今年から楽天カードでの投信積立の対象を楽天・全米株式インデックス・ファンドからeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)に変更することにした件は先月書いたが、楽天ポイントで毎月購入している投資信託もeMAXIS Slim先進国株式からeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)に変更した。
変更の理由は、株式の買われ過ぎ感が強いことと、楽天証券で保有している投資信託の種類を集約していくためだ。合わせて、先進国株式が高値圏の間は、バランスを購入する際には先進国株式を過去の月毎の購入分から売却することにした。
1月20日約定分は以下の通りとなった。
先進国株式については過去の2,000ポイント分を税込み2,194円で回収し、新たにバランスを2,000ポイントで購入した形になっている。先進国株式の売却の利益率は高くないが、ちょうど昨年1月に高値圏で購入した分だからだ。コロナショックでの暴落時に何度か追加購入したが、その分の回収はこれからになる。
eMAXIS Slim先進国株は2年以上前から楽天ポイントによる毎月購入を開始していたが、右肩上がりの価格推移だったため、2019年1月に開始した楽天カードによる投信購入に合わせて一部売却も行ってきた。eMAXIS Slim先進国株の2019年初からのチャートを以下に示すが、右肩上がりの期間、毎月、買と売を並行して行ってきた訳だ。楽天ポイント付与率向上のためもあったから、それでよかった。コロナショックで下げた時は一部売却を停止する一方、購入に充てるポイント数を増やし、追加購入も行ってきた。その後、順調に戻して高値圏に近付いてきてからは、再び買と売を並行して行っていた。そして、今月からは購入対象の投資信託を変更することにした訳だ。
eMAXIS Slim先進国株式の2019年初からのパフォーマンスチャート
出所:楽天証券
メイン口座での投資信託の保有は、ポートフォリオとして長期保有しているため、めったに組み替えたりしない。昨年は、スパークス・新国際優良アジア株ファンドの解約とマネックス・アクティビスト・ファンドを当初申込を行っただけだ。解約や購入の理由は、それそれの記事を参照願いたいが、それ以外は以前紹介した投資信託の運用状況から変わっていない。
金額に関しても、メイン口座での投資信託は1ロット50万円を基本に購入したりするが、楽天証券の方は自分の考えに従って少額で遊んでいるだけだ。それによって、楽天ポイントの獲得率が上がるし、メイン口座で投資信託を無駄に売買したくなるのも抑えられている。
【2021.4.16追記】
eMAXIS Slim先進国株式からeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)へのシフトを進めているが、誤発注をやらかしてしまった。バランスを買ったつもりが先進国の買になっていて、同日に先進国株式の売と買をやってしまった。
取引報告書を見るまで、誤発注に気づいていなかった。株式売買でも何度か誤発注をやらかしているが、この手のミスはゼロにはならないなぁ。今回は手数料もないし、少額なので何ともないが。バランスの買注文は、先ほど改めて出しておいた。
ちなみに、今回売却した分は、コロナショックで暴落していく時に追加購入した分の一部なので、3,000ポイントが5,246円(税引前)になって戻ってきたことになる。約75%もの利益率だ。勇気はいるけど、暴落時の購入は報われやすい。