風がヴギウギ

自由気ままな風の様に毎日を切り取っていく

故郷は・・・ 「鹿喰免」(かじきめん)と「鹿乙」 1

2020年06月12日 | 森田屋

昔 教科書で見たことがあったけど 全然 興味が無かった

今この「鹿喰免」(かじきめん)は 大社が発行しています

この「鹿喰免」と生家は深いつながりがあります

そのためには 高祖父である「弥平治 翁」について記載します

弥平治とは代々受け継がれた通り名で

高祖父の弥平治は 「音治」と言ったらしい。(如瓢とも言う)

 職は今で言えば、獣肉狩猟売買の大元締めのようなものであったと思える。 

日本に仏教が入ってきた時代、四足の獣を食べてはいけないという教えが広まっていた 

そこで、諏訪大社は、特別な御札を発行し、

この札を持っていれば仏の罰を受けないとしたのである。 

その許可書が、「鹿喰免」(かじきめん)である 

生家は、「鹿喰免」 諏方大祝の版木を所持・管理し、「鹿乙」と呼ばれていたのです。 

*又 生家は山岳信仰から山を守る「神官」をし 

「大祝(おおほうり)」の職についていた  

*今は 大社にその権利を返し 発行は大社で行っている 

「鹿乙」に関連すると

一族の屋敷神は、「鹿乙明神」

鎌倉時代、諷物(うたいもの)「諸神勧請段」所載あり 由緒正しいとされているが

父は鹿乙明神がどこにあるか探せなかったことを残念と記している

僕は仮説として、屋敷神であるということは、

生地の敷地内に昔「祠」があったと考えてもよいのではないか 

全ての人のためではなく、一族特定の屋敷神考えればどうだろうと思っている

 又、「鹿乙」(シシオト)で検索したところ、1つ面白い内容がヒットした 

「し・し・お・と」のあて文字が、「鹿・猪・□・兎」なら面白いという一行であり

問題は□に入る文字が解らないつづられていたが

 諏訪情報に記載されていた獣を当てはめると「鹿・猪・熊・兎」となる。

つまり、鹿喰免の御札により罰から逃れられるといっても、

捕らえた獣たちへの供養をかねて祭っていたと考えている。

(当て字とはいえ、読み方が解らない 山岳信仰とアイヌ語?) 

明神の意味は、祭神の神徳をたたえ、崇敬の意を表して、神名の下につけた尊称である

明神と称されるのは地域的な村とか

同族的な集団で祀(まつ)る神・神社が多かった

 屋敷神の意味は、宅地内の一隅や宅地続きの小区画に祀(まつ)られている神をいう

この2つから、考えると僕の説も1つの考え方となるが、祠を探す必要はある。

:父が明神様としてあげた 天狗山の祠 因みに 後ろのトチノキは 樹齢250年です

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 銭が無けりゃ・・・ | トップ | じじいの庭仕事・・・ 花が... »

コメントを投稿