トルコリラに関しては、12月19日以降も大きな値動き、ニュースが続いたので、一週間分の情報を先週の記事(トルコリラ円の買ポジションが悲惨な状況)に追記して投稿しようとしたら、「本文は、30000文字以下にしてください 」とエラーになったので、別な記事にした。
2022年1月1日までの情報も追記しておいた。
まず、12月20日以降のトルコリラの強烈な急反発を見るため、トルコリラ円の日足チャートを載せておく。
出所:セントラル短資|為替チャート(https://www.central-tanshifx.com/market/chart/)
この値動きの状況を簡単にまとめておくと、12月19日にトルコ大統領がイスラムの教えに基づくとして利下げ継続を表明して、12月20日には6.3円割れ辺りまで下げきていた。ところが、12月20日(日本時間では12月21日の午前2時)にトルコ大統領が預金者に為替変動の損失補償するという奇策を発表し、トルコリラが急反発することになった。
この策はトルコリラを増発するだけで、国内のインフレが加速することになるし、持続性には疑問の声も多い。しかし、予想外の動きだったし、トルコ国民のドル転換を抑制できる効果はあったようだ。毎日ロンドン時間前にトルコリラ大きく下げていた原因はトルコ国民のドル転換が主因だった思う。その他、アゼルバイジャンやUAEとのスワップ協定の進展や、水面下でトルコリラ買介入をしているという話もあった。結果的には、12月20日週は急反発となり、12月23日には一時11円に戻し、10円台を維持して終えている。
私は8円台に戻した際に35円の買ポジションの残り分はすべて処分し、10円台に戻した際にさらにまた一部処分したので、トルコリラ円の買ポジションの残りは19枚となった。口座のマイナスの穴埋めで利益の載っていたドル円の買ポジションも一部決済した。結果的に、今週末の証拠金維持率1,100%ほどになった。年末年始は少しは安心して過ごせそうだ。
では、12月19日以降のニュースを列挙しておく。
12月19日「トルコ大統領が利下げ継続表明、イスラムの教えに基づくと主張」
元の記事が差し替えられてしまって見られないので、ツイートの切り張りを貼っておく。
上記の記事のリンクは以下だが、同じidで12月21日にv2の記事が出されたため、記事の内容が変わってしまっている。
12月20日
12月21日
12月21日
12月22日
12月23日
12月23日
12月24日
12月24日
【2022.1.2追記】
昨年、13.801円で始まったトルコリラ円は、12月に一時6.108円まで下げて半値以下、奇策により一時11.055円まで戻したものの、結局8.565円まで再度下げてきて終わった。
私は10円台に戻した際のトルコリラ円買の一部損切りで、昨年分の損切りはもう終了にしていた。ただ、その後、ドル円の決済をまた少ししてスワップ狙いが主の口座の年間損益をわずかにプラスにした。その時点で証拠金維持率もさらに少し改善して1,150%越えになった。
トルコリラの値動きは、12月末の4日ほど毎日pm2~3に一段下げる動きがぶり返していた。一旦の戻りが終わってトルコ国民のドル転が目立ってきたのかなと思う。 普通のチャート的動きなら二番底の確認になっていくのだが、国民が大統領や政府を信用してないだろうから、安値更新もありえるかもしれない。
トルコ政府、中銀から政策が色々出てトルコリラが下げ止まればうれしいが、期待しない方がよいだろうと思っている。トルコリラが上げても下げても、今年もトルコリラ円買ポジションの処分を継続する予定だ。
では、ニュースの列挙。3つだけ。
12月28日
12月30日
2022年1月1日
エンドレスになるので、この記事への追記は今回を最後にする。