泣いても、良いかな。

再び自虐？ネタ。
苦手な人、読みたくない人はスルーしてください。






本当なら。
12月は結構充実するはずだった。


1910の試唱会とそれに続いたであろう忘年会に出たはずだった。それで今年と来年のミュージカルの話をするはずだった。
トルコ科のみんなと集まれたら集まって、トルコ料理食べながら近況報告するはずだった。
Lad!の第1回演奏会にむけて最後の練習するはずだった。そして今年最後の『本番』に出るはずだった。
最後の授業を戦々恐々としながらも受けて、それからゼミの忘年会に出るはずだった。
就活に本腰を入れて、少しずつ自分のやりたい仕事を見定めていくはずだった。
幼なじみや中高の友達と遊べたら遊ぶはずだった。ディズニーとか、映画とか、行けたら行くはずだった。
クリスマス付近の連休から年末にかけて、バイトでいつもより少しだけ多く稼ぐ予定だった。
翻訳プロジェクトで辞書とにらめっこしながらトルコの最新事情を勉強するはずだった。
姫路の祖父母のところでお正月を迎えるために準備をするはずだった。
修論の準備のために、先行研究をできるだけたくさん読むはずだった。少しずつデータを集めて整理するはずだった。
クリスマスは、できたら教会のミサか礼拝に参加したかった。


相棒に無理を言ってディズニーのクリスマスだけは一緒に行ってもらった。思いがけずにシルク・ドゥ・ソレイユに行く機会ももらった。
でも、実現したのはそれだけ。




もっと辛い、苦しい思いをしてる人がたくさんいるのはわかってる。
でも、どうしてだろう。
どうしてこうなっちゃったんだろう。
家族や友達や仲間に迷惑ばっかりかけてしまう……。


いつからこんなに情けない人間になったんだろう。
もとから良い人間ではなかったけれど。
自分に原因がある。それは百も承知。





でも……





ねえ、泣いても、良いかな……。