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Moro no Japao.

日本、世界、そして日常の話題moromoro。

ロナウド2度目の結婚式

2005-02-14 12:48:29 | サッカー/スポーツ

(France/Paris)
先日の香港戦を招集拒否したブラジル代表ロナウドは今日14日、パリ郊外のシャンティー城で2度目の結婚式を行う。

相手はブラジル人モデルのDaniela Cicarelli(ダニエラ・シカレッリ)。

ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ生まれ。
身長1m79cm 体重62kg
名前からするとイタリア系白人と思われる。

先述のGisele同様、ブラジルを代表するスーパーモデル。
ロナウドの恋人となったことでより知名度が上がった。

98年のフランスW杯のときはモデルのSusana Wernerと付き合っていた。
やはりモデルが好きなようだ。

またロナウドにはサッカー選手のミレーニ前夫人との離婚が正式に成立していないなどトラブルがあったようだが、無事解決したようだ。

今日の結婚式のためロナウドは250人乗りの飛行機をチャーター、ベッカムやジダン、ロベルト・カルロスなどのチームメイトを招待したらしい。

しかし代表試合を結婚式のため回避したせいでパレイラ監督はお怒りのようだ。

ロナウドはピッチで結果を出すしかないが、個人的には前回同様うまくいかなくなるのでは・・・と思っている。

サントス、クラシコを制す

2005-02-14 12:08:34 | サッカー/スポーツ

(Brasil/Santos)
日曜日に行われたカンペオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)でサントスとコリンチャンスがサントスのホーム(Vila Belmiro)で対戦、3-0でサントスがコリンチャンスを下した。

サンパウロ州ではコリンチャンス、サンパウロFC、パルメイラス、サントスの4チームが人気・実力共にトップクラブである。この4チーム同士の対戦は『クラシコ』と呼ばれ、注目が集まる。選手は勿論、サポーター同士も敵対心むき出しで応援する。

サントスのエースは香港で代表初ゴールを決めたばかりのロビーニョ。フル代表入りを果たし将来を有望視されている期待の若手だ。
対するコリンチャンスはアテネ五輪得点王でアルゼンチンを優勝に導いたテベスを獲得、タイトルへの意欲十分だ。

試合前にロビーニョは『テベスは偉大な選手だが、ここは俺のホームだ。リベルタドーレス(対ボカ)とアテネ五輪予選(対アルゼンチン)で負けた借りを返したい』と語りテベスを強く意識していた。

結果はロビーニョの言ったとおりになった。
ロビーニョは2得点を挙げサントスの勝利に貢献、対してテベスはほとんどチャンスらしいチャンスもなく無得点。カルナバル前に初ゴールを挙げたがまだまだチームにフィットしていないことを露呈してしまった。

現地報道を見ると『Robinho mostra para Tevez como sambar』との見出し。
『ロビーニョはテベスにサンバの踊り方を見せた』が直訳だが、意訳すると『ブラジルサッカー(サンバ)を見せつけた』となる。

これは直前に行われていたカルナバルにテベスが参加していた(あまり踊らなかったようだ)ことにひっかけて書かれた見出しだが、なかなか粋な見出しである。

日本のスポーツ紙などにはまず出ない種類の見出しだ。

テベスが素晴らしい選手であることはアテネ五輪やボカでの活躍で周知のことだ。
早くブラジルサッカーに慣れ、彼本来のパフォーマンスが発揮できるよう期待する。

とりあえず勝った②

2005-02-11 02:32:14 | サッカー/スポーツ

(Hong Kong)
日本が北朝鮮に苦しめられていたその日、香港でブラジル代表(セレソン)が香港代表と試合をした。

親善試合ではあるが、こちらもとりあえずは勝った。
7-1だった。役者が違うというところだろう。
なおロナウド、カカー、アドリアーノらは出場していない。

特筆すべきは若きクラッキのロビーニョ(サントス)がセレソン初ゴールを決めたことだ。
独特のリズムと圧倒的なスピードを持つ20歳は、既に欧州のビッグクラブから注目されている。
近いうちにルシェンブルゴのもとでプレーすることになるのではないだろうか。

この試合の結果はさほど重要ではない。
もちろん、香港にとっては『絶対に負けられない試合』などではない。

とりあえず勝った。

2005-02-10 13:12:55 | サッカー/スポーツ

(Japan/Saitama)
とりあえず、勝ち点3を挙げることは出来た。

W杯予選では結果が一番重要だ。
その意味ではまずいい結果だったと思う。
この勝利によって、個人的な感想だが、これからの試合もラクではないが本大会出場はまず大丈夫だろうと思っている。

