ふぁんたのファンタジー

2020年1月からこちらに引っ越しました♪
先代犬ぷぅに続き、フレンチブルドッグの
どーでもいい日常の記録です♪

2008年 天神祭

2008-07-26 19:57:39 | 飼い主の独り言
ぷぅです。

毎年言ってますが、毎日激暑ですねぇ
お外に出ると、溶けてしまいそうです

さて、先日の祇園祭に続き、
またまたママにボクのページをジャックされちゃいました



そうです。祭好きのママは、ボクの事は忘れて
大阪天神祭にイソイソと出かけたのです

天神祭は7月24日の鉾流(ホコナガシ)神事などの宵宮、
25日の本宮となります。

7月25日 18:30 到着。
ママの職場は、大阪天満宮の近くですので、
毎年就業後。訪れます。
無病息災  茅(チ)の輪もくぐりましょう



天神祭は日本三大祭の一つ(祇園祭・天神祭・山王祭or三社祭)です。

ご存知、菅原道真公を祀った神事ですが、各地の夏祭は
その昔、疫病退散を祈った神事なのです。

年に1度、神様が氏地を見回り巡行するのが、このお祭りの主旨です。
要するに、年に1度の「見廻り日」なんですよね。

16:00から陸渡御(リクトギョ)↑と言い、
渡御列(トギョレツ)が氏地(ウジチ)を巡行します。



そして、18:00頃から一行は、大川にて船渡御(フナトギョ)に入ります。↑
本来は、天神橋から下流に向かうのが由来なんですが、
地盤沈下や橋梁高度の都合で、上流への渡御になりました。


天神橋のたもとを出発し、渡御は川上の飛翔(ヒショウ)橋を折り返しに戻ります。

このお祭のメインは、神霊の乗った神輿、即ち『御鳳輦(ゴホウレン)』(↑5枚目)
ここの神様(菅原道真公の神霊)が乗っているのです。
最も、厳粛・荘厳で雅やかな神輿(ミコシ)です。

菅原道真公の御神霊を乗せた神輿「御鳳輦」は、
古式ゆかしい平安時代の装束に身を包んだ担ぎ手たちとともに、
光り輝く鳳凰(ホウオウ)が屋根を飾る豪華な神輿に祈りを込めます。
これが主役ですよ~

船上を舞台に、神楽や天神祭囃子(バヤシ)、能楽などの
伝統芸能を披露した舞台船(↑4枚目)
太鼓やかねの音に合わせて勇ましく手こぎで航行した「どんどこ船」(↑3枚目)
趣向を凝らして飾り立てた企業船など、百隻余りの渡御船が“大阪じめ”で
景気を付けながら川面をかけ巡ります。

※大阪じめ=「祝いましょ!もひとつせー!」



19:30
そろそろ、お腹も空いてきました
露天のお店もたっくさん出てますが、クーラーの効いたお店が一番!と
とあるお店に入り、ビール・枝豆・サザエ・焼きそば・土手焼きにキュウリ・・・・
ママは、1人悦に入ってましたぁ~ 満足・満足

目的は、宮入の観覧です。
このお店は、天満宮の門前近くの居酒屋さん。
参道ですので、20:30頃から宮入が始まると目前で観覧できるのです。



やって参りました~
筆頭宮入は『催(モヨオシ)太鼓』。願人(ガンジ)と言われる若者が
勇壮に太鼓を鳴らしながらの宮入です。
つづいて、神輿や地車、獅子舞&傘踊りへと続き、
本命『『御鳳輦』の宮入です。

御鳳輦(ゴホウレン)は、鳴り物は無く至って地味ですが、
これこそがこの祭の本体であることを認知してほしいママです。

平安時代の形式に従い、御鳳輦の前には2人の随身が歩き、
前方左右に紫翳(ムラサキノサシハ)、後方左右に菅翳(スゲノサシハ)を
持った人が付き従います。。
神童も、笙(ショウ)や篥篳(ヒチリキ)などの音色に包まれながら
粛々と歩いていました。

クライマックスを飾ったのは、鳳神輿(オオトリミコシ)と玉神輿。
闘志をむき出しにした威勢よい掛け声が
華麗な時代絵巻を繰り広げ、22:30の宮入で終了。

こうして浪速の熱い夏の行事も無事終わりました。。。。。。

以上、ママのお祭観覧記でした