プチ早期退職者の資産運用+αブログ

働き方改革と副業

燃え尽き症候群

 自ら頑張ってしまうのか、働かされるのかは別にして、一生懸命働ぎ続けて中年ぐらいになってくると燃え尽き症候群になる人は昔からいた。



 燃え尽きたと感じる人が、時折感じる人も含めると米国人の67%にもなる調査が出ているそうだが、本当にそんな割合でいるのかな。日本ではどうだろう。

 私も退職する頃には、「もういいかな」という感じ方だったので、多少そういう気配はあった。一番の理由ではないけど。

 多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにするための働き方改革で、燃え尽きを防げるようになったりするのだろうか。
 働き方改革についての解説は、例えば以下の記事にある。


働き方改革は残業代削減に直結

 働き方改革以前でも、多くの会社では一般社員は労働組合に守られているし、会社も労基署を恐れているので、本当に忙しい時期は管理職の方がきつかったはずだ。これは実感でもあり、以下の記事は非常に納得できる。ますます燃え尽きそうになっていると思ってしまう。

 私のいた会社でも、私が退職前には働き方改革に取り組んでいたが、やっていたことはほぼ残業の削減だけだった。割と効果はあって、残業が減って普段の帰宅時間はみんな早くなっていった。管理職の場合、早く帰っても基本的に給料に違いはないが、組合員は残業代(時間外手当)が減るので収入減に直結する話になってしまう。


残業代の替りは副業収入

 「残業せずに早く帰ってご家族との団欒、リフレッシュに努めましょう」なんて言ったりするんだけど、一方で副業を認めるということも進められている。残業代は減らすから、別に稼げといっているようにもきこえる。空いた時間を有効に使うことを考えないと、働く時間が短くなって楽になった分だけ貧しくなりそうだ。

 空いた時間に資産運用の勉強をして、うまく運用できるようになることも空いた時間の有効な使い方の一つだとは思うが、確定的、安定的な利益が見込めないのは難点だ。それなりの原資は必要だし、短期的には特に難しいので、下手にやれば逆効果になる。

 最近では、人事部が副業を紹介する大手企業まで現れた。「オープンイノベーションを促すきっかけにもなる」とかまっとう理由も付けているけど、本音のところはどうなんだろうと思ってしまう。


 いつの時代も、その時代の状況に合わせて何とかしのいで生きていくしかないのだけれど、いつまでたっても楽な時代はこないなぁ。
 でも、日常的な生活環境は、昔に比べて平均的には確実によくなり、便利になっていると思う。そういう面では楽な時代になったなぁ。

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