人間賛歌・もっちゃん4649

母の近況報告

(2010年12月21日の自分史)

第2水曜日と第4水曜日が在宅往診日となっています。

明日の往診時間の打ち合わせの電話が午後3時過ぎにあり、採血結果がすべて出たという看護師さんのお話でした。

「検査入院と言うお話も出ていますか~?」と訊ねると、

「また、明日先生からお聞きください♪」という返答でした。

そりゃあそうかも~?と思い、
「では、お待ちしています。」と電話を切りました。

実は、12月8日の往診が終わり、帰り際に看護師さんが、
「左耳の下が腫れていますので、お多福風邪かもしれないし、熱が出たら連絡くださいね」と挨拶の時に教えてくれました。

丁度その日は夕方皮膚科の先生の往診をいただく予定でしたので、
「専門外かもしれないけれど、お多福風邪でしょうか~?」と皮膚科の診察が終わった後に何気なく気がかりなのでお訊ねをすると、気さくな先生なのですぐに母の両耳の下を診てくださいました。

「左よりも右の方にシコリがありますね~」と暗い顔色になって無言なのです。

「どんなことが考えられると先生は今お思いなんでしょう~?」とお訊ねすると、

「腫瘍のように思われますね~
悪性か良性かはMRIとかリンパ液を調べてみないと分かりませんけど・・・」と言うことでした。

翌日は訪問看護師さんがお見えですので、昨日の皮膚科の先生のお話をしました。

それから一週間後の訪問看護の時に大分の血液専門の病院に採血検査を出して調べてもらおうと言う段取りで対処してくれました。

その日の触診で両脇の下のリンパにも腫れが見えるし、左耳の下の腫れは首の真後ろまで広がっていることも教えてくださいました。

話は元に戻りますが、「先生からお聞きください。」と電話を終えたあと、先生に私の話したことを伝えてくださったのかもしれません。

すぐに先生が電話を下さいました。

「確かに悪い数値ですので、検査入院が必要ですが、ご家族のご意見をまずお聞きしようと思っています。
ご高齢のことを考えますと、検査後の抗がん剤治療が可能かどうか、かえって命を縮めてしまう結果も予想できますので・・・」ということでした。

「ありがとうございます!
ご心配をおかけして申し訳ありません。

人一倍気を遣う性質の母ですので、おろおろと不安を与えたくないし、ゆっくりと私の傍で安心してもらうように言葉掛けをしたり好きな歌番組を見せてあげたりしながら楽しい日々を過ごして欲しいと望みます!

食事介護もゆっくりと母の様子を見ながら時間をかけて母の様子で加減ができるし、在宅の良さを味わって欲しいと思います。

水分補給のトロミ食も、とんかつソース状くらいで良かったのが今ではケチャップ状でないとむせるようになっていて、こんな細かな対応は病院ではしてもらえないと思うのです。」と申し伝えました。

先生は、
「はい、分かりました。
急変したり、大変な事態に陥った時はすぐに連絡してくださいね。

今の2週間に1回の在宅往診でいって良いのですね。

元気を出してください~♪」と励ましてくださいました。

明日の往診で、はっきりした数値は見せていただけますが、私の母の介護の決心は固まりましたので、近況報告をさせていただきました。

妹や息子たちには18日ごろからメールで報告済みですし、私に一任しますと許しもいただいています。

責任重大ですが、本格的な修行へと続く道を前に、母の慈愛の眼差しをいっぱいに受けながら健闘できる幸せも強く感じています。

素晴しい経験の場を与えられ択ばれた者として誠心誠意尽くしたいと意欲を燃やしています。

おそらく時間の制約や気持ちのはけ口として、このページは大きな意味を持って助けて下さると思いますが、無言の貝状態で何も言えなくなるかもしれません。

足跡を見かけたら母娘の二人三脚はまだまだ健在なり~♪とお察しくださいね。

明日は訪問入浴もありますし、時間が取れないと思われますので、近況報告をさせていただきました。

今年一年は儲けの一年で穏やかに過ごさせていただけました(*^_^*)

大変お世話になりました(@^^)/~~~

素晴しい新年をお迎えくださいね!

ごきげんよう~(^.^)/~~~

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