プチ早期退職者の資産運用+αブログ

マネー誌 ダイヤモンド・ザイ

定期購読したこともある

 ダイヤモンド・ザイ(ZAi)というマネー誌がある。以前から時たま買っていたが、退職して時間ができたので年間購読したこともあった。しかし、新しい銘柄発掘のきっかけ/参考にはなるものの、毎号読みたい特集がある訳でもないし、私にとっては無用の情報も結構あるので、内容を見て時たま買う程度に戻っている

 最近買ったのは、昨年12月に発行された2020年2月号だ(表紙の一部を切抜)。




 内容的には、銘柄選びの参考に使う人気の株500診断と、全上場銘柄の理論株価(今号は別冊)が読みたい情報だ。これらの情報は3か月に一度、更新情報が掲載される。実質新年号なので2020年の予測も色々書かれていて、一通り目は通したが、あまり参考にする気はない。予測は基本的に当たらないと思っているので。


ZAiと四季報プロ500の理論株価

 ZAiの理論株価は、業績の実績と予想から資産/利益/成長の3つの価値を算出して合計している。一方、一昨日のブログ(会社四季報 ー 株式投資の基本情報)で触れた四季報プロ500の理論株価は、今後15期分の株主にとっての将来価値から算出している。ZAiと四季報の理論株価は、算出根拠が違うので結果は当然違うが、理論株価と時価を比べた場合の乖離傾向は比較的似ていると思う。銘柄によっては割と離れている時もあるが、幾らが正しい株価なんかは元々分からないので、それらの違いを突き詰めても意味はないと考えている。

 売買判断の際に理論株価との乖離率も一応はチェックし、割安な方がいいとは思うが、あくまで参考情報の一つに過ぎないので、それだけで決めはしない。理論株価は一昨日述べた銘柄管理用の表にも転記しており、株価を入れれば、他の指標同様に乖離率も自動で算出されるようにしている。


ZAiで紹介される銘柄

 人気の株500診断が掲載される号にはないが、ZAiの特集に応じて見開き2ページとか丸1ページを割いて取り上げられる銘柄がある。そういう銘柄は、発売に合わせて多少は上がることが多いが、持続性はなく、その後は銘柄次第だ。

 気になる銘柄があるとウォッチして、タイミングを見て買い始める。たいてい株価が下げてきたところを買うので下げ続けることも多い。典型的な失敗例(もちろん自己責任)は、レコードブックというリハビリ型通所介護施設をフランチャイズ展開しているインターネットインフィニティーだった。かなり下げ続け、それに合わせて難平買いし続けた。今後に期待しているので継続保有中だ。


読者アンケート

 毎号、読者アンケートがあり、月ごとに変わる質問と定例の質問がある。アンケート時のコメントが採用され、掲載されると1,000円の図書カードをもらえる(下の写真)。何回かもらったことがある。ZAiは750円なので、採用されれば元が取れる。





 新しい銘柄を発掘しないと、よく知っている銘柄にしか投資しなくなるので、ZAi等の銘柄紹介はそれなりに重宝している。ただ、注目銘柄として期待できる点などが紹介されている記事なので、つい釣られてしまい、保有銘柄が増えてしまうのが難点だ。目が行き届かなくなるので、増え過ぎないようにしたいと思っている。


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