思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

夏休み明けの自閉症の子

2022年09月12日 | 教育
夏は自分の自由に過ごしていた場合が多い。
テレビはある場面で固定。
タブレットは見たいところを繰り返して延々と見ている。
時間的な規制はほとんどない。
そのような中にあって、夏休み明けに学校にくると、
時間の縛り、ルールの縛りがすごく、
耐えられなくなる場合もある。
「着替え」「帰る」とカバンをしょって離さない。
叱ると、パニックが激しく起こり、大変なことになる。
・マスクをしなさい
・帽子をかぶりなさい
・靴下をはきなさい
といったことは、
声をかけていきながら強要はしない。
できるだけ、全体の動きに誘いながら、
どうにもならないときには、
やはりストレスをとる方向でかかわる。
・トランポリン
・バランスボール
・追いかけっこ
・おんぶ
・ホワイトボードに絵を描く
・ダイソーのストレス解消グッツ
・くすぐりあそび
午前中はまだ耐性が効くが、
午後は疲れもたまってくるので、
爆発のスイッチが入らないよう、
最新のケアのかかわりが必要である。
そして次の行動、正しい行動を、
感情を入れずに淡々と伝える。
できたら落ち着いて具体的にほめる。
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怒りは一日置くと消え、正しい判断と言葉にたどり着く

2022年09月11日 | 励み言葉/癒し言葉
子どもが、祖母のふかした栗を、食べずに三角コーナーに捨てた。
「おばあちゃんがおいしいよ、って、ふかしてくれたよ」
とテーブルに用意したのにである。
祖母の家でもらったもので、祖母はそこにはいない。
しかし、ラップして冷蔵庫に入れるわけではなく
三角コーナーにおいと捨てた。
思いやりがない、ひどい、と思った。
「おばあちゃんがせっかくふかしてくれた栗、何で捨てるの?」
「がっかりして、言葉も出なかった。」
と言ってやりたかった。
しかし、その時はこらえた。寝る時まで悶々していた。

次の日の朝、三角コーナーの栗を片付けた。
やっぱり悲しかったが、だんだん怒りは薄れてきていた。
午後、買い物に行く車の中で言った。
「昨日栗捨てたね。おばあちゃんがせっかくふかしてくれたから、
 いらないときは言って。俺が食べるから。」
と、注意はするが、いたわる言葉で言えた。

すると、子供は、
「食べ方わかんなかった」と言った。
確かに栗を出されても、からは固いし、殻つきを
食べたことがなければどう食べてよいかわからない。
きちんと教えることが必要だった。
昨日、感情に任せて怒らなくて、本当に良かった。

怒りは一日置くと消え、正しい言葉と判断にたどり着く。
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自閉症の子は暑さ、気圧の変化に弱いか

2022年09月11日 | 教育
7月、暑くなってきた。
これまで何とか履いていた靴下を脱ぐようになる。
注意して履けば午前中は履いていただ、もう、履いたそばから脱いでしまう。
マスクも同様である。

自閉症の子にとって、暑さは厳しい。
またたびたびの台風の接近で気圧もおかしい。
それもやはり厳しいと感じる。
もちろん、そんなことはかかわりなく過ごす、
コントロールの良い自閉症の子もいるが、
振り回されてしまう子は多い。

本人は、ものすごく苦しいのだ。
体中がムズムズ、ソワソワ、イライラしてどうしようもない。
爆発がたびたび起こるようになる。
その時には、無理させず、マスクや靴下を取るのは仕方がないとする。
一応声はかけてするものだということは伝え続けるが、無理はさせない。
やがて涼しくなればする。今は安定が重要である。
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ASDの子の対応:新学期の抵抗

2022年09月03日 | 教育
新学期が始まった。
ASDの子供にとっては、また新しい生活リズムが始まり、
きついであろう子も多い。
当然、家では、40日近く、自分の自由な生活スタイルで
過ごしていたのだ。それから考えると学校はつらい。
時間に合わせて動かなければならない。
みんなと合わせてしなければならない。
マスクの生活も続き、感覚過敏を抱える子供たちにとっては、
きつすぎる日々でもあるかもしれない。
低学年くらいであれば、「まぁまぁがんばりましょう」
と叱らずに、引っ張っていけば、だんだんリズムに入っていくことも可能である。
しかし、高学年くらいになると、意思も力も強くなる。
ただ、「いくんですよ」「やるんですよ」と行動を進めていくだけでは、
声や力での抵抗が激しくなる。その時何とかなっても、
後の反発反動が大きい。それで行動が身につくわけでもなく、
むしろトラウマを残しやすい。ではどうするか。

要求をややかなえて動かすことが賢明である。
やり取りの中で、できるだけ少ない妥協点を探る。
そのうえで必要な行動を促していく。
その為に日頃から関係性を気づいていく、
特性に応じて、落としどころを常に探る姿勢が必要となる。
いけないことは感情を入れず、具体的に端的に繰り返し伝える。
よくできた行動は、感情を入れず、具体的に端的にほめる。
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また、ひどい生ごみが落ちていた。

2022年09月03日 | 出来事
また道路にひどい生ごみが落ちていた。
なんでこのひどいひとがいるのか。
しかし、自分も拾えない。
近くに小さなお店がある。
そこの人が拾ってくれないかと
かすかに希望を持っていた。
次の日なくなっていた。
多分、小さなお店の人が片付けてくれたと思う。
この町は、そのような人たちによって、
まずまず綺麗に維持されていると思った。
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