しかし、内容については褒められたものではない。
このままでは次のイラン戦、バーレーン戦は苦しい。

昨日の試合で勝敗を分けたのは『GKの差』だった。

川口は決定的なヘディングを止めたのに対し、北朝鮮のGKはさほど難しくないロングボールを福西の正面にパンチングしてその結果決勝点を献上した。

普通のGKだったらキャッチされて終わりだっただろう。


他にも言いたいことはたくさんあるが、特に気がついたことだけ挙げると、、

サイドプレーヤーは他にいないのだろうか?
特に三都主のプレーはひどい。
あれを使い続ける理由がどこにあるのか聞きたい。(元ブラジル人だからか)

それからはっきりとわかったことだが、
・小笠原はプレーに波があり1試合通じて安定したプレーは望めない。特に格上の相手やプレッシャーがキツイと全くダメ。はっきり言って中村のほうが上だ。
・FWのスタメンは高原のほうがいい。玉田は相手が疲れた終盤に投入した方が持ち味が生かせるのでは?

ジーコの選手起用でわかっていることは鹿島優遇と三都主を意地でも使い続けることにある。

次の試合は三都主は出ることができない。
代役の選手が活躍し、そのまま左に定着することを望む。

シリア戦勝利とテレビ中継

2005-02-02 23:26:25 | サッカー/スポーツ
(Japan/Saitama)
サッカー日本代表がシリアを3-0で下した。

ホームでもあるし実力からすれば当然の結果だったので特別な思いはない。

W杯最終予選の北朝鮮戦も、自分達のサッカーをすればまず間違いなく勝つだろう。
もっと難しいのはイランとバーレーンであることは明らかだ。

日本代表の試合も含めて日本のサッカー中継を見ていると非常に腹立たしい気持ちになることが多い。まだまだサッカー中継のレベルの低さを痛感せざるを得ない。
特に民放の中継は最悪だ。

特徴を挙げると
・サッカーに関係のない、あるいはただ好きだとかいう芸能人や女子アナをゲストに呼んで関係ない話をしたりフザケる。
・試合中のCMや試合の決着が着く前に放送終了(今年高校サッカーであった)
・とにかくアナウンサーが絶叫する。
・公式試合でも親善試合でも『絶対に負けられない』などと言う。全部勝てれば世界一だ。
・解説者はいつでも『ここでもう一点ほしい』と言って攻めを要求する。例えば今日の試合で終了間際に何点とってもあまり大きな意味はない。きっちりと2-0で勝つことの方が実戦では重要だ。ドーハを忘れたか?自分も選手だったはずなのに。
・インタビューの内容が拙劣だ。自分自身インタビューされて閉口したことも数多い。中田が日本マスコミの相手をしない気持ちがわかる。
・民放はW杯や五輪では視聴率がとれそうな日本代表の試合のみ放送する。少なくても94年大会まではNHKしか放送していなかった。

などいろいろある。

Jリーグ草創期は上記のようなことは当たり前でまともな放送をしていた局はなかった。

ブラジルのTV Globoでは名物アナのGalvao Bueno(ガウボン・ブエノ)がセレソン(ブラジル代表)の試合の実況を必ずやる。そもそもセレソンの試合はGloboに限らず各局全部が放送する。

国民ほとんど全部が見ているので他の番組をやっても誰も見ないからだ。

実況は早口かつリズミカル。大げさな表現とエモーショナルな話し方で人々の心をつかむ。もちろん絶叫もするし、泣く事もある。相棒のArnaldo Cesar Coelho(アルナルド・セーザル・コエーリョ)との掛け合いは絶妙としかいいようがなく、実況の世界において右に出るものはない。

"Galvao Bueno Site Oficial"ではW杯優勝時の絶叫アナウンスなどを聞くことができる。
もちろんポルトガル語がわからないと何が何だかわからないと思うが。
http://galvaobueno.globo.com/

しかし日本人アナが彼のマネをしてもウケるかどうかは疑わしい。
やはり彼のスタイルはブラジル人に合っているのだ。

ただ決定的な違いは彼個人もサッカーを熟知していて、なおかつ評論家たりえるほどの知識を有しているということ。要するにプロなのだ。

ここに日本人アナとは雲泥の差がある。

世界の中でサッカー強国になるには選手や関係者はもちろん、ファンやマスコミも含めサッカーを取り巻く環境が成熟してこないと難しい。

日本はまだまだその条件は整っていない。

プロ野球について

2005-02-01 12:24:43 | サッカー/スポーツ

(Japan)
今日からプロ野球12球団がキャンプインした。
楽天、ソフトバンクなど新球団は初のキャンプとなり、話題には事欠かない。

私はスポーツ全体は好きだが、野球はあまり好きではない。
ひいきのチームというのも特にはないし、ニュース映像もほとんど見ない。
遊びでプレーすることはあるが、球場に足を運ぶことはほとんどない。

