や佃島の花火が良く見えたとあります!
 当時は全て1~2階建の家だったから
 遠くまで見えたのでしょうか?

 また、人違いから一目惚れした相手の兄と
 結婚してしまい、相手と心中をして死んだ娘の話
 等、当時の江戸のワイドショー的な話もあり、
 盛りだくさんです!

 でも当時の大奥からの情報収集も凄くて、
 それを基にした正確な政治批判も
 当時の女性の日記とは思えない位に鋭く、
 旗本なのにこんな幕府批判を書いて大丈夫?
 なんて部分も沢山ありますよ。
 

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コメント一覧

更家
一等地の立派な屋敷
http://blog.goo.ne.jp/mrsaraie
そうですよね、江戸城の真ん前の九段に住んでいた旗本ですから、きっと立派な屋敷だったのでしょうね。
iina
旗本の屋敷
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/2d37e936ea4bd7124a9c2ce9b8681caf
旗本夫人が住んだのが九段だなんて、江戸城の直ぐ近くの一等地ですから立派な屋敷だったのでしょう。

幼いころに、小倉の朽ちた屋敷で遊んでいたら、壁に債券を埋め込んでましたから、中にはそんな落差の悲哀なドラマも
あったことでしょう。

学生時代は、九段会館で月に1度の歌声集会に出て歌ったからか、薬もアプリもまったく縁がありません。

ウォーク更家
新聞の読書欄
私が、新聞で一番熱心に読むのが
読書の欄なのですよ。
面白かった本の紹介と感想が
★★★印で評価してあるのですが、
つい、買って読みたくなりますね。
テレビの篤姫は偶然なので
ビックリですよ。

亀の子タワシ
興味は尽きない!
ウォークさん、面白そうな本を読んでいらっしゃいますね。
どうやってその本を見つけられたんですか?
今、テレビで篤姫をやっているからですか?
当時と今のいろんな事を比べられるし・・・、知らない事が多そうで、私も読んでみたいです。
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