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SRX600 キック その1

2022-02-04 23:30:00 | 2022年2月




整備後の写真です。



























リアマスター 当時物





まだ土に還るな 笑)








































今の鉄ピストンは鉄がポンコツで

使えないので、研磨、バフ掛け

錆止め塗装して(内側のみ)

再利用です。





















ヘッドライトリム

まだ土に還るな。












さびチェンジ




















ベアリングの圧入







フレームの内側もさびチェンジ

処置しておきました。










マフラー側ねじ山全滅で、ヘリサート

加工しました。




フレームにステーが付いた状態で

マフラーを合わせてボルトを止めようと

するとかじらせやすいので、

マフラーにステーを仮止めして

フレームに止める方が、かじらせる

リスクは少ないです。




ノーマルよりも1T小さいスプロケット

ZAMのカタログだとディバージョン600

と共通だったので、取り寄せしたら

2mm外にオフセット。 ガーン)

2mm旋盤で削って事なきを得ました。




ここでエンジンマウントの

クラック発見。







師匠に溶接してもらいました。







古いコックは皆抜けます。

上下両方抜けました。





内部も良い感じに腐ってましたので

ガラスビーズでブラスト

かぴかぴのダイアフラムは

シリコンで一夜漬けしてほぐし

レンコンとオーリング交換で

蘇りました。

と思ったら、ダイアフラムが

まだ硬くてガソリンが流れっぱなしに

なるので少しずつスプリングを

延ばして使えるようになりました。






お預かりしたときは、お前ほんとに

サンパーか?というほどに、しょぼい

音でした。

シングル、ツインは4気筒のように

最適燃料に合わせると綺麗に吹けて

しまうのでターというエンジンに

なります。GB250クラブマンとか

グース350のように。

ダッダッダッという、らしいエンジンに

するためにメーカーは、スローの領域を

薄く、メインの領域を濃くすることに

よって綺麗に吹け上がらないように

してありました。

キャブマルチエンジンはエコガソリンの

弊害がそれほどないのですが、

当時ですら薄かったスローの領域が

エコガソリンでやっとこさエンジンが

掛かってられるぐらいの薄さになって

しょぼい排気音、加速しない、力ない

になってました。

キースターの燃調キットを使いましたが

ニードルのクリップ段数一段の違い(1mm)

で薄すぎる、濃すぎるが出てしまいました。

1mmの違いで薄い、濃いが出るので

この1mmのどこかに丁度良いところが

あるということですので、やりました。

0.45mmのワッシャーを作って合わせました。

オーナー様よりも先に散歩させて頂きましたが。

やっぱサンパー最高ですわ。

久々にいい物乗らせて頂きました。

役得 笑)

末永くお愉しみ下さいませ。


追記



バルブクリアランス調整をしただけなのに

軽かったキックが重くてエンジンを掛けられなく

なってしまいました。

オートデコンプが効いてなかったのですが

元はオートデコンプが働いてなくても

軽くキックが出来るほど圧縮が低かった

ようです。

オートデコンプの調整をしたら、掛けられるように

なりました。

バルブクリアランスが無い→バルブを押している

時間が長い→ちゃんと圧縮出来ない

→トルクが無い

本来のトルクが出ました。

バルブクリアランスは大事です。




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