イチローや野茂の活躍もあり、メジャーリーグは時々見る。※1試合全部見るのはキツイが。
メジャーの方が選手に個性があって面白いのだ。投げる、打つのフォームを見ても全然違う。
これに対して最近の日本の選手は一部を除いてほとんど顔と名前が一致しない。メディアの露出が多い巨人の選手でさえ若い選手は全くわからない。私見だが、個性がなく試合自体もつまらないのだ。

かつては巨人戦を放映すれば高視聴率は当たり前だったが、その神話も崩れた。
巨人におんぶにだっこだった野球界全体の改革が必要なのではないだろうか。

私が思うところ、すぐに変えた方がいいこと。
・パ・リーグのプレーオフ制をやめ、元に戻す。
・観客動員数の水増しをやめ、実数を公表する。

この二つは早急にやるべきでは?

昨年は西武が日本一になったようだが、ペナントレースではダイエーに大きく差をつけられて2位だった。最初は3位の日本ハムとプレーオフで最終戦までもつれこんでいたが、場合によっては日ハムが優勝する可能性もあったわけだ。首位ダイエーと10ゲーム以上離されたチームが日本一になれるような制度は支持できない。それだったら最初から秋に総当りでトーナメントでもして優勝を決めればいいだけで、ペナントレースを勝ち抜く意味が薄れる。

観客動員数については他のスポーツでは当然のこと。むしろ水増しが容認されていることがおかしい。

それからこれは声を大にして言いたいが、、

世界中に数あるプロスポーツの中で、日本プロ野球だけ(韓国などもそうだが)なぜチームの名前が企業名なのか?というところだ。

アメリカであればMLB、NBA、NFL、NHLはすべて地名+チーム名となっている。
ボーイング・マリナーズとかマイクロソフト・ドジャースなどというチームは存在しないし、何しろカッコ悪いと思わないのか?

サッカーの世界でもACミランとかバルセロナとかマンチェスター・Uなど企業名がついているチームはない。バルセロナに至ってはユニホームの胸広告もない。バルセロナ市民がソシオ(会員)となって会費を払ってチーム運営を支えている。ホームスタジアムのカンプ・ノウはいつも満員だし、子供たちは地元のチームの選手になることが夢だし、市民は自分のチームに大変な愛着と思い入れがある。

Jリーグはこの理念に習って『読売ヴェルディ』を認めなかったが、結果的には正解だったと思っている。

楽天対ソフトバンクとか西武対日本ハムなどというよりも、イーグルス対ホークスと言った方が将来的にはプロ野球のためになると思うし、何よりカッコいいと思うのは私だけだろうか?

子供たちの夢を広げ、野球人気を回復させるためにも、新参者の三木谷氏や孫氏には日本球界改革を強く希望する。

ロマーリオ、ついに引退か?

2005-01-24 01:58:43 | サッカー/スポーツ
(Brasil)
ロマーリオがヴァスコ・ダ・ガマと契約した。
期間はリオ州選手権が終わるまでの3ヶ月間。

ロマーリオといえば、94年W杯アメリカ大会優勝の立役者。98年フランス大会はケガで離脱。2002年日韓大会は監督との確執で選ばれず。会見では涙を流して召集を訴えた。

世界最優秀選手にも選ばれたロマーリオだがもう39歳。年齢からくる衰えは隠せないだろう。

ブラジル代表として84試合(非公式試合13試合)に出場し、69得点(非公式試合の得点は14)をあげている。バルサ時代にはレアル戦でのハットトリックなど印象に残るゴールは数多い。

私自身は93年にリオで行われたW杯予選最終戦(対ウルグアイ)での2得点が最も記憶に残る。苦しんでW杯出場を決めたこの試合、視聴率は90%を超えていたというから国民のほとんどが見ていたことになる。日本ではありえないことだ。

また『王様』ペレやジーコと喧嘩するなどグラウンド外でも騒がしい男だ。

同じフォワードでプレーした者として大変尊敬しているし、型破りなところも含めて大好きだ。誰にも真似のできない彼のマジックのようなプレーが見られなくなるのは寂しさを感じる。

彼のヴァスコでの最後の大暴れに期待したい。