何年ぶりの更新だろう…
ちょっと書こうかな…とか、このことは書いておきたいな…とか思うこともあったのだけど、重い腰を上げることが出来ずに断念してしまった😓💦 でも、今回はちょっとがんばってみようかな。
私は、今の仕事が好きで…
全ての業務を完璧にこなす…からは程遠いのだけれど、そこそこ頑張りながら、毎日楽しく出勤している。
悩むことも、腹の立つこともあるけれど、それでも幸いなことに、「辞めよう」とか、「もう、やってられない…」という結論に至ったことはない。
そんな私が受け持っている学級に、大学3年生の初々しいお嬢さんが教育実習にやって来た。超多忙とかブラックとか言われているにもかかわらず、将来、教員になりたいという夢をもった貴重な人材である。実習期間中は、学校経営、教員の服務、学習指導、指導案の書き方等を学び、専門教科と道徳を含む実習授業を行い、一回は、一日学級担任も務めなければならないというミッションもりもりの3週間を過ごすことになる。さらに、実習日誌という名のポートフォリオノートには、参観した授業や受けた講義の内容、その感想を記録し、毎日提出しなければならない…😓💦
そして、教育実習生の担当教員になった私は…子どもたちへの学習指導等の業務に加えて、実習生へ教員の仕事を実践を通して伝え、毎日提出される実習日誌に指導助言を書き、指導案の書き方や授業の進め方を指導しなければならない😓💦担当教員は…今までも何度か経験してはいるものの、実習生の職業観を左右する重大な役割に「本当にこの指導でいいのだろうか?🤔」と悩みまくる日々であった。
今回は、図画工作科を専門とする実習生だったため、図工の指導案の書き方を指導しなければならなくなり、自分も一から指導案を書くつもりで勉強し、実習生と一緒に指導案を書き上げた。同僚の教員からは、「実習生担当手当てがあってもいいよね」と言われるほど勉強した。(単に、図工の指導が得手でなかったことも一因ではある…😅)
昨日が、教育実習最終日だった。
子どもたちと「○○先生ありがとうの会」を企画し、感謝の気持ちを伝えた。
このありがとうの会では「オモエサンライズ」の曲をプレゼントした。
「忘れない いつまでも君を 新しい物語 綴っても…」で始まるこの曲は、閉校した重茂半島の学校への想いが込められているのだが、実習生にとっても、子どもたちにとっても、一緒に過ごした思い出を胸に新しい世界へ希望の一歩を踏み出してほしいというエールを込めて…。
子どもたちはみんな「図工の授業が楽しかった」と言い、お別れの握手では、実習生に抱きついて別れを惜しむ姿も見られた。実習生の目には涙が浮かんでいた。
退勤する実習生を見送り、職員室へ戻ると、机上に学校報(職員向け)が上がっていた。実習生の指導案が分かりやすかったというお褒めの言葉、担当教員を引き受けたことへの労いの言葉、先日、校長先生から「出勤早いですね」と話しかけられて「子どもたちに会うのが楽しくて…」と答えた時のことが載っていて、そう思われている子どもも、そう思いながら出勤する私も幸せだと書かれていた。
自他ともに認める幸せ者…やはりこの仕事が好きだ…と思った。
この3週間で、厳しさも楽しさも含めて…この仕事のやり甲斐を少しでも伝えることができていたら幸いである😊✨