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人間賛歌・もっちゃん4649

伴奏付きでご機嫌

暖かな穏やかな春の朝です

入浴介助をしていただけて、ご機嫌でした

「なんでこんなに大事にしてもらえるの~?」
「マサエさんが若いとき良く働いたからだよ~」とヘルパーさん。

「娘さんにも大事にしてもらっていいわねえ~」ともう一人のヘルパーさん。

お二人は花が好きで、花の名前を確かめることから話し始めてくださるのです。
私の話し相手にもなってあげようと心がけて下さっているのでしょうねえ。

ありがたいことです

昨日から軍歌ももちろんあるのですが、藤山一郎さんの”酒は涙かため息か”に記憶が辿り着いたようです。

清拭を済ませたあと、ベッドに休むときに、一人では寝ることが出来ません。
まず足が上に上がらないのです。

もちろん布団や毛布もきちんと掛けることが出来ないし、介助していた時のこと・・・

「寝るのも大変!起きるのも大変~
たいへん、た・い・へ・ん~♪
ためいき・ためいき~♪」と歌うように言い始めたと思うと

さ~ァァけは~♪なみ~ィだか 
ためェ息か~♪
心のうさァ~の 捨てェどこォろ~♪

と歌い始めました。

同じところばかり繰り返すので検索すると、
古賀メロディーで昭和6年ごろ藤山一郎さんが歌っていたそうです。

母が16歳ころの歌でした。

「よく覚えていたわねえ~」と褒めてあげると、タッタカタンタ タッタカタンタ タッタカタンタンターと伴奏付きで歌いご機嫌なんです~

「この歌が流行ったのは、お母さんが娘時代の頃だよ~
16歳と言うと何をしていた頃なの~?」と聞いてみました。

「いろいろありましたなァ~
50年・60年の間には・・・」とすまし顔です。

「60年というのは私のことよ~
お母さんは91歳なんだからね~」

「ええ~っ、いつの間にそんなに年を取ってしまったのかしらん・・・」

例のごとくカレンダーの裏にマジックで書いて手渡しました。
歌詞は2番までで短いものでした。

ふとした言葉のきっかけで記憶は蘇るのですね~

娘時代の話を聞いてあげると更に幼い時のことに遡りそうですよ~

記憶の開拓も楽しい事に思えています

今日も良い日をいただけています。
静かに優雅な一日を過ごしますね~

続きはまた明日ね
おげんきで~♪